テレビ番組の視聴率が上がらないという景気の悪い話をしてみた

ブログネタ:ネットとテレビ、どちらが好き?

ミッキー
最近はテレビの視聴率が全然あがらないらしいな
ミニー
あらそう。それは何故なのかしらね
ミッキー
やっぱり色々と理由があるんじゃないのか?一番単純な理由としては昔と比べて面白い番組が無いとか
ミニー
あらそう。よくある【昔は良かった】というヤツなのかしらね。今の不景気で給料が減らされて納得していない人が毎日毎日不平不満を漏らしていて、それでも必死に会社のために頑張って働き続けるのよ。そしていざ景気が回復したと思ったら会社がどんどん活発になって新しい人をたくさん採用して、結果的に彼の古い考え方や知識が必要なくなってしまって会社を解雇されてしまったようなものね
ミッキー
いや、例えは微妙に違うと思うけど……他には録画する機器を誰でも持ってる時代だし、ネット配信で見逃し配信もされてるし、リアルタイムで視聴率を計算する事に限界があるんじゃないかな
ミニー
あらそう。よくある【実際の数値とは異なる】というヤツなのかしらね。今の不景気で給料が減らされて厳しい生活をしている人が、2年ほど経った頃に会社のお金を少しずつ横領し始めるのよ。でも実は会社は気付いていて、それでも結構会社の業績が回復しつつあったから見逃し続けるわ。そしてついに業績が元に戻った時、彼は意を決して給料を元に戻して欲しいと直談判するのよ。すると会社は横領した金額と合わせれば元の給料に戻っているだろう、と彼に指摘するわ。彼は結局会社にいづらくなってしまって、退社してしまうようなものね
ミッキー
いや、たぶん微妙に違うんじゃないかと思うけど……後はやっぱりテレビ以外にも観るものがたくさんあるからじゃないじゃないかな。スマホ一つで色々観れるしな
ミニー
あらそう。よくある【新しいものに取って代わられる】というヤツなのかしらね。今の不景気で給料が減らされてやる気をなくしている人が、新しいバイトが妙に仕事が出来る事に触発されて突然やる気を取り戻すのよ。でも彼が仕事をするようになった事に誰も気付かないくらい、新しいバイトが皆からちやほやされるわ。ある日彼は友人から新しい事業に誘われたのを良いキッカケと捉えて、今まで勤めた会社を辞めてしまうわ。何もかもが上手くいったと思っていたところに、何故か前の会社のバイトが新しい会社の社員として採用されるのよ。プライドを傷つけられるくらいなら、と先に新しい会社まで辞めてしまったようなものね
ミッキー
さっきから例えが違うと思うぞ!それはそうと、僕はまだ結構テレビを観ている時間の方が長いと思うけど、お前はどうなんだ?
ミニー
うるさいわね。どうしてそんな質問をされなければならないのかしら。さっきから私の的確な例えが違うとか何とか言っているし、失礼な。熱湯をかけまくるわよ
ミッキー
ずっとこんなテーマの話をしてきたし、例えがズレてるのは真実じゃないか!酷い目に遭わされる理由が分からないぞ!
ミニー
違うわよ。ネットを駆け抜けるわよ、って言ったの。私達のような存在はネットがあれば充分よ。テレビがなくなればもっと大勢が見てくれるかもしれないわ
ミッキー
うっ、例えと違って今回は的確な事を言ってるような気がする
ミニー
でも後々テレビ界に進出するかもしれないわね。今から媚を売っておく必要もあるかしら
ミッキー
たぶんそれは徒労ってヤツだと思うぞ

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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  • 基本的に、現代のテレビ番組に対しては、倉本聰氏(「北の国から」でお馴染みのあの人)と同意見でして、解り易くしようとし過ぎているのが問題だと思っています。
    例えば、「科捜研の女」でも、昔は最小限の台詞の量で収まっていた様なシーンが、近年では台詞の量が増え、説明が過剰になっているんですよね。
    もっと見る側の想像力を信じても良いと思います。

    • 「あら、そうね。バラエティどころかスポーツ中継でも常に何かしら文字が表示されているものね。このままでは画面が文字で埋め尽くされてしまう時代が来るのかしら」

  • 僕は同じ番組内で早送りすることが多いのですが視聴率に影響あるのかな? 追伸 YouTubeで40年前の番組見てます。帽子も40年前のを使ってます。

    • 「あらそう。実際には何か測定用の機器をつけているテレビしか視聴率に影響しないみたいだけれど、どういう見方でどういう数値になるのか興味深いわね。テレビ局ももっと昔の番組を再放送してみたら良いんじゃないかしら」

    • 「あらそう。家ではない方が好みに本性が出るかもしれないものね。とはいえその期待に応える内容の番組があるのかどうか分からないけれど」

      • って、簡単には上がらないものを上げる為に切磋琢磨している人もいるんでしょうね。

    • 「あら、そうね。インターネットが見れればテレビが無くても気にならない、という人はどんどん増えていきそうね。テレビどころかパソコンもスマートフォンも無い、という人は一体どれくらいいるのかしら」

  • 確かにテレビ離れが進んでいるようですが、それでも、やっぱりテレビの影響力はすごいと思いますよ。マイナーなミュージシャンが、ちょっとテレビで特集されただけで、CDが入手困難になってしまったりとか。結局、人間の考えることなんてそう変わらんということでしょうか。

    • 「あら、そうね。SNSでどれだけ人気のある人と言われても、基本的には知らない人がほとんどだものね。そういう人がテレビに出て初めて世間に認知されるカンジかしら。これが5年後10年後にどうなるのかは分からないけれど」