どうも公認会話士です。
緊急事態宣言が再発令されてますが、いかがお過ごしでしょうか。
私も先月は風邪を引いてましたが、おかげさまでもうすっかり治ってます。
こんな時期にどうなんだ、というお叱りを受けそうですが、このたび舞台を観てきました。
元乃木坂46の生駒里奈さんが出演する舞台「GHOST WRITER」です。
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大阪公演
1月22日~1月24日 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
東京公演
1月29日~2月7日 EX THEATER ROPPONGI
というわけで、先に大阪から公演が始まる形ですね。
どちらも公演期間は短いです。
緊急事態宣言を受け、客席収容率50%以下での公演になっているので、当日券などは売られないかもしれません。
チケットサイト上で当日券との引換券の販売はあるみたいです。
公式ホームページ
暗い石階段を降り続け――地下奥深くに歩みを進める若き銃士――「ダルタニアン」。
蝋燭の火だけが揺らめき、その古き城には、他に誰もいないことが一目でわかる。扉を開けると――そこには約束の相手である、作家の「オーギュスト・マケ」がいた。
マケは作家といっても名ばかりで、いま著名な作家の代筆で日銭を稼いでいた。
最近では悪魔崇拝の教会に入り浸り、良からぬ噂も耳にしている。
だがダルタニアンにとって、マケは昔なじみの親友。
幼き頃に、命を助けてもらった過去がある。頼みは「命に代えて」も、守ると決めている。
マケからの頼みは一つ―――
「奪われたこの本の片割れを、取り返してほしい」
(公式ホームページより)
というわけで、タイトルの通りゴーストライターの物語のようですが、何だか分からない要素も多いです。
一体どのような世界観で描かれるのか注目ですね。
ちなみにディスグーニー(DisGOONie)というのは、劇団「AND ENDLESS」で20年近くに渡り、全ての作・演出で数多くの実績を残してきた西田大輔氏が、長年所属していたオフィスエンドレスを離れ、「創ることは出逢うこと」をテーマに掲げ、演劇界のみならず広い視野でのエンターテイメント界で俳優達との新たな冒険を目指し、舞台作品の創作・製作・興行を自ら行うため、2015年3月に設立した会社です。
今作はディスグーニーの9作品目の舞台公演です。
では舞台の感想の前に、東京公演の劇場となるEX THEATER ROPPONGIの紹介をしておきます。
六本木ヒルズから六本木通りを挟んだ向かい側にある劇場で、舞台版「あさひなぐ」を観て以来2回目の訪問です。
前回は恥ずかしながらこの劇場がなかなか発見出来ずにヒルズ周辺を行ったり来たりしてしまったんですが、一つ言い訳をさせてもらうと、3年前のグーグルマップが完全に別の場所を表示してきたのがその理由です。
2階建てくらいの小さなオフィスビルに到着して、「こんな狭い場所で乃木坂メンバーが大勢出演する舞台なんてするはずないよねぇ?」と戸惑ったのを覚えてます。
今回はもう2度目なので、地図なしでも容易に辿り着けました。
客席はアレンジ可能な造りになっていて、最大で920席まで収容出来る大きめの劇場です。
2階席、3階席もあり、前の方の席以外の場合はオペラグラスを持って行った方が良いでしょう。
ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。
まずはビックリするくらい長いです。
10分の休憩を合わせて4時間近くありました。
客席はちゃんと隣との間隔を空けて、4割ほどの入りという印象。
さて、物語についてですが、かなり難解でした。
結構理解力には自信があるんですが、3割も理解出来てないかもしれません。
いや、どういうストーリーなのかは大体分かりましたが、登場人物達の台詞が芯を食わなくて、物事をはっきり言ってくれません。
耳障りの良い格好良い台詞が多いものの、前後の脈絡がよく分からないので勿体ない、みたいな。
2回観ればかなり理解出来そうです。
千秋楽は配信公開もあるようです。
でも演技は迫力があり、殺陣(ちょっと多過ぎる気もしますが)もダンスも盛り沢山で、ギャグパートもちゃんとあり、楽しめました。
では最後に生駒ちゃんの寸評を。
生駒ちゃんの舞台を観るのは「じょしらく弐」「あさひなぐ」「モマの火星探検記」「かがみの孤城」に次いで5作品目です。
今回は振り切った悪役で、新たな魅力発見でした。
生駒ちゃんを悪役で起用した演出家に大拍手です。
ダンスも磨きがかかり、表情も声色の使い方も多彩で、長い舞台の主役を見事に演じきっていました。
4月に他の舞台も出演するようですが、今後も楽しみです!
以上、舞台「GHOST WRITER」の感想でした!
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生駒さん、持って振り回すと楽しそうな短剣をお持ちですね。
「あら、そうね。ずいぶん振り回していたわよ。刺したり暗殺などにも使っていたかしら。心に突き刺された人も多いんじゃないかしらね」
公認会話士氏さんも、こういうのを観て、勉強になりますね。
「あら、そうね。分かりやすいだけが物語ではない、という意味ではずいぶん勉強になったんじゃないかしら。セリフや殺陣を完璧に覚える役者の凄さを思い知った、というカンジかしらね」
会話士さんが理解できないのなら、恐らくほとんどの方が理解不能でしょうね。実は台詞がフランス語だったりして。
「あら、そうね。最後の最後に全部明らかになる、という形にしたくてなるべく匂わせることしか言わないようにしているんだろうと思いながら観ていたらしいけれど、意外と最後の最後まで明らかな事は言わずに終わっていったみたいよ。きっとそういう台詞回しが好きな脚本家なんでしょうね」
おはようございます。
久々、舞台が観れて良かったですね(^-^)/
「あら、そうね。今年最初の舞台は風邪で自発的に行かなかったものね。これでようやく今年も始まった、みたいな感覚なのかしらね」