雷に打たれるほど幸せになれるケースについて

ブログネタ:雷は怖い?テンション上がる?

ミッキー
突然の雷雨とかって恐ろしいな
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
おい、全然良くないぞ。雷なんてもし当たったらひとたまりもないからな
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
いや、だから全然良くないじゃないか。思い切り命にかかわるぞ
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
こら!不謹慎過ぎるぞ!まともに会話してくれ!
ミニー
うるさいわね。雷が物凄く危険だと知っていて良かったじゃないの。もし知らなかったらあなたなんて豪雨の非日常性に浮かれてしまって水遊びをし始める可能性があるものね。そうなったら雷だけではなくて、氾濫した川に流される危険性もあると思うわ。雷が豪雨とセットになっているケースが多くて良かったわね
ミッキー
僕は一体どれだけ幼稚な性格だと思われてるんだ……?出来たら極力濡れたくないぞ。服が濡れると気持ち悪いしな
ミニー
あらそう。服が濡れると気持ちが悪いのが理由だったのね。そのうち全裸で豪雨の街を走り回ったりするようになるんじゃないかしら。板橋区限定の妖怪として図鑑に載るかもしれないわよ
ミッキー
僕は別に雨の中に出て遊びたいと思ってないぞ!雷が怖いって言ったじゃないか!
ミニー
うるさいわね。雷も鳴っていないのに大きな声を出したりして、そんな事をしなくてもちゃんと聞こえているわよ。それで結局雷が怖いのか、雷に憧れているのか、果たしてどちらなのかしら?
ミッキー
いや、だから雷って恐ろしいな、って最初から言ってるじゃないか。子供の頃よりもゲリラ豪雨の回数も増えてる気がするし、今後はどうなっちゃうんだろうな
ミニー
さぁ、どうかしらね。天気の勉強ばかりして気象予報士になった人達の予報が外れまくっているくらいだから、私の予想なんて全く当たらないんじゃないかしら。あまりに当たらなくて、逆に考えたら全て当たっているくらいでしょうね。それを踏まえて大胆に予想すると、今後日本には一度も雷は鳴らないわよ
ミッキー
……そんな極端な予想じゃ当たるに決まってるじゃないか。まぁこの場合は外れるに決まってる、って言うべきなのかもしれないけど
ミニー
あらそう。電極がプラスになったりマイナスになったりしているのかしら。って、何をくだらないことばかり言わせているのかしら、腹立たしいわね。とにかく雷を避けたくても中々完璧に避けるのは難しいと思うわ。建物に逃げるのが良いと聞くけれど、家にも落ちたりするものね。確率を下げる事は出来ても、実際に避けられるかどうかは運次第だったりするんじゃないかしら
ミッキー
うーん、まぁ頑丈なビルの真ん中とかにいれば大丈夫なのかなぁ。意外と木の近くとかは危ないらしいな
ミニー
ええ、そうね。木の真下ではなくて、数メートル離れた下、とか言うわね。でも本当に雷が【あいつは木から3メートル離れたから許してやろう】なんて加減したりするものなのかしら。そこもきっと結局は運に頼らなければならない要素があるでしょうね。例えば雷が落ちる確率は宝くじの1等が当たる確率と同じだ、と耳にした男が宝くじに当選して、【こんな確率を手にしたからには雷の方は落ちないに違いない】と思った瞬間に雷が落ちて、手に持っていた宝くじが燃えてしまったようなものよ
ミッキー
……一体何を例えて言いたかったのかよく分からないけど……と、とにかく豪雨とか雷雨になると喜んだりする子供がいるけど、そんな楽しんだりするような事態じゃない、って誰かが教えなきゃいけないのかもしれないな
ミニー
あらそう。好きにさせておいたら良いんじゃないかしら。雷に打たれたら丸くなるわよ
ミッキー
そんな【痛い目に遭えば勝手に辞めるだろう】みたいな論理に当てはまらないと思うぞ!死んじゃう可能性が高いじゃないか!
ミニー
違うわよ。雷に打たれても悪くないわよ、って言ったの
ミッキー
いや、だからそれじゃ同じ意味だと思うんだけど……
ミニー
うるさいわね。雷のような事を頻繁に言うクセに何を言っているのかしら

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

View Comments

    • 「あらそう。あまりの美味しさに雷のような衝撃を受け続けるのかしらね。そういえばフライドポテトも稲妻みたいな形をしているものね」

  • 雷に打たれたような、とは心臓が止まりそうなくらいの衝撃ですね。     車の運転中に「止まれ」の赤い旗を見た時と同じくらいです。

    • 「あらそう。雷に打たれたような、と表現する事は多いけれど、実際に打たれてみたら認識が甘かったと悟る事になりそうね。そんな事を考えている余裕も無いかしら」

  • 初めてお会いしたときに、まるで雷に打たれたかのような衝撃を受けました。それが今の心の奥さんです!

    • 「あらそう。そういう事を話す人は結構多いわね。雷に打たれて何だか分からない状態じゃなければ付き合えなかった相手、みたいな失礼な意味合いだったりするのかしら」

  • 私だけは大丈夫って思いがちですね。
    たぶんテレビで他人の不幸を見過ぎだからだと思います、心理作用が。

    • 「あらそう。被害に遭った人の経験があまり活かされない状況が続いているのかしらね。今もまた豪雨の被害が大変な事になってしまっているわね」

  • それは恐いですよ。自然災害って、子供のころは面白がっていたような気もしますが…でも頭の上にドカーンと雷が落ちる確率って一千万分の一くらいだと聞いたことがあります。宝くじの当選みたいなもんですかね。

    • 「あら、そうね。宝くじよりも当たりやすいみたいだから気を付けたいわね。中々自然災害をコントロールするのは難しいけれど、対策次第で避けられるものもあるものね」

  • おはようございます。

    昔は雲の上で鬼が太鼓を叩いてるイメージでした。
    現在は雲の上に発電装置があるイメージかな(笑)

    • 「あらそう。鬼が雲の下に降りてきたのかしらね。それとも鬼を無視して何か新興勢力が発生しているのかもしれないわね」