どうも公認会話士です。
乃木坂46の新キャプテンに就任した秋元真夏さんと、日向坂46の齊藤京子さんがワカメちゃん役で出演する舞台「サザエさん」を観てきました。
といっても二人はWキャストなので、同時に出演するわけではありません。
私が観たのは齊藤京子さんが出演する回です。
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東京公演
2019年9月3日(火)~17日(火)
明治座
福岡公演
2019年9月28日(土)~10月13日(日)
博多座
というわけで、1ヶ月以上に及ぶ比較的期間の長い舞台です。
作品は誰もが知ってる国民的アニメですし、出演者も有名な方ばかりなので、人気がある事が窺えます。
ただ、公演開始時間が11時からと16時からで、かなり早い時間です。
公演時間がかなり長い事が影響しているようです。
私が秋元真夏さんの出演する回を観れなかったのも、この公演時間のせいでスケジュールの都合がつかなかったのが原因です。
当日券で観ようと思っている方、どの日にどちらが出演するのかは、公式ホームページにて確認してください。
みんながよく知っている「サザエさん」から、
10年経った磯野家とは!?
サザエ(藤原紀香)は変わらず、あのヘアスタイルなのか? おっちょこちょいでお調子者のサザエに様々な問題がのしかかる!? マスオ(葛山信吾)は出世はしたものの、毎晩帰りが遅く疲れている様子。波平(松平健)は定年退職し、暇を持て余している。フネ(高橋惠子)はそんな家族の悩みを、タマ(酒井敏也)に日々語りかけている。そしてカツオ(荒牧慶彦)は、なんと大学生、ワカメ(秋元真夏・齊藤京子)は専門学校に通い、タラオ(大平峻也)も、もう中学生。大人の階段をのぼっていく子供たちに、悩みは絶えない・・・
(公式ホームページより)
というわけで、10年後のサザエさん一家を描いた作品です。
そのままの年齢設定だと恐らくタラちゃんを演じる子役を見付けるのが大変なんだと思います。
それはそうと、サザエさんって30分で3話のパッケージが出来上がってしまっているので、2時間近い舞台にするのは逆に大変な気がします。
その辺も踏まえて観劇してきました。
では舞台の感想の前に、東京公演の劇場となる明治座の紹介をしておきましょう。
名前の通り、明治6年創業の歴史のある劇場ですね。
とはいえ、現在は平成5年に建てられた浜町センタービル内にあります。
座席数は1368で、大きめの劇場と言えるでしょう。
受付でオペラグラスの貸し出しを行っているのも、歴史のある大きな劇場ならでは、というカンジですね。
でも数に限りもあると思うので、なるべく自分で持っていった方が良いです。
ではなるべくネタバレしないように感想を。
まず、観客に高齢の方がかなり多くて、ちょっと驚きました。
作品がサザエさんだから、というよりも、明治座だから、というのがどうやら理由のようです。
明治座で舞台を観る、というのが習慣として染み付いている年配の方が結構いるみたいで、それは今までの舞台では経験が無かったので興味深かったですね。
公演開始時間が早いのも、年配の方の観劇習慣に合わせているんだと思います。
更に中には食堂もあって、売店でお弁当もたくさん売ってて、最初は何故だろうと思ったんですが、何と30分の休憩が2回も入る構成になってました(45分、45分、65分の3部構成)。
どうやら明治座で公演する舞台は長い休憩が入る構成になっているのが常識のようで、多くの人が自分の席でお弁当を食べてました。
これもまた過去に観た舞台では経験のない事だったので面白かったです。
さて、では舞台の感想ですが、アニメ版よりも笑いの要素が多くて楽しめました。
サザエさんらしくない今の時代に合わせた家族問題だったり、シリアスな家族内のやり取りなど、10年後という設定をよく活かしてます。
かといってアニメの世界観を壊してないので、誰にでも楽しめるんじゃないかと思います。
最後はまさかサザエさんで感動して泣かされるとは思わなかったので、良い意味で予想を裏切られました。
自分さえ良ければ他はどうでもよくて、他人の気持ちどころか家族の気持ちすら分からない人が増えている世の中ですが、あのサザエさん一家の食卓に解決する答えが隠されているのかもしれない、とハッと気付かされました。
では最後に齊藤京子さんの寸評を。
齊藤京子さんの舞台を観るのは「マギアレコード」「ザンビ」に続いて3作品目ですね。
何だかんだ乃木坂以外のメンバーの観劇回数も増えてきました。
「ザンビ」の舞台では、スペシャルシートの観客の名前を呼んでくれる演出がありましたが、私の名前を呼んでくれたのが齊藤さんだったので、勝手に縁がある気がしてます。
演技は唯一の真面目キャラ、とも言えるワカメちゃん役ですし、盛り上げる役でも笑いを取る役でもないので、ファン以外にはあんまり印象に残らなかったかもしれません。
初舞台の秋元さんが経験を積むにはちょうど良かったかもしれないですが、経験豊富な齊藤さんにはちょっと物足りなかったかも?
中には他にも色々と明治座ならではの商品を売ってるので、売店を見てるだけでも楽しめると思います。
以上、舞台「サザエさん」の感想でした!
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秋元真夏さんの動画見ましたが、ワカメちゃんカットが板についてると言いますか、ハマってますの。
ヘルメット型だと思います。
服装もそれっぽく地味なんですが、再現し切れていますね。
「あらそう。顔立ちがあっさりしているから、逆に色々な扮装が似合うのかもしれないわね。ツッコミにもボケにもなれるし、キャプテンにもなれる逸材だものね」
察するに出演者も幕間におにぎりくらい
食べないと持ちそうにないですね。
ワカメおにぎりかな?
「あら、そうね。サザエのつぼ焼きとかカツオのたたきとか船盛りとか、それぞれが何か食べているんじゃないかしら。波平さんも波型のフライドポテトを食べているのかしらね」
楽屋は宴会なのか。
おはようございます。
サザエさん、
日常生活の舞台ですね。
観易く好感度アップしますや(^-^)/
「あら、そうね。観劇している人達と比べて舞台上の方がよっぽど日常が繰り広げられていたんじゃないかしら。それでも盛り上がるのが作品の強みなんでしょうね」
もう何年もテレビ放映を観ていないですね。
10年後という設定もなじめるかもしれません。やっぱり買い物に行ってクレジットカードかラインペイでお支払いするのでしょうか?財布を忘れても、もう大丈夫ですね。
「あらそう。たまに観ると声が違っていて驚くかもしれないわね。そういう点では舞台版は意外と声が似ている人も多かったらしいわよ。今度テレビ版の実写ドラマで20年後を放送するらしいけれど、一体どうなるのかしらね」