どうも公認会話士です。
先週のルパン三世に続いて、今週も映画を観てきました。
タイトルは「屍人荘の殺人」で、「しじんそう」と読みます。
予告編などで結構作品にも興味がありましたが、Perfumeが主題歌を歌う事が発表された瞬間に観ようと思った映画です。
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今村昌弘のデビュー作「屍人荘の殺人」は新人作家としては前代未聞の国内主要ミステリー賞を総なめにし、4冠を達成!!ミステリー界に大事件を巻き起こした。
奇想と本格ミステリーが見事に融合し、斬新なトリックの数々で日本中を驚かせた超話題作が豪華キャスト・スタッフにより早くも実写映画化する!
監督はドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」や「民王」など、見る人を“やみつき”にさせる意欲作を数々と生み出す鬼才・木村ひさし。
脚本を手掛けるのは、「TRICK」シリーズや「金田一少年の事件簿」などミステリー作品に定評がある 蒔田光治。
トップクリエイター同士の2人が、原作の良さはそのままに映像化ならではの大胆なアレンジの数々に挑む。
出演者には、当代随一の若手実力派俳優・神木隆之介、コメディエンヌとしても才能を開花させた大人気女優・浜辺美波、そして人気急上昇中の今最も旬な俳優・中村倫也ほか若手からベテランまで邦画界を代表する個性豊かな俳優陣が大集結!
さらに主題歌を担当するのは、今年デビュー15周年、結成20周年イヤーがスタートし、9月に初のベストアルバムをリリースしたばかりの3人組テクノユニット Perfume。
この記念すべきタイミングに新曲「再生」が、衝撃の展開を迎えるエンディングを鮮やかに彩る。
(公式ホームページより)
原作・主演・監督・脚本・主題歌と、とにかく人気で有名な人達を集めた、というカンジですね。
これでコケたら大騒ぎ、という気がしますが、映画というのは製作費よりも内容が重要なので、出来が気になるところです。
神紅大学のミステリー愛好会に所属する葉村譲(神木隆之介)と明智恭介(中村倫也)は学内の事件を推理する自称【ホームズ】と【ワトソン】。
しかし葉村はミステリー小説オタクなのに全く推理が当たらない万年助手。
事件の匂いを嗅ぎつけては首を突っ込む会長の明智に振り回される日々を送っていた。
そんなある日、2人の前に剣崎比留子(浜辺美波)という謎の美人女子大生探偵が現れ、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ちかける。
部員宛てに謎の脅迫状が届いたこと、去年の参加者の中に行方知れずの女子部員がいることを伝え、葉村と明智の興味をひく。
3人が向かった先は山奥に佇むペンション【紫湛荘(しじんそう)】。
そこに次々と現れるクセモノだらけの宿泊者。
しかし葉村たちは想像を絶する異常事態に巻き込まれ、立て篭もりを余儀なくされる。
一夜が明け、ひとりの惨殺死体が発見される。
それは死因もトリックも全てが前代未聞の連続殺人の幕開けだった――――。
(公式ホームページより)
もちろんトリックや謎解きが重要な部分になるとは思いますが、過去のドラマを観る限りかなりコメディに走る傾向がある監督を起用しているので、そっちも注目ですかね。
では早速、なるべくネタバレしないように感想を。
まず、原作を読んでない方はかなりビックリの展開になる事は間違いないです。
私も謎解きのミステリー映画を観るつもりでいたんですが、「えっ?この映画って○○○映画だったの!?」というカンジ。
予告編でもこの映画の最も大きな要素を完全に隠してあるので、私もその意図を汲んで言わないようにしときます。
しばらく面食らいますが、緊迫感があってテンポも良くて、笑いの要素もあって飽きさせません。
この監督の特徴(?)である、しつこいやり取りやプロレスネタも満載です。
ちゃんと謎解き要素もたくさんあって良かったと思います。
神木隆之介さんのファンや浜辺美波さんのファンはきっと大満足の映画です。
中村倫也さんのファンはちょっと消化不良かもしれないですね。
私としては最近大注目中の山田杏奈さんが出演しているのも密かな楽しみの一つだったんですが、凄く重要な役どころだったので個人的に満足です。
さて、最後にPerfumeの主題歌「再生」の感想を。
デビュー15年を記念して発売された初のベストアルバム「P Cubed」、そしてライブ「Reframe 2019」によって今までの活動に一区切りを打った印象のPerfumeですが、そんな3人の新曲がこの「再生」です。
今までのPerfumeで満足せず、もう一段も二段も上のPerfumeを新たに作っていくよ!という、ファンに向けて凄く大きなメッセージが篭った曲だと思いますが、ちゃんと映画の内容ともリンクしていて良かったと思います。
どうせなら劇中歌とかBGMにもPerfumeを起用すれば良いのにな、とは思いましたが、主題歌に起用してくれた製作陣に感謝です。
以上、映画「屍人荘の殺人」の感想でした!
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小説(映画化されるって知りませんでした…でも帯になんか書いてあったような気がします)持ってるんだけど (残念?な事に)積本です
映画で 大物俳優を沢山集めてって言うのは あまり好きではないんだけど 予告みてたら すごく面白そうです 純粋に観てみたいって思いました(ほんとに観るかも知れません)
浜辺美波さんが出てるし…
「あらそう。この場合は読んでから観るのが良いのかどうか、判断が難しそうね。でも何も知らない方が楽しめるのかしら。先に原作を知ってしまうと映像化に不満を抱くケースが多いものね」
15人の容疑者って多いですね。
Perfumeの音楽も使われる幅が広がって、昔のユーミンみたいになってもいいと思いました。
「あら、そうね。ドラマや映画でもっと使われるようになると良いわね。突然使われまくるとそれもまた不思議な感覚になりそうだけれど」
実は(ア)(ニ)(メ)映画だったんじゃ
ないですか?
写実主義のアニメーターが実写のような
絵を描いてるとか。
「あら、そうね。今ならそれくらいの技術があっても不思議ではないものね。時間とお金をかけてそうする理由までは分からないけれど。もし出演者が不祥事を起こしても、実は絵だから大丈夫、という事かしら」
ば、万全の危機管理なんだな。
書き留めている人の見に行く映画や演劇は、基本的に外さないと思うのですよね。それに、そんな方が驚くくらいですから、観てのお楽しみでしょうか!
「あらそう。どれくらい面白いか知らずに観ているはずだけれど、かなり信頼されているのね。あれこれ楽しみ方を見付けながら観ているだけかもしれないけれど」
おはようございます。
TRICK脚本してる人ね。
あの流れだと、イケますよ(笑)
「あらそう。何だか好みに合う監督とか作家というのがいるでしょうからね。たまにはとんでもない異色作とかもあるんでしょうけれど」