どうも公認会話士です。
このたび、乃木坂46の井上小百合さんが出演する舞台「SLANG」を観てきました。
公演期間は6月20日~30日と、そんなに長くありません。
当日券は抽選ですが用意されてるみたいでした。
私は初日公演が第1希望だったんですが、チケットの抽選に外れてしまいまして、第2希望の26日の公演を観てきました。
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TXTとは高橋悠也(T)と東映(T)が掛け合わさった(X)
「言葉を生業にする者の作品」の意。
『仮面ライダーエグゼイド』で仮面ライダーシリーズに
メインライターとして参加した「高橋悠也」と、
仮面ライダーシリーズを手掛ける「東映」が 手を組み、
新たなコラボレーション作品を 生み出していくプロジェクトを立ち上げました。
高橋悠也が脚本だけではなく、演出も手掛け、
完全オリジナルの戯曲・キャラクターを生み出し、
東映がプロデュースしていくプロジェクト。
その第一弾企画として、 2019年6月に演劇作品を上演します。
(公式ホームページより)
という事で、脚本家の名前を前面に押し出した舞台作品ですね。
乃木坂ファンの私のように出演者を目当てに舞台を観る人だけでなく、監督だったり脚本家だったり劇団だったりを目当てに舞台を観る人もいるわけで、この宣伝方法は間違いではないでしょう。
SLANG(スラング)とは俗語の英訳。
特定の職業・年代・環境・趣味を共通にする
集団でのみ通用する 隠語・略語・俗語。進化か。退化か。
言葉は常に変化し続けている。
我々はまるで暗号のように新しい言葉を創造し、
特定の集団でのみ共有する。
使い古されたものを嫌い、創造者であろうとする。
彼らも例外ではない。
彼らの言葉を鵜呑みにしてはならない。
彼らの言葉は真実にして虚構。
それは彼らにしか通用しない『スラング』だからだ。
そこは現代か、それとも近未来か。
誰もが個人チャンネルを持ち、
睡眠時に見る夢を世界中に配信できる世界。
日夜、ユーザーに様々なジャンルの夢を公開する
『夢人』たちがいた。
睡眠時間すらも有効活用される世の中。
人々は好きな夢人を登録し、
同じ夢を共有し、夜の快楽を求める。
夢の中で繰り広げられる物語は、
ただの作り話なのか、それとも、現実なのか。
現実と虚構、異なる物語が交錯し、
思いがけない真実の世界へと繋がっていく。
(公式ホームページより)
というわけで、タイトルの通りスラングをテーマにした物語です。
一応こっちも言葉に関しては専門家だと思ってるので、ちょっと厳しい目で観てみよう、と気を引き締めての観劇となりました。
さて、舞台の感想の前に、まずは劇場を紹介しておきましょう。
名前の通り、読売新聞東京本社ビルの中にある劇場です。
大手町とか日比谷とか銀座とか有楽町とか、このエリアは劇場がいっぱいあり、毎日多くの作品が上演されてます。
私も都民の端くれですが、いつかこの辺に住んで毎日色んな舞台を観たいなぁ、とも思います。
家賃とチケット代で1ヶ月ももたずに破産しそうですが。
さて、今回初めてのよみうり大手町ホールでしたが、座席数は501と、標準的な劇場より少し小さめです。
でもどちらかと言うと横幅が狭くて奥行きがある形なので、後方の席の人はオペラグラスを持っていく方が良いと思います。
では、なるべくネタバレしないように舞台の感想を。
「言葉の強さ」みたいなものがテーマになってるんじゃないかと思います。
言葉は人を生かしも殺しもするものですが、今作は「大切な人を言葉で殺す」選択をするのが面白かったですね。
ちょっとネタバレですが、夢の世界を舞台にした事でそれを実現させてます。
現実の世界に帰してあげるために、夢の世界にいる主人公を殺さなければならない、みたいな。
重くなりそうなテーマですが、ところどころに笑いの要素もあり、最後まで飽きさせない内容になってたと思います。
では最後に井上小百合さんの寸評を載せておきます。
彼女の舞台を観るのは「夜曲nocturn」「セーラームーン」「あさひなぐ」「墓場、女子高生」に次いで5作品目です。
樋口日奈さんと伊藤純奈さんと同様に舞台出演が多いのでかなり観劇回数が増えてきました。
今回は陽気なキャラクターの中に隠された攻撃的かつ情熱的な性格が徐々に引き出されていく、みたいな難しい役どころでしたが、経験豊富な井上さんだけあって楽しそうにダイナミックに演じてました。
ヒロインなので出番も多くて大満足です。
1期生の卒業が相次いでますが、まだまだ後輩を引っ張るお姉さんとして頑張って欲しいです。
他にはポスターとかブロマイドとか、珍しいところではYシャツなんかも売ってました。
舞台時間は1時間45分。
終演後もグッズは購入出来るので、たくさん買いたい方は後でも大丈夫です。
以上、舞台「SLANG」の感想でした!
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View Comments
あなたもサユリストですか?
「あら、そうね。きっと色々なリストに入っているんじゃないかしら。色々なサユリにもまた興味があるみたいだものね」
舞台時間1時間45分って 普通の?映画くらいの長さは あるんですね(舞台のレビューで 前に時間書かれていたなら なんかすみません 今まで時間あまり気にしていませんでした)
なんて言うか 舞台って もっと短いイメージあって(私の舞台のレベルは 学園祭レベル)
せっかく観に行って 見応えなかったらさびしいなって
「あらそう。大体2時間が標準的な長さじゃないかしら。その辺は映画と同じかしらね。途中に休憩が入るミュージカルとかになると、3時間近い作品もあるみたいよ」
夢の芝居だったんですねえ。
恋のからくりはありましたか?
「あら、どうかしらね。幕が開いたから稽古不足ではなかったみたいよ」
ここもSLANGみたいなものですからね。いつか影の支配者の書き留めている人を言葉で殺して、現実の世界と向き合わなければなりませんね。
「あら、そうね。書き留めている人をいつか抹殺して好き勝手やっていけるようになると良いわね。世界を隔てている壁を壊す言葉が必要なんでしょうね」