どうも公認会話士です。
今年の夏も暑いですね。
電気代が高くて、冷房の効いた部屋でじっとしているのも何だかもやもやしそうな状況ですが、いかがお過ごしでしょうか。
それはそうと、私は今月も舞台を観てきました。
上川隆也さんが主演で、櫻坂46の小林由依さんが出演する舞台「隠し砦の三悪人」です。
原作は黒澤明氏の映画で、2008年にリメイクも制作されていますが、舞台化は今回が初めてです。
7月28日(金)~8月13日(日)
東京・明治座
8月24日(木)~8月27日(日)
大阪・新歌舞伎座
東京と大阪の2都市で約1ヶ月間に渡る公演です。
当日券があるかもしれないので、興味のある方は劇場に問い合わせてみましょう!
公式ホームページ
時は戦国時代、とある場所で秋月、山名という小国の戦いが起こる。
山名家当主である山名竹膳(佐藤アツヒロ)は長年膠着していた秋月家との戦いを、不意打ちのような奇襲で一気に攻め込んで片を付けた。
百姓の又七(風間俊介)と太平(六角精児)は一攫千金を夢見て戦いに参加するも、恐怖に震え上がり何もできない。
命が惜しくなった 2 人は故郷に帰ろうという話になるが、欲に目がくらみ討ち死にした兵士の懐漁りをはじめると、秋月の隠し金を見つける。
争い合うように隠し金確保に励む又七と太平の前に、怪しげな男が現れる。
その正体は秋月家の侍大将・真壁六郎太(上川隆也) であった。
同盟国への脱出を思案していた六郎太であったが、又七と太平が口にした脱出法に活路を見出す。
三人で向かった隠し砦には、身分を隠して潜む秋月家の雪姫(小林由依)の姿があった。
仔細は分からないが、とりあえずの恩賞欲しさに手伝うことになる 2 人。
しかし、行く手には六郎太のかつての盟友にして宿敵である山名の侍大将・田所兵衛(宇梶剛士)が立ちふさがる。
果たして 4 人は敵陣を突破し、無事に脱出できるのか…。
(公式ホームページより)
というわけで、戦国時代の話ですね。
ハラハラした展開になりそうですが、舞台上でどのように展開されるのか楽しみです。
上演時間
昼の部:第一幕12:00~13:20 幕間(30分) 第二幕13:50~14:55
夜の部:第一幕17:00~18:20 幕間(30分) 第二幕18:50~19:55
では舞台の感想の前に、東京公演の劇場となる明治座を紹介しておきましょう。
名前の通り、明治6年創業の歴史のある劇場です。
現在は平成5年に建てられた浜町センタービル内にあります。
座席数は1368で、平均より大きめの劇場と言えるでしょう。
ここへ来るのは「サザエさん」、「本日は休診」に続いて今回で3回目です。
明治座の大きな特徴の一つとして、弁当を購入して幕間に客席で食べる事が許されてます。
1階席後方や2階席、3階席はオペラグラスがあった方が良いです。
今回は前方の席が確約されている先行抽選に当選したので、私は持っていきませんでした。
ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。
物語はとても分かりやすく、王道の時代劇というカンジです。
武士の魂というか、忠義を尽くして礼を尽くせばどんな窮地でも道は拓けるのかもしれない、というのがテーマだった気がします。
小林由依さんが演じる雪姫も良かったです。
家臣の死を自分の事のように悲しんだり、家臣のために命を惜しまない心意気のあるリーダーが今の日本にどれくらいいるんだろうか、なんて思ってしまいました。
風間さんと六角さんが演じる百姓コンビがお笑い担当というか、真面目で重厚感のある物語の中にあって良いアクセントになってたと思います。
上川さんと宇梶さんの迫力ある殺陣もありましたし、演出的にも物語的にも満足度の高い舞台でした。
以上、舞台「隠し砦の三悪人」を観た感想でした!
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隠し撮りでの三ACTOR…全員見付けたら良いことあるかな?
「あらそう。劇場の裏で出待ちでもしていれば良いのかしらね。それとも隠し通りでこっそり帰るのかしら」
お! これは僕としては、黒澤明監督の映画が、印象が強いですね。リメイクされていたんですか。「スター・ウォーズ」などにも影響を与えた作品ですよね。舞台ではどんなカンジなんでしょうかね。
「あら、そうね。映画も一度リメイクされたみたいだけれど、名作は色褪せないという事かしら。私は逆に映画版も観てみたいわね」
おはようございます。
安定ある舞台と言う感じですか。
見応えあれば良いですね(๑˃̵ᴗ˂̵)
「あら、そうね。殺陣も物語も見応え充分だったらしいわよ。時間があればまた観たいくらいじゃないかしら」