うるさいわね。あれから私は更によく考えてみたわ。あくまで平面と立体という意味ではなく、空想世界の二次元と現実世界の三次元と位置付けて考えてみるわね。その結果思ったのだけれど、三次元の魅力というのは【不完全性】にあるんじゃないかしら。どんな物事も必ず何かが欠けていて、完璧な物は実はこの世に一つも無いのよ。皆がその時完璧だと思ったとしても、必ずそれを凌駕するものや超えるものが出てくるわ。そしてそれすらもいつか必ず超えられてしまうのよ。でもその不完全性は決して悪い事ではなくて、全ての生命体の向上心に繋がっているのよ。そうして進化や進歩を繰り返してきたわけね。一方、二次元の中には……
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3次元犬なので不完全でも3次元のケンネルがいいワン!
「あらそう。何者かにぺちゃんこにされて2次元になってしまわないように気を付けて生活した方が良いのかもしれないわね。何があるか分からない世の中だものね」
現実逃避には酒です。
即効性があり,量をわきまえれば体にもいい。
いかりやの長、いや百薬の長ですから。
ひっく。
公認さんは飲みそうにないですね。
「あらそう。お酒こそが次元を狂わせる最強の道具なのかしらね。そう考えると薬物に近い存在という気もするけれど、好きな人からすると取締の対象にならなければ良いわね」
ちょっと思いつくのはゲームですけど、最近のゲームはハマると現実世界に支障をきたすので、なかなか気持ちよく現実逃避させてくれません。いっそ究極の現実逃避として、読書というのはどうでしょう。お金かからないし、停電しても出来るし(笑)
「あらそう。現実逃避というよりもお金がどんどん吸い取られてしまうゲームが多いものね。定額のソフトを売っておしまい、という昔ながらの据え置き機が安心かしら」
二次元にはまった人は、まず紙芝居、そして、飛び出す絵本、という感じで三次元に慣れていきましょう。
「あら、そうね。そこから実写に行くのも一気に飛躍したカンジもするけれど、更に飛び越えて四次元でも良いのかしらね」
おはようございます。
二次元は画面や紙で見る
フライドポテト。
三次元は食品サンプルの
フライドポテトですね?(笑)
「あらそう。結局のところ、口に入るフライドポテトはどの次元に存在しているのかしらね。その美味しさを考慮するとまさに異次元かしら」