注目を浴びるような人になるにはまず太陽の光を浴びなければならない理由

ブログネタ:太陽と注目、今浴びたいのはどっち?

ミッキー
何か最近気になってる事ってあるか?
ミニー
……十人十色というけれど、どうして人も物もここまで存在のありように違いが出てくるのかしら。全てが輝いているのかしら?それとも一部の存在のみが輝いていて、近くのものも輝いているように見えるのかしら。輝きは生まれ持った天賦の才なのか、それとも成長の過程で身についた事なのか、前者だったらどうにもならないし、そうしたケースもあるでしょうけれど、多くはきっと後者なんでしょうね
ミッキー
おい、大丈夫か?何か哲学的な事を言ってるけど、悩みがあるのか?
ミニー
………………
ミッキー
お、おい、お前のためなら何でもするぞ。何か悩みがあるなら言ってくれ
ミニー
……という事は私にも輝く存在になる事が出来るという可能性があるけれど、果たして本当の意味での輝きなのかしら。先程の考えを元にすると、輝いているものに照らされている状態のままではずっと勘違いしているだけの恐れがあるわね。例えば満月のようなもので、昼間の地球のようなもので、実は輝いているように見えているだけの紛い物の輝きよ
ミッキー
うーん、一体何の事なんだ……?何だか悩みが深そうなのが気になるな……最近何か気になってる事があるなら……
ミニー
うるさいわね。さっきから何を言っているのかさっぱり分からないわ。あなたよりも理解出来ない事を言い出す人が果たしてこの世にいるのかしら
ミッキー
こら!今回に関しては僕の台詞だと思うぞ!さっきから一体何の話をしてるんだ?
ミニー
……今後私がどれだけ注目を集める存在になるのか分からないけれど、私にはきっと太陽の輝きが最も重要なんでしょうね。何があってもどこにいても、私の心を照らす太陽の存在さえ見失わなければ私の芯も存在の基本概念もブレる事は無いはずよ
ミッキー
うーん、この際話を合わせた方が良いんだろうか。えーと、お前は注目を集めたくないと思ってるのか?
ミニー
引っぱたくわよ
ミッキー
何でだよ!せっかく話を合わせたのに!
ミニー
うるさいわね。【お前のように真っ暗で真っ黒な、焦げたヤキイモのようなきな臭い女は黙っていても同情や哀れみの注目を集めるに決まっている】と言おうと思ったんでしょう?失礼な。あなたの事は何でもお見通しよ
ミッキー
そんな事言うわけないだろ!お前より魅力的な人なんていないと思ってるんだぞ!皆どうしてお前の魅力に気付かないのか不思議に思ってるくらいなのに
ミニー
……うるさいわね。物理的にはどうだか分からないけれど、精神的にはどう転んでも私に注目なんて集まらないのよ。私では対応しかねるもの
ミッキー
うーん、注目に物理的とか精神的って表現を使われてもよく分からないな……要するに注目されると困るから、注目されないように気を付けて行動してるって事か?
ミニー
違うわよ。私は太陽しか見ないもの、って言ったの。もしかすると誰かが私に注目する事があるかもしれないけれど、私は一点しか見ないからそんな視線には一切気付かないのよ
ミッキー
ふーん、さっきも太陽の輝きがどうこう言ってたな……ずっと太陽を見てると目が悪くなるから気を付けた方が良いと思うぞ
ミニー
あら、大丈夫よ。今の鈍感極まりない発言で輝きがかなり失われたもの
ミッキー
えっ?太陽って、もしかして!?

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

View Comments

  • お月様はいいよね。
    ずっと見続けてても目が痛くならない
    優しい輝き方をするから。
    太陽は僕を除菌しょうとする。

    • 「あらそう。月は人類が降り立っても大丈夫なくらい優しいものね。満月の時に事故が増える、みたいな悪さをするらしいけれど」

    • 「あらそう。何も浴びないよりはよっぽど存在感があって良いんじゃないかしら。何も浴びない人も無視や無関心を浴びているのかもしれないけれど」

  • 人間には二つのタイプがあるのですね。自ら核融合の様に輝く人と、その光に照らされて存在が際立つタイプと。

    • 「あらそう。他人の光を打ち消すような存在もいるんでしょうね。って、誰が地球上のブラックホールなのかしら」

  • ブログやったり、小説を書いたりするっていうのは、承認欲求が強い、つまり注目を浴びたいんでしょうね。でも、あんまり注目されても困るかな? 南の島で日光浴でもした方がいいかも。

    • 「あら、そうね。自己満足の要素もあるでしょうけれど、公開するからには何かあるんでしょうね。思わず炎上してとんでもない注目の浴び方をする人もかなりいるけれど」