高畑充希、成田凌、伊藤万理華出演舞台「宝飾時計」を観た感想

どうも公認会話士です。
2023年になって2週間ほど過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。

私は元乃木坂46の伊藤万理華さんが出演する舞台が公開されたので観てきました。
タイトルは「宝飾時計」で、高畑充希さんが主演、根本宗子さんが作・演出を務めます。

公演情報

<東京公演>
期間:2023/1/9(月・祝)~1/29(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス

<大阪公演>
期間:2023年2月2日(木)~6日(月)
会場:森ノ宮ピロティホール

<鳥栖公演>
期間:2023年2月10日(金)~12日(日)
会場:鳥栖市民文化会館大ホール

<愛知公演>
期間:2023年 2月17日(金)~19日(日)
会場:東海市芸術劇場 大ホール

<長野公演(上田)>
期間:2023年 2月25日(土)、26日(日)
会場:サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール

というわけで、約2ヶ月間で5都市を回る大規模な公演です。
追加シートが発売されるほどの人気公演ですが、当日券があるかもしれないので、興味のある方は劇場に問い合わせてみましょう!
公式ホームページ

あらすじ

主人公のゆりか(高畑充希)は子役から女優として活躍しているが、驚くほど業界に染まれていない。
30歳を迎え、同級生たちが次々と結婚し子供を産んでいく中、「私は何のためにこんなことをやっているのだろう」と自分の存在の意味を見つけられずにいた。
そんな彼女の心を日々支えているのはマネージャーの大小路(成田凌)。
ある日ゆりかのもとに「21年前にやったミュージカルの記念公演のカーテンコールで、テーマ曲を歌ってくれないか?」という依頼が飛び込んでくる。
それは彼女の原点となった舞台だった。
大小路に説得され仕事を引き受けたゆりか。
現場で、当時一緒にトリプルキャストとして主演を務めていた真理恵(小池栄子)と杏香(伊藤万理華)と再会する。
自分の人生を肯定したい3人は、他者を否定することでなんとか自分を保っていた。
その会話は21年前も今も変わらない。
過去と現在を行き来しながらゆりかは自分の人生を振り返り、孤独に押しつぶされそうになる。
日々増える無力感の中、ゆりかは自分の人生の肯定の仕方を考え始め・・・。
(公式ホームページより)

というわけで、女優さんが苦悩する女優を演じる興味深い内容のようです。
伊藤万理華さんは女優仲間として出演するようです。

上演時間:1幕70分/休憩15分/2幕70分(計2時間35分予定)

東京芸術劇場

さて、では東京公演の会場となる東京芸術劇場の紹介をしておきましょう。

東京芸術劇場は池袋駅西口にある総合文化施設で、中には大ホールの「コンサートホール」、中ホールの「プレイハウス」、小ホールの「シアターイースト」「シアターウェスト」が入ってます。
今回はプレイハウスで、舞台作品は基本的にプレイハウスで上演されるカンジですね。
井上小百合さんが主演した「音楽劇 夜曲 nocturn」と、松たか子さん、広瀬すずさんが出演した舞台「『Q』:A Night At The Kabuki」と、門脇麦さんが主演した「ねじまき鳥クロニクル」を観て以来、今回で4度目です。
筒井あやめさんが主演した「目頭を押さえた」の時だけシアターイーストでしたね。
プレイハウスの客席数は841で、平均的な大きさの劇場です。
後方の席や二階席の場合はオペラグラスがあった方が良いです!

観た感想

ではなるべくネタバレしないように感想を。

何はともあれ、本当に面白かったです。

第一幕は早い展開の会話劇で笑いの要素も多くあり、それを第二幕で一気に伏線回収するカンジ。
終盤は感動の連続で、涙無しでは観れませんでした。
「これはお芝居なんですよ」的な内容のメタ発言とか、演者にストーリーを語らせるような演出は本来好きではないんですが、あくまで小ネタとしてちょっと挟んであるだけなので気にならなかったです。

二つの世代を演じ分ける演者さん達の演技力はもちろんの事、かなり早いセリフのやり取りは圧巻です。
セットも一つで、出演者もほぼずっと舞台上にいるような演出で、難しいだろうに凄いなと思いました。
伊藤万理華さんも感情の起伏が激しくて不安定な役を演じていて、乃木坂一の演技派と言われた実力は健在です。

特に終盤の高畑充希さんの歌は今すぐ配信して欲しいレベルで胸を打ちました。
聴いてまた舞台の余韻に浸りたいものです。

まぁ何というか、人の気持ちや本心というのはなかなか相手には伝わらないもので、それなのにちゃんと伝えないといつかは離れてしまうもの、という難しさがテーマになっていました。
今目の前にいる人をもっと大切にしましょう!

以上、舞台「宝飾時計」を観た感想でした!
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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

View Comments

  • いとおしい感じのするストーリーですね。
    行ければ見に行ってみたいです。

    • 「あら、そうね。知らず知らずに協力してもらっているケースもたくさんあるでしょうね。こちらの協力が気付かれていない事もあるかしら」