恋人と別れて元の友達に戻るケースなんて存在しない理由

ブログネタ:元恋人と友達になれる?

ミッキー
恋人が別れて友達になるケースがあるな
ミニー
ちょっと、私に近寄らないでちょうだい
ミッキー
え?何で?会話出来ないぞ
ミニー
うるさいわね。どうせ【そろそろこいつとの関係を終わりにしたいが、もしかしたらこいつの性格上、逆恨みして殺しにくるかもしれない。そうなったらこちらも本気で相手させてもらうから覚悟しておけ、この恩を仇で返す出来損ないの呪いの剣のような女め】と言おうと思ったんでしょう?そんな状態になるまで別れずにずるずると付き合い続けたあなたにも落ち度があると思うわ。どうして私だけが否定されなければならないのかしら、腹立たしいわね
ミッキー
何を怒ってるんだ!お前と別れようとするわけないだろ!関係だって全く悪化してないと思うぞ!会えば会うだけどんどん好きになるからな
ミニー
……うるさいわね。そんな言葉で私を浮かれさせて結果的にどこか他の場所へ吹き飛ばそうとしてもそうはいかないわよ。黒いほこりの塊と思わせておいて実はカラスやコウモリみたいな女で悪かったわね
ミッキー
だから僕はそんな事は思ってないってのに……お前に対して悪く思う事なんて何も無いぞ。何もかも魅力的で大好きなんだぞ
ミニー
……しつこいわね。白いカラスなんてすぐに他のカラスに襲われて殺されてしまうわよ。あまり妙な事を言わないでちょうだい
ミッキー
どうしてお前が魅力的だって言うと白いカラスになるのか分からないけど……と、とにかく、別れたのに友達として付き合いを続けるケースがあるらしいじゃないか。ああいうのってどうなんだろうな
ミニー
あら、どういう事かしら?
ミッキー
いや、そりゃ最初は友達だった二人が付き合うようになったのかもしれないけど、僕としては何だか気まずくてもう元の友達の関係には戻れないんじゃないかと思うんだけどな
ミニー
あらそう。だったらそれで良いじゃないの。元の関係にならなければいけないなんて誰が決めたのかしら
ミッキー
そっか。前とは違う距離感での友達関係でも構わないわけか。でもそうやって意識してるのってやっぱりギクシャクするんじゃないか?
ミニー
さぁ、どうかしらね。付き合いたくはないけれど、友達として近くには置いておきたい、なんて都合の良い事をお互いに考えているのがバレた時点でギクシャクするのは仕方がないんじゃないかしら。そもそも友達でいたいなんて単なる綺麗事で、共通の友達が多いから仕方なくやっているだけじゃないかしら。別れに至った相手なんて本心では顔も見たくないと思っているかもしれないわ。でもそんな事をはっきり言ったら共通の友達に酷い人間だという噂を広められてしまう恐れがあるものね。例えば彼女との関係が上手くいかずにイライラしている男が、タバコを吸うと心が落ち着くなどと言っている人が多いのが気になって喫煙所へ行ってみたところ、あまりにも煙たくて臭くてタバコに対して腹が立って、そういえば何に対してイライラしていたのかを忘れる事に成功してしまったようなものよ
ミッキー
例えと言いたい事が全く無関係な気がするんだけど……と、とにかく僕はやっぱり別れた後でまた友達になるのはちょっと難しいと思うな。出来たらあまり関わらない方がお互いのためになるんじゃないかって思うぞ
ミニー
あらそう。だったらそうすれば良いじゃないの。二度と私に近寄らないでちょうだい
ミッキー
こら!僕達の話じゃないって言ってるだろ!別れる事なんてありえないんだから、友達にも他人にもならないぞ
ミニー
うるさいわね。冗談よ。そもそも以前の関係は友達ではないじゃないの
ミッキー
えっ!?そ、そっか。もしかして最初から恋愛の対象として見てくれてたのか?なーんだ、だったら僕だって初めて見た時から好きだったぞ。いやはや、まさかそんな風に想ってくれてたなんて嬉しいな
ミニー
……うるさいわね。初めてもなにも、他人でもないじゃないの
ミッキー
えっ!?お、おい、知り合う前は他人じゃないか。一体どういう……って、そっか。照れ隠しで話をはぐらかしてるのか?全く素直じゃないんだからな
ミニー
うるさいわね。あなたと知り合う前の他人だった私なんて人生のうちに入らないわよ

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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  • 「義だの友情だのと、言葉にせぬと不安か?」
    戦国無双2の石田三成の台詞ですが、友達とか恋人とか夫婦とか、その関係性を何らかの言葉に当て嵌めないと人は不安に感じるのでしょうかね。

    • 「あらそう。SNSでイイネをしたりフォローしたり、そうしないと友達でいられないような状況が戦国時代にもあったんでしょうね。特に昔は斬るか斬られるかの状況だから、そもそもあまり他人は信用してなかったのかもしれないわね」

  • 元恋人と会う曲は、さだまさしの 【吸殻の風景】 【分岐点】です。 この歌詞で予習した事は現実には起きませんでした。 モトコイがイマトモになるにはタイムマシンか、記憶喪失が必要です。

    • 「あらそう。歌の歌詞のような大それた事にはならないカンジかしら。それとも歌詞のような小さな事も起こらないカンジかしら。もしかして人間は歌とは恋人にも友達にもなれないのかしらね」

  • 元恋人は多分数年後、主人公の宿敵となって現れるのでしょうね。というかラスボスでしょうか。光と闇の戦いは、ジェダイの戦士でも厄介なものです。

    • 「あらそう。些細なやり取りだったり何気ない一言だったりが後に全人類を滅ぼすかもしれないきっかけになったりするんでしょうね。しかも主人公がその犯人だったりするから厄介ね」

    • 「あらそう。多重人格の方が色々な人と仲良くやっていける可能性があるのかもしれないわね。って、多重人格ではないんでしょうけれど」

    • 「あらそう。多目的トイレに入り浸ったりするようになるのかしらね。接する人が多ければ多いほどどこから情報が漏れるか分からないから大変ね」

  • おはようございます。

    「友達に戻る」はないですね。
    「お湯で戻す」は多々あります(笑)

    • 「あらそう。戻したわかめやきくらげや春雨などと付き合っていく方が豊かに生活出来るカンジかしら。この場合は付き合えば付き合うほど扱いに慣れて友達と呼べるほどの関係になれるかもしれないものね」

  • 縁あってくっついたのですから、別れても友達になれれば…と思いますけど、そもそも友達になれるんだったら別れたりしないですよね。「この人とは無理」とどこかで思ったから別れたわけでね。まあいろんなケースがありますけど、結局は2人のやりたいようにやるしかないんですよね。

    • 「あら、そうね。離婚した夫婦がまた一緒になったりする妙なケースもあるみたいだから、人それぞれ違うわね。そもそも他人同士だから元々合うはずがないと考えておいた方が気が楽なのかしら」