うるさいわね。私が話したいと言えばあなたには聞く以外の権利なんて無いのよ。先日町を歩いていた私は突然呼び止められて駅までの道を尋ねられたわ。だから私はまず逆に私から質問をさせてもらったのよ。どうして数多くの町の人の中から私に道を訊こうと思ったのか。私なら道を知っていそうだと思ったのか、訊けば答えてくれそうな気がしたのか。それとももっと複雑な理由で、駅までの道を尋ねるという名目を使ってピンポイントに私を狙って話し掛ける必要があったのか。そんな簡単に駅までの道を教えてもらえるほど世の中に善意は落ちていないと分かってもらう必要があるものね
View Comments
耳が遠くなったので、頭の上に回転する中華鍋をつけたんだワン。受信中………!
「あらそう。耳の後ろに中華鍋を付けたら音が集まって聞こえやすくなるかもしれないわね。肩が凝ってしばらく寝込む事になりそうだけれど」
ズシリ…夢の国の鼠はこんなものを載せて戦っていたのかワン。
おはようございます。
話の腰を折ったのですか。
大変や。診てもらわな(笑)
「あら、そうね。病院で診てもらったら更にとんでもない方向に曲げられてしまいそうだけれど、どうなのかしらね。折れたままどころかそのまま葬られてしまう恐れもあるわね」
まあ人によって、その人の育った文化によっても違いますけどね…日本ではどちらかというと聞き上手のほうが美徳とされるようですね。聞く7割、話す3割くらいを心がければ良いんじゃないでしょうか。
「あら、そうね。話し上手というのはスゴイ才能だと思うけれど、日本では何故かおしゃべりな人はあまり信用されなかったりするわね。それだけ言葉に本音が乗らない国民性という事なんでしょうね」
警察密着の、 年末のテレビ番組を見ていると、酔っ払いの話を聞いてあげる警察官は、聞き上手だなと思いました。
年末のマグロ漁船番組の漁師みたいな、話し下手の方が気が楽かな。
「あらそう。相手が酔っ払いだと分かっているから聞き手も本気にならず上手い事いくのかもしれないわね。普段の会話もお互い本気になり過ぎない事がコツなのかしら」