【会話ブログ】 ミッキー+ミニー

粉もの文化について話したら会話が粉まみれになった

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ブログネタ:粉もの、何が好き? 参加中

「粉ものの料理が好きな人って多いな」

「ちょっと、私に近寄らないでちょうだい」

「え?何で?会話出来ないじゃないか」

「うるさいわね。どうして私が違法な粉を所持していると思われているのか分からないけれど、ちょっと他人と発想の違う人を最初から疑っていたら更に個性の ない時代になってしまうわよ。何も生み出せなくなったアーティストが命と引き換えに薬物から発想をもらっているのを知らないのかしら」

「いきなり何の話をしてるんだ!?薬物じゃなくて、小麦粉の話だぞ!」

「うるさいわね。早速粉に独自のアレンジを加えて解釈してしまって悪かったわね。既に警察から目を付けられてしまったんじゃないかしら」

「いや、別にこれくらいの発言なら目は付けられないと思うぞ。明らかに薬物を肯定したり、言ってる内容が完全に意味が分からなかったら怪しまれるかもしれないけど」

「あらそう。そんな風に自分が自分なのかも分からない状態で生み出した作品を賞賛されて何が嬉しいのかしらね。普段の自分がいかにつまらない人間なのかを痛感して田舎に帰りたくなるだけじゃないかしら」

「まぁアーティストや創作活動をしてる人が全員田舎から出てきてるわけじゃないだろうけど……えーと、何の話だったっけ……?」

「何をごにょごにょお好み焼き屋で好きな具材を組み合わせたり、焼き方やソースを細かく指示していたところ、突然店員が【そんなうるさい事を言うなら帰っ てくれ】と言い出して、お好み焼きを名乗っているクセに一体何がお好みなのかわけが分からなくなってしまった男のようにつぶやいているのかしら、気持ち悪 いわね。とにかくもう話題がうどんのように伸びきってしまって何が何だかさっぱり分からないわね」

「ああ、そうそう、粉ものの話だぞ。っていうか、まだ粉ものの話はほとんどしてないぞ。それこそ色んな料理があるけど、好きな人は多いだろうな」

「さぁ、どうかしらね。そんなに種類があるという事は、まだ正解の料理がないのかもしれないわよ。確実に美味しい料理が一つあれば、それに小麦粉を使わないと勿体無い、という考えになるでしょうからね。ジャガイモと比べたらまだまだ甘いんじゃないかしら」

「いや、お前はフライドポテトしか食べないけど、ジャガイモ料理だってかなりたくさんあると思うぞ……」

「あらそう。細いのとか少し太いのとか皮つきとか波型とか、最近では輪切りにしたものをフライドポテトとして売っているお店もあるわね」

「フライドポテトの種類じゃないぞ!コロッケとか肉じゃがとかポテトサラダみたいな意味で言ったんだ!」

「うるさいわね。冗談に決まってるじゃないの。じゃがバターみたいな女で悪かったわね」

「いや、よく分からないけど……お前にとってじゃがバターは冗談みたいな料理なのか?えーと、とにかく、粉もので一番人気があるのって何だろうな?それこそ主食からスイーツから、あらゆる料理に使われてるからな」

「あらそう。そこまでして料理に取り入れたいと思うくらい美味しいならそのまま小麦粉を粉末の薬みたいに飲めば良いんじゃないかしら。きっと小麦粉の風味 が口いっぱいに広がるんでしょうからね。そういう味を絶賛しているグルメリポーターがたくさんいる事を私は知っているわよ」

「そんなのを口に入れたら口の中の水分がなくなって大変な事になるぞ!水と一緒に飲んでも薬みたいにすぐに溶けない気がするし!」

「うるさいわね。いつまでも口の中に味が残るなんて最高の贅沢じゃないの。【食べながら死ねたら本望】などと言っている人がたくさんいる事を私は知っているわよ」

「いや、実際に死んじゃったら苦しいだけだと思うけど……と、とにかく僕はうどんが好きなんだけど、結構上位には食い込むだろうな」

「あらそう。だったらうどんをみじん切りにして元の小麦粉みたいに細かくしたら面白いかもしれないわね」

「おい、それじゃさっきまでの危険な食べ方と一緒じゃないか。どうしてわざわざ変な形の食べ方ばかり言うんだ?」

「うるさいわね。既存の概念から外れた瞬間に何かとんでもない新製品が生み出されるのよ。小麦粉史上に残る不人気商品の誕生じゃないかしら」

「だったら普通にうどんを食べた方が良いじゃないか……全く。まぁパンもお好み焼きもたこ焼きもケーキも美味しいけど、やっぱり僕はうどんかな」

「あらそう。だったらうどんを見掛けるたびに切り刻む必要があるかしら。のどにつかえたら大変だものね」

「別に食べ慣れてるからのどにつかえたりしないぞ!さっきの話じゃないけど、切り刻んだ方が危ない気がするぞ!」

「違うわよ。小麦粉そっぽを小麦粉向かれたら小麦粉大変、って小麦粉言ったの。うどん小麦粉よりも私を小麦粉見て小麦粉欲しいじゃないの小麦粉。って、小麦粉何を言わせるの小麦粉かしら、みっとも小麦粉ないわね」

「えっ!?ちょっと、何を言ってるのか全く分からなかったぞ?小麦粉がどうしたって?」

「うるさいわね。障害物競走で小麦粉の中に飴が隠れていたりするじゃないの。甘い飴が舐めたかったら小麦粉の中から探したらどうかしら」

「えーと、要するに甘い言葉を小麦粉の中に隠してたのか……?いきなりそんな事をされても……何て言ってたっけ……?」

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