大豪邸に住んでいても家の間取りはワンルームなのかもしれない理由

ブログネタ:住んでいるのは一軒家?マンション?アパート?

ミッキー
僕とミニーは一軒家に住んでるんだけど、そういえばお前はどんな家に住んでるんだ?
ハイジ
んー?私が住んでいるのはワンルームなんだよ。それはそれは手狭で窮屈なカンジでやらせてもらってますとしか言えないのかも。でも雨風が凌げるだけで立派な家だと私は思うんだよ。世界には家の無い人がたくさんいて、問題はどんな家に住むかじゃなくてどう住むか、と声も高らかに宣言したい次第かも。そうなのかも?違うかも
ミッキー
ううっ、な、なるほど。立派な考え方だな。何か軽はずみに訊いちゃって悪かった。じゃぁ両親も一緒に寝てるわけだな、って訊かなくても当たり前か……
ハイジ
んー?そんな事無いんだよ!ちゃんと私の寝る場所と両親の寝る場所は別になっているのかも。そうしないとぶつかり合ったり蹴り合ったり、挙句の果てには罵り合ったり取っ組み合ったりしちゃうかもしれないんだよ!お互いの本心を知り合ってしまって、ワンルームどころかワン布団で一家離散という状況に巡り合ってしまうのかも
ミッキー
いや、そりゃいくらなんでも寝てる布団は違うんだろうけどさ。でもいつも両親が一緒で寂しくないかもしれないな
ハイジ
むむっ?そんな事無んだよ。両親は仕事して帰りも遅いし、普段会う機会もそんなにたくさんではないんだよ。全く気配を感じない日もたまにはあるかも。そんな日は夜も朝も会わないんだよ!ぐすん
ミッキー
うっ、そんなに頑張って働いてるのか。同じ部屋で生活してるのに、寝てるお前が気付かないような時間に帰ってくるわけか。しかも朝はお前が起きる前に出かけて……大変そうだな。ちゃんと親孝行した方が良いぞ
ハイジ
んー?高校生にもなればどんな生活や暮らしぶりでも親孝行をするのは全く当たり前で考えるまでも無い事なんだよ。それともミッキーは生活によっては両親に親孝行をしないという高校生なのかも?という事はホントはこの学校にはいない非孝行的な非高校生だったり、非行に走るもすぐ更正する非行更正という大忙しの人生を送っているのかも!そうなのかも。そうに違いないのかも
ミッキー
何を言ってるのかよく分からないぞ!まぁでも親孝行は確かにしないとな。お前は例えばどんな事をしてるんだ?
ハイジ
んー?両親の帰りが遅い時は私がご飯を作ったり、両親の部屋を掃除したりするんだよ。あまり家にいないわりには結構散らかるから人間の生活というのは面白いものかも
ミッキー
へー、家事をするわけ……って、おい、両親の部屋なんて無いじゃないか。結果的に自分の部屋を掃除してるだけだろ?ワンルームって言ってたじゃないか
ハイジ
そんな事無いんだよ!私の部屋は家の中でワンルームしかないし、両親の部屋だって家の中にワンルームしかないんだよ!結果的に全部合わせると3LDKとかになるけど、皆が普段過ごしている部屋はそれぞれワンルームという事実に間違いは無いのかも
ミッキー
え、じゃぁさっきの夜も朝も会わない日ってのは……
ハイジ
んー?私が寝るために自分のワンルームに入ればそうは会わないのは当たり前なんだよ。それともまさかミッキーは今でも両親と川の字になって眠らなければ寝付けない、まさに子供のような非高校生としての生活を……
ミッキー
自分の部屋をワンルームって言うから話が噛み合わないんだろうが!紛らわし過ぎるぞ!

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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    • 「あらそう。大体ワンルームに住んでいる犬が多そうだけれど、家の中の区切られた場所よりも庭で一戸建てをもらう方が嬉しいのかしらね」

  • おはようございます。

    ワンルーム、
    風呂・トイレ、台所共同、
    こんはもんでしょう(笑)

    • 「あらそう。それで部屋も共同になるとルームシェアになるのかしらね。コタツシェアとかベッドシェアみたいな更に狭い場所の共同生活も今後出てくるのかしら」

  • ワンルームマンションといえば掃除が楽なイメージがあります。
    ネットカフェ みたいに狭い空間で落ち着くのは何故でしょうか。人間 の前世は蜂だったのかも。

    • 「あら、そうね。部屋が一つならそれこそロボット掃除機でも網羅出来てしまいそうだものね。そのうち壁や天井を這い回るロボット掃除機も開発されるのかしら」

  • 今住んでいるのは一軒家です。将来一人になったら、除雪の手間を考えるとアパートでもいいかな、と思います。会話士さんちは一軒家ですよね?

    • 「あらそう。地域によって向いている住居の形というものがあるんでしょうね。降り積もる雪より高い場所にいないと危険だものね。あら、書き留めている人の家は確か一軒家だったわね」