3つの視点で映画「ちはやふる・下の句」の感想を述べてみる

      2016/06/19

どうも公認会話士です。

【ちはやふる 下の句】を観てきました!
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上の句の感想はこちら

あえて上の句と同じ映画館、同じ曜日、同じ時間を選択して観賞しましたが、お客の入りが2倍から3倍くらいありましたねぇ。
という事はまさか下の句の方が観客動員数が多い?
と、たかが1ヶ所の映画館で全て判断するのは早計過ぎますね。しかも今回はゴールデンウィーク中でしたし。
でも少なくとも「下の句が公開されたらすぐに観たい!」と思っていた人は多かったっぽいです。

さて、では早速今回も公認会話士らしく(?)3つの視点から感想を述べてみます。

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原作、アニメ版との比較をしない、一つの映画作品としての感想

「2作目から観てもちゃんと内容分かるから大丈夫だよ」みたいな構成の映画もありますが、【ちはやふる 下の句】の場合は完全に上の句を観た人だけを対象にした作りになってました。

自分達がかるたを頑張ってる姿を見せる事で、かるたを突然辞めてしまった旧友・新(あらた)に想いを伝えたい、という展開が中心にありつつ、もちろん本気で高校生の団体戦で全国優勝も狙っていくし、更に個人戦でもクイーン・若宮詩暢(わかみやしのぶ)に勝ちたい。という明確な目標に向けて千早が突き進んでいく内容です。
それぞれの想いが強烈にぶつかり合いながらも、信頼出来る仲間がいる事、皆で頑張る事で成長していく大切さを上手に描いていたと思います。

今作でもところどころで百人一首の意味と物語の内容とをリンクさせているところが良かったですね。
配役も結構はまり役が多かったと思います。特にクイーン・若宮詩暢を演じた松岡茉優さん。圧倒的な存在感でした。

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更に続編(完結編)を作る事も決定したそうで、千早対クイーン、楽しみですね。

原作、アニメ版のファンとしての感想

途中を大幅に省略、というか、千早達が1年生の時と2年生の時に出場した2回の全国大会を1つの大会にまとめた内容にしてました。
原作を読んでても気付かない人が結構いたんじゃないかな?と思います。それくらいかなり上手にまとめてあったんじゃないでしょうか。
ちなみに私は若宮詩暢(詩暢ちゃん)の大ファンなので気付きました。
詩暢ちゃんが団体戦についてあれこれ苦言を言うのと、千早に「またかるたしようね」と言われ「いつ?いつや?」と答えるくだりは、千早との2回目の対戦時ですからね。
(まぁ詩暢ちゃん激太り→激痩せのくだりは実写では難しいからなぁ、などとどうでも良い理由から1つにまとめたのかな?などと想像してみたり)

原作だとどうしても千早・太一・新が中心になってしまいますが、映画版はチームメイトの肉まんくん・机くん・かなちゃんも存在感があって良かったと思います。
まぁ時間的に仕方ないですが、個性的な強敵達が全然出てこないのはちょっと残念ですね。
続編では山城理音と逢坂恵夢くらい出てくると嬉しいですが、それもやはり時間的には無理っぽいのかな?

というか、続編の製作が決定した事でちょっと気になるのが、「そろそろ原作が終わってしまうのか?」という事です。
恐らく千早と太一と新の三角関係に片がついて、しかもクイーン戦で若宮詩暢との決着をつけるような内容になるはず。
だったら映画の公開前に原作で当然そこは描くのでは。
映画は来年の春頃にクランクインの予定だそうで、原作の最終回もその時期に合わせるのか、それとも映画の公開時期に合わせるのか……どうなる事やら。
っていうか、映画の続編の前にまず「アニメ3期」を製作して欲しいんですが……。

若宮詩暢ファンとしての感想

さて、前回はPerfumeファンとして感想を述べましたが、今回もPerfumeの出番はエンドロールだけだったので、違う視点で感想を述べたいと思います。
【ちはやふる】には、主人公の綾瀬千早の目標にしてライバルとなる、孤高の史上最年少クイーン・若宮詩暢の存在が不可欠です。
どのかるた会にも属さず、たった一人でかるたの腕を磨いてきた彼女は他を寄せ付けない圧倒的な実力で千早の前に立ちはだかるわけですが、ほとんど全ての対戦相手が途中で戦意喪失してしまう中、最後まで勝負を諦めない千早の存在を徐々に意識するようになります。
孤独である事、自分が誰よりもかるた好きだと断言出来る事、が彼女の原動力。

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まぁ私はこの詩暢ちゃんの原作初登場時にすっかり心を奪われてしまったわけですが、それもそのはず、もし私がこの【ちはやふる】を執筆するとしたら、確実に千早ではなく詩暢ちゃんの方を主役にするからです(私の作品を知ってる方なら言いたい事が大体分かってもらえると思います)。
そうなると当然タイトルは【ちはやふる】じゃなくて【しのぶれど】になりますね。

そんな私なので、それはまぁ厳しい目で松岡茉優さんの演技を食い入るように観てきました。
配役を聞いた時は「ちょっとイメージと違うんじゃないかな?」と思ってましたが、なかなかどうして、ちゃんと詩暢ちゃんになってました(どうして上から目線なんだよ、と言われそうですが)。
(良い意味で)心の篭ってない笑顔、正確に札を取る動き、人を寄せ付けない雰囲気、見事に再現されてたと思います。

ただ、内に秘めた闘争心と負けず嫌いがもっと見れたら嬉しかったかな、って感じですかね。そもそもそういうシーン自体無かったので仕方ないですが。
それと詩暢ちゃんはあんなにたくさん札は取られませんよ!って、それも松岡茉優さんのせいではなく、脚本の問題ですね。

というわけで、いかがだったでしょうか。
まだ上の句しか観てない方、たぶん楽しめると思いますので下の句も是非どうぞ。
どちらも観てない方も、上の句・下の句をどちらも上映してる映画館もあるみたいなので、興味があればどうぞ!

それではまた続編でお会いしましょう!

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