高所恐怖症の人はまず今いる場所についてもっと注意を払うべき?

ブログネタ:高いところ平気?

ミッキー
高所恐怖症の人って結構たくさんいるな
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
いや、良いのかどうか分からないけど、まぁでも事前に危ない目に遭わないようにするのは悪くないかもしれないな
ミニー
ええ、そうね。高みになんて昇ろうとしない方が良いわよ。上から抑え付けられるし、下からは突き上げられるし、命の危険に晒される事だってたくさんあるでしょうね
ミッキー
……何か僕が言ってるのと意味が違うような気がする……飛行機に乗るのが怖いとか、そういう意味だぞ?
ミニー
ええ、分かっているわよ、それくらい。飛行機に爆弾などが仕掛けてあったら大変だものね。もしくは上手い事倒産寸前の海外支社に行かせて、倒産の責任を全て負わせようとしているのかもしれないわ。それともほんの1、2ヶ月の海外出張のはずが、10年以上も帰らせてもらえなかったりする可能性もあるわね。高いところへ行った後は飛行機なんて乗らない方が良いわよ
ミッキー
やっぱり僕が言ってるのと違うっぽいぞ!地位とか人生の話じゃなくて、単純に高いところが怖いかどうかだぞ!
ミニー
うるさいわね。声量がずいぶん高まっているけれど、私に恐怖心を植え付けようとしているんじゃないでしょうね、失礼な。冗談を言っていただけじゃないの。レベルの高い冗談で怖がらせてしまったかしらね。って、自らレベルが高いなんて言い出す恐ろしさを知らないのかしら、いかがわしいわね
ミッキー
……一人で何を盛り上がってるのかよく分からないけど、まぁでも楽しそうだから良いのかな……
ミニー
何をごにょごにょ飛行機が落ちたら大変だからと機内にパラシュートを持ち込もうとしたところ、手荷物検査の時に周囲の乗客が何やら恐ろしい目をしていて、これは恐らく何かあった時に自分のパラシュートを奪って助かろうと目論んでいる目に違いないと思ったら飛行機よりも人間の方が怖くなって乗りたくなくなってしまった男のようにつぶやいているのかしら、気持ち悪いわね。それで結局今日は一体何の話なのかしら?話題が谷底に落ちてしまったから恐ろしくてもう見れないわね
ミッキー
いや、ただ高所恐怖症の話をしようと思っただけなんだけどな。お前は高いところって大丈夫なのか?
ミニー
ええ、そうね。どれくらいが高い基準なのか分からないけれど、そもそもその場所が総合的に安全な場所なのかどうかも判断出来ないような人は地面にいても危ないんじゃないかしら。何か起こる時は地面でも高いところでも例外なく起こるわよ
ミッキー
ま、まぁそうかもしれないけど、でも今自分がいる場所がどれくらい安全かなんて咄嗟には分からないんじゃないか?高いところだと助からない確率が高そうだから怖いんだと思うぞ
ミニー
あらそう。高いと怖さも高まっていくのね。だったら高所恐怖症なんて言葉も自ら申告出来ないくらい怖いんじゃないかしら。いっそ日本語を辞めて【ハイハイシンドローム】とかにすれば誤魔化せるかもしれないわよ。って、逆に地面を這いつくばっているような言葉になっているじゃないの、反省してちょうだい
ミッキー
話がシュールでよく分からないぞ!高所恐怖症って言葉自体を怖がる人なんて流石にいないだろうし!
ミニー
うるさいわね。結局何かの恐怖症がある人というのは想像力が豊かなのよ。だから言葉からも何かを想像してしまうかもしれないわ。【絶対高所】と聞いただけで【ジェットコースター】に聞こえたり、【昼の授業】と聞いただけで【ビルの屋上】に聞こえたり、【怪談話】が【階段落ち】に聞こえたり、【ふらりと散歩】が【フライドポテト】に聞こえたり、【会話ブログ】が【怠惰記録】……
ミッキー
ちょ、ちょっと待った!段々クオリティが下がってるうえに高所恐怖症と全く関係なくなっちゃってるぞ!と、とにかく、さっき高いところが大丈夫って言ってたけど、実際にどこか高いところに行った事ってあるのか?
ミニー
ええ、そうね。高いところは怖いどころか幸せだったりするんじゃないかしら。上がったら気楽よ
ミッキー
へー、ホントに高いところが好きなんだな。今度どこかの展望台とかに行ってみるか
ミニー
違うわよ。あなたの近くよ、って言ったの。気持ちやテンションが物凄く高くなってしあわ……って、何を言わせるのかしら、みっともない
ミッキー
ううっ、そ、そっか。僕と一緒にいるだけで幸せだなんて……僕も凄く幸せだぞ
ミニー
……こんな事を口走るなんて恐ろしいわね。今後は高所恐怖症になるんじゃないかしら
ミッキー
……僕としてはもっとこういう事を言って欲しいんだけどな……出来たら恐怖症にならないで欲しいぞ

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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  • 学生の頃、ビルの窓ふきのアルバイトは、高給でも応募しませんでした。    追伸  中年以降は高台に住んで、階段で足腰を鍛えましょう。

    • 「あらそう。運動能力が衰えたからといって楽な場所にいたらもっと衰えてしまうものね。中高年はエレベーターの無いビルの上階に住んだ方が良いのかしら」

  • 私はガチで高所恐怖症です。
    万が一に備え、エレベーターにパラシュートを設置すべきです。

    • 「あらそう。考えようによってはエレベーターはもうパラシュートみたいなものだと思うけれど、動力がパラシュートになったら面白いかもしれないわね。すぐに重量オーバーになるかしら」

      • 私たち一人一人がエレベーターに乗る際、パラシュートを背負うくらいの意識が必要なのかも知れませんね

    • 「あらそう。無事にシャドウのような存在になれれば車にぶつからずに済むのかしらね。というか目立たないとかえって危険かしら」

  • 高いところって、そんなに危険だったのですね。たしかに高圧線の鉄塔って地場的にもエネルギー的にも健康に悪いって言われてますからね。救世主や高級霊もかかわると財布が痩せていきそうで危ないし、タヌキ辺りと遊んでいるのが良いかもしれません。

    • 「あら、そうね。高い所に行くと色々と大変で危険なんじゃないかしら。変なプライドが邪魔をして皆がいる場所へ降りてくる事が出来なくて変な犯罪に手を染めたりするものね。って、何の話だったかしら。タヌキに化かされたのかしらね」

  • 飛行機に乗るのは平気です。5メートルくらいの高さのほうがむしろ怖いかも。そのへんが面白いところですね。

    • 「あらそう。思い切って振り切ってしまうと現実味が無い、みたいなカンジかしら。実際に飛行機事故よりも5メートルあたりからの転落事故の方が圧倒的に件数が多くて怖いんじゃないかしら」

    • 「あら、そうね。値段が高い所で安定してしまったら恐怖症になりそうね。カロリーと糖質が高い所を怖がっている人は既に大勢いるみたいだけれど」