どうも公認会話士です。
今年も残すところ2ヶ月を切りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
トラベルとかイートとか、政府が色んなキャンペーンをやってますが、トラベルするほどの時間は取れなかったりするので、あまり恩恵は受けてません。
そうなると舞台や映画などのチケットが2000円安くなる「GoToイベント」とやらに期待してしまいますが、何故かUSJ以外に名乗りをあげるイベントが全然出てこないですね。
都内在住の私がUSJに行くのも一大トラベルになってしまいますし。
とまぁそれはさておき、今月も舞台を観てきました。
水樹奈々さんと平原綾香さんがWキャストで主演を務めるミュージカル「ビューティフル」です。
3年前の初公演時とほぼ同じキャストで再演される作品ですが、私が観るのは初めてです。
久し振りの帝国劇場だったので、チケットに当たった時からワクワクでした。
ちなみに私が観たのは水樹奈々さんの回です。
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11月5日~28日
東京・帝国劇場
というわけで、全国公演はしないみたいです。
帝国劇場でやるほどの大きなミュージカルが東京公演だけ、というのもそれはそれでちょっと珍しい気がしますね。
当日券もあるらしいので、興味のある方は劇場に問い合わせてみましょう!
公式ホームページ
ニューヨークに住む16歳のキャロル・キング(水樹奈々/平原綾香)は、教師になるように勧める母親のジニー・クライン(剣 幸)を振り切って、名プロデューサーのドニー・カーシュナー(武田真治)に曲を売り込み、作曲家への一歩を踏み出す。
やがて同じカレッジに通うジェリー・ゴフィン(伊礼彼方)と出会い、恋に落ちた二人はパートナーを組み、キャロルが作曲、ジェリーが作詞を担当するようになる。
ほどなくしてキャロルは妊娠、結婚した二人は必死で仕事と子育てに奮闘する。
同じ頃二人は、ドニーがプロデュースする新進作曲家と作詞家のコンビ、バリー・マン(中川晃教)とシンシア・ワイル(ソニン)と良き友人となり、互いにしのぎを削り、ヒットチャートの首位を争うようになる。
数々のヒットを放ち、全てが順調に進んでいるかのように思われたが、そこには新たな困難が待ち受けていた――。
(公式ホームページより)
私は不勉強でこのキャロル・キングという人を知らなかったんですが、どうやら実話のようです。
全米チャートで1位になるような人はどのような人生を送るのか、というのが興味深いですね。
舞台の感想の前に、帝国劇場の紹介をしておきましょう。
有楽町線の有楽町駅と都営三田線の日比谷駅から直結です(JRの有楽町駅や、日比谷線と千代田線の日比谷駅からはちょっと離れてます)。
この辺りはすぐ近くにミッドタウン日比谷も完成しましたし、劇場もいっぱいあります。
私の場合、舞台以外で来る事はほとんどないエリアですが、だからこそ来る時はいつもワクワクします。
座席数が1897もある大きな劇場です。
もちろんオーケストラピットもありますし、売店もいっぱいあります(現在はコロナ対策のため、営業している売店は2つのようです)。
内装の雰囲気が何となく海外の劇場に来たような特別な気分にさせてくれます。
私は「レ・ミゼラブル」と「モーツァルト!」を観に来て以来3度目なんですが、今回もとんでもないチケット運に恵まれ、前から2列目でした!
レ・ミゼラブルは最前列でしたし、モーツァルト!は3列目でしたし、チケットが当たらないか超良席か、という両極端なチケット運です。
というわけで実は帝国劇場でオペラグラスを使った事がまだ無いんですが、もちろん後方の席の場合は持って行くのがオススメです。
他の劇場と違って有料でオペラグラスの貸し出しもしてますが(今はコロナ対策で販売のみのようです)、舞台の観劇以外にも色々と使えるので、自分専用のオペラグラスを一つ買って持っておく方が良いと思います。
ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。
といってもこれは実話なので、Wikipediaでキャロル・キングを調べれば誰でもどういう物語か分かってしまいそうですが……。
まず、前から2列目かと思いきや、最前列は飛沫対策のために誰も座らなかったので、実質最前列でした!
コロナ対策のためなのかこの作品は元からそうなのか、オーケストラ(バンド)は舞台の後方に配置され、もう目の前が舞台というカンジ。
他のお客が視界に入らない状況はまるで自分のためだけに演じてくれているような気持ちになり、やはり物凄く贅沢な気分です。
と、それはさておき、私のような当時を全く知らない者でも知っている曲が多くて驚きました。
キャロル・キングは自らが世に出て歌う前に作曲家として多くのヒット曲を手掛けていて、当時の全米チャートを席巻していたようです。
それらの懐メロ(というような言い方をアメリカでもするのかどうか分からないですが)を目の前で水樹奈々さんはじめ豪華なキャスト達が歌い上げる贅沢さがたまりません。
ミュージカルではなく【カバー曲コンサート】と捉えたとしても充分な満足感がありました。
物語は思ったよりも明るくコメディタッチでテンポも良く、作曲の苦悩や離婚にいたった結婚生活の大変さとかはそこまで重点を置かれていないような印象を受けました。
もしかしたらキャロル・キング本人からそのように見せて欲しい、という要望があったのかもしれないですね。
もしくは水樹奈々さんの生まれながらに明るい雰囲気がそう感じさせたのかもしれません。
平原綾香さん主演のバージョンを観たらまた違った印象になるような気もしますし、そちらも物凄く面白そうです。
いずれにしても妊娠を発表したばかりの水樹奈々さんですが、それを全く感じさせない圧巻のステージでした!
再演されたのも納得の素晴らしいミュージカルなので、お時間のある方は是非!
出掛ける前に父に今作の事を話したところ、実はキャロル・キングについて詳しい事が発覚したので、買う予定に無かったパンフレットをお土産として購入してみました。
他にはトートバッグとかキーホルダーとかを売ってたようです。
以上、ミュージカル「ビューティフル」の感想でした!
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今回も「紫のバラの人」は、そっと見守っていたのでしょうね。
「あらそう。完結するかどうか見守るような形かしら。って、何の話だったかしらね」
父にお土産とは、よく出来た子じゃ。
これからもオオカミに気をつけて、真っ直ぐ育つんじゃぞ(;_:)
「あらそう。父親にチケットを買ってあげるくらいすると孝行娘なのかもしれないわね。そうするには舞台のチケットは少し高額過ぎるかしら」
紳士淑女がゴロゴロいそうな帝国劇場には
結界が張られていて僕は一歩踏み込むと激痛が走って弾かれてしまいます。中は楽しそうだなあ。
「あらそう。舞台の前に観客に魅入ってしまうカンジかしら。そういう意味では今回書き留めている人はずいぶん勿体無い席になってしまったみたいね」
幾多のビューテフォが見られたかも知れませんね。
おはようございます。
観劇は座席で感動も変わりますな(笑)
「あら、そうね。遠くから全体を見渡すのが好きな人もいるけれど、値段の違うチケットが舞台から遠い事を考えると近い方が好きな人が多いんでしょうね」