どうも公認会話士です。
今年からようやく舞台の仕事も入り始めた欅坂46とけやき坂46のメンバー達ですが、ついに乃木坂46とがっつり共演する舞台が上演されました。
※初共演というわけではありません。
映画「コープスパーティー」で生駒里奈さんと石森虹花さんが、
舞台「七色いんこ」で伊藤純奈さんと松田好花さんが、それぞれ過去に共演してます。
それはさておき、今回私は運良くチケットに当選して観劇してきたので、感想を述べたいと思います。
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今回観てきた舞台の名は「ザンビ」。
公式ホームページによると「ザンビプロジェクト第1弾 ザンビ舞台公演決定」などと書かれているものの、どういう物語なのか、どういうプロジェクトなのか、詳細は何のこっちゃ全然分かりません。
1つだけ明らかなのは、主演の6人がダブルキャストになっている点です。
TEAM “RED”
与田祐希(乃木坂46)
山下美月(乃木坂46)
小林由依(欅坂46)
土生瑞穂(欅坂46)
齊藤京子(けやき坂46)
小坂菜緒(けやき坂46)
TEAM “BLUE”
久保史緒里(乃木坂46)
梅澤美波(乃木坂46)
菅井友香(欅坂46)
守屋 茜(欅坂46)
柿崎芽実(けやき坂46)
加藤史帆(けやき坂46)
というわけで、同じ内容の舞台を2つのチームが日替わりで演じます。
今年上演された乃木坂46によるセーラームーンの舞台と似たカンジですね。
今回も両方観たかったんですが、私はTEAM”RED”のチケットしか当たらなかったので、そちらを観てきました。
ちなみに公式ホームページでは詳細が分からないですが、8月に開催された乃木坂46のライブ中に「第1弾:舞台化」「第2弾:ドラマ化」というところまでは発表されてます。
そして最も気になる物語の内容については、公式プロモーション動画を観れば何となく世界観が掴めるのではないかと。
さて、では今回の劇場となるTOKYO DOME CITY HALLを紹介しておきましょう。
名前の通り東京ドームシティ内にある劇場で、客席は3階席まであり、更に1階のステージ付近を立ち見のアリーナとして使うと最大で3000人も収容出来る大型のイベントホールです。
有名なミュージカル作品というわけでもない舞台をここまでの規模の劇場で上演するのは珍しいですね。
ただ客席を広く取るわけではなく、舞台を広めに取っていたので、実際の客数は1000前後だったんじゃないかと思います。
それでも普通の劇場より客席が多いですけどね。
恐らく全体的に観やすかったと思いますが、後方の席や2階席3階席の場合はオペラグラスなどを持っていく方が無難だと思います。
ちなみに私はオペラグラスは持っていきませんでした。
何を隠そう、今回私は「ザンビスペシャルシート」に当選したんです!
それがどんな席かと言いますと……
なんと、舞台の上にある席なんです!
要するに出演者達と同じ舞台から観劇出来てしまうという席。
実は最近はそういう席を設ける舞台作品がちらほらあるんです。
舞台の演出上、エキストラとして群衆が必要なので、せっかくだから観劇に来たお客を群衆にしてしまおう、という場合もあります。
ちなみにザンビスペシャルシートは舞台中央をくり抜いた場所に作られていたので、他の席のお客からはあまり見えないようになってました(2階席や3階席からは丸見えだったと思いますが)。
各公演、たったの38枚しか用意されてない席で、一応抽選にエントリーしたものの、まさか当選するとは思いませんでした!
まぁチケット代はとんでもなかった(3万円)ですが……出演者達を舞台の上から目の前で観れるのでとても贅沢でした。
では、なるべくネタバレしないように舞台の感想を述べていきましょう。
「ゾンビが出てくる作品ではない」みたいな事を強調してはいますが、あくまで【ゾンビ】と呼ばずに【ザンビ】と呼んでいるだけで、ザンビの基本能力はゾンビとよく似てます。
・ザンビに首筋を噛まれるとザンビになる
・心臓や脳を破壊しても死なず、延髄を破壊しなければならない
・力が強く、人間に襲い掛かってくる
みたいなカンジです。
ただ、理性や思考能力が全く無いザンビもいれば、そうでないザンビもいる、というのが新しかったですかね。
自分が既にザンビに感染している事に気付いていない、というケースも見受けられましたが、その辺は詳しい解説が無かったので理由はよく分かりません。
ドラマ版がどうなるのかは分からないですが、舞台版はまぁまぁ救いの無い悲劇でした。
次に、主演のメンバー達の寸評を載せておきます。
与田祐希……3期生ながら既に乃木坂の中心メンバーとして活躍中の彼女ですが、生で観るのは今回が初めてです。
今回はいきなりの主役でしたが、実に堂々として見事なものでした。
普段は振り付けを間違えたりフォーメーションが分からなくなったり、と(良い意味で)危なっかしさもある彼女ですが、そんな要素は全く感じられません。
役のキャラクターが与田ちゃんに合っていたとも思います。
今後も舞台の仕事に積極的に参加して欲しいです!
山下美月……彼女の舞台は「セーラームーン」に続いて2作品目です。
今回は最初から精神が崩壊寸前の難しい役柄でしたが、セーラームーンで主演を務めた経験は伊達ではないですね。
女優としてずいぶん成長したと思います(何様だよ、ってカンジですが)。
与田ちゃん同様、今後の乃木坂を背負っていくメンバーだと思うので、舞台の仕事も続けていって欲しいです。
小林由依……小林さんを観るのは今回が初めてです。漢字欅のメンバーは今まで全然生で観る機会がなかったので、ついに観れた!というカンジですね。
ファーストシングルからユニット曲を担当していた中心メンバーだけあって、存在感は抜群です。
普段のキャラクターと違って気が強かったのも新鮮で良かったですね。
漢字欅よりもひらがなけやきの方が舞台の出演も積極的な気がするので、漢字メンバーも今後いっぱい出演して欲しいです。
土生瑞穂……土生さんも観るのは今回が初めてです。
坂道グループ一の長身でスタイル抜群の土生さん、男勝りのかなり勝気なキャラクターです。
番組でよく男装させられてるので、そのイメージも強いんですかね。
とはいえ普段は天然で大人しいキャラなので、こちらも新鮮です。
小林さんとはデュエット曲も担当してるだけあって、歌のシーンの息もぴったりでした。
齊藤京子……齊藤さんの舞台は「マギアレコード」以来2作品目です。
前回は低音ボイスを生かした格好良い役でしたが、今回は漢字欅の二人の後輩、という可愛らしい役どころ。
かと思いきや最後はやっぱり切れの良いキャラクターに変貌し……というカンジ。
普段は何でも出来そうで何も出来ない見掛け倒しキャラ(褒め言葉ですよ)ですが、舞台ではその自信満々な様子が安心感を与え、落ち着いて観ていられます。
女優としてかなり大成しそうな予感がする人です。
小坂菜緒……小坂さんを観るのは今回が初めてです。
ひらがな2期生きっての人気者だけあって、とんでもない美少女!
いや、もちろん全員美人なんですが、まさに正統派美少女って雰囲気がスゴイです。
ちょっと声が細いのが気になりますが、そこはきっと今後改善されていく事でしょう!
さて、ではせっかく特別な席で観てきたので、ザンビスペシャルシートの感想を述べたいと思います。
注意書きとして、もしかしたら濡れたり汚れたりするかも?との事。
そのため、ザンビスペシャルシートのお客だけは入り口でレインコートまで渡されます。
パッと見、何の変哲も無い安物のレインコートですが、実はこのレインコート、ランダムで主演の6人の誰かのサイン入りとなってます。
そのため、上演前にザンビスペシャルシートのお客同士で即席交換会が開催されました。
みんな自分の推しメンのレインコートが欲しいんですね。
メンバー全員のファンである私は別に誰のレインコートでも良かったんですが、開封してみたら小坂さんのレインコートでした。
それが判明した途端にすぐ後ろの席の方から交換を依頼されました。
そうして土生さんのレインコートと交換した私は、今度は与田ちゃんのレインコートを持つ方と交換する事に。
というわけで、最終的に与田ちゃんのレインコートを持って帰ってきました。
舞台を観劇して他のお客達と交流する事なんてまず無い事なので、中々面白かったです。
そんな事をしていると、上演15分くらい前に舞台上のスクリーンには主演の6人が映し出され、「新たにザンビ菌の感染が疑われ、今日確保された人間の名簿(だったかな?)」を読み上げるんですが、どうやらザンビスペシャルシートに座っているお客全員の名前を読み上げてくれる特別サービスだったみたいです(ザンビスペシャルシートだけはチケット申し込み時に本名を登録、入場時には身分証の提示が義務付けられてます)。
ちなみに私の名前は齊藤京子さんが呼んでくれました。
さて、ではいざザンビスペシャルシートから舞台を観た感想ですが、とにかく特等席過ぎてビックリ!
ザンビスペシャルシートは2列になってたんですが、私の席はなんと前列の真ん中!
どうして日頃たいした行いをしてない私がこんな究極の席に当たったのか、理解出来ません。
舞台までの距離はたったの1メートル。
今をときめく人気アイドル達全員が目の前を行き来してます。
特に与田ちゃんと山下さんが舞台に腰掛けて目の前で座って話してくれるシーンが数回あって、その近さは本当に凄かったです。
手を伸ばせば触れられそうな距離なので、与田ちゃんの爪健康的だなぁ、とか、そんなのまでしっかり見えます。
その代わり、背後で演技されてしまうと振り返り続けるのがちょっと辛いのと、ずっと見上げてる形になるので、かなり首と肩は疲れました。
そして気になる「濡れる&汚れる問題」ですが、特に汚れるような事態にならないんじゃないかと思います。
濡れるのもほんのちょっとです。
みんな勿体無くて誰もレインコートは使ってなかったですが、特に使う必要は無いでしょう!
買ったのはパンフレット2種類と、ポストカード12枚(全員)セットのみ。
坂道シリーズの舞台公演らしく色んなグッズを売ってましたが、ザンビスペシャルシートで思わぬ散財をしたので最低限のものだけ購入しました。
ザンビスペシャルシートのお客だけグッズを優先的に並ばずに購入出来る、という特典があるので、売り場のお姉さんも「これだけ?」とでも言いたげな微妙な間がありましたが……。
とにかく今後のザンビプロジェクトにも期待しましょう!
以上、舞台「ザンビ」の感想でした!
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View Comments
この舞台を観ていると、ザンビアやモザンビークの方々も賛美歌(サンビ歌)を歌いたくなるくらいにしあわせになれるんでしょうね。
「あらそう。出産間近の人が観劇したら安産日和になったりするのかしらね。海のシーンが結構重要らしいけれど、実はサウザンビーチだったのかしら」
ザンビシートの方が襲い掛からなくて良かったです。今頃留置所で意味不明な供述をしていたことでしょう。
「あら、そうね。そういう意味では結構警護は手薄だったと思うけれど、全員顔も名前も住所も判明していると下手な事は出来ない、という事なのかしらね。今後犯罪を未然に防ぐための監視社会化へのヒントとなりそうね」
いろんな意味でおいしいシートですね。
帰るとき誰か食べられてませんでしたか?
「あら、そうね。皆それぞれ既に誰かに心を食べられていたんでしょうけれど、新たに別のメンバーに食べられてしまった人も多かったんじゃないかしら。書き留めている人も齊藤京子さんと小坂菜緒さんには食べられそうになったみたいね」
おはようございます。
ザンビ スペシャルシート
おめでとうございます(^-^)/
「日頃の行いが良いから当選した」
と言うことにしましょう(笑)
「あら、どうなのかしらね。他の席と同じ価格帯なら最高だったんでしょうけれどね。でもずいぶん楽しめたみたいだから安い買い物だったのかもしれないわね」