どうも公認会話士です。
今月は観たい舞台のチケットに当選しなかったので、またもや映画を観てきました。
佐々木蔵之介さんや齋藤飛鳥さんが出演した「マイホームヒーロー」です。
昨年TBSで放送されていた深夜ドラマを観ていたので、今回の映画での完結編が気になって観たカンジです。
原作は漫画なんですが、私は未読でドラマ版しか観てません。
ドラマ版のあらすじとしては、娘の彼氏が実は妻の実家の財産を奪うためだけに近付いてきた事や、用が済んだら娘は殺すなどと話している電話を聞いてしまった父親が彼氏を殺してしまう、みたいなカンジです。
半グレ集団に疑われて脅されても一切証拠を掴ませずに逃げ切る父親のハラハラした展開が毎週描かれてました。
というわけで、逃げ切ったと思われた事件がまた明るみになってしまった7年後が映画版で描かれます。
しかも大学生だった娘が7年経って刑事になっている、というのが興味深いですね。
ではなるべくネタバレしないように映画の感想を。
まずは良い意味で予想を裏切られたというか、物凄く面白かったです。
ドラマ版は「一体この状況をどうやって切り抜けるんだ?」というサスペンスの要素が強めで、人間関係の深いところまではあまり描写されてませんでした。
ハラハラしては上手く切り抜けてホッとする、の連続ってカンジで。
でも映画版は登場人物それぞれの関係性や過去などがしっかりと描かれていて、もちろんハラハラもホッともするものの、それよりも登場人物それぞれの想いが伝わってきて感動するような見せ方になっていました。
家族を守るためにまた罪を犯してしまうのか、正義に生きる娘を裏切らないために思い留まるのか、過去を全て正直に話すのか、それとも隠し通すのか。
そんな風に父親が葛藤するたびに身につまされる想いがしました。
個人的に唯一ケチをつけるとすると、ドラマ版では間抜けで世間知らずで人を見る目が無くて親に反抗ばかりしていた娘が、超優秀で家族想いな刑事になっていた点ですかね。
いくら7年経ってるからってあの娘がこんな事にはならないのでは?みたいな。
まぁ娘が刑事という設定のおかげで物語は面白くなっていたので、気にしない方が良いのかもしれないですが。
むしろそこを演じ分けていた齋藤飛鳥さんにアッパレと言うべきですかね。
とにかく面白い映画だったので、機会があればドラマ版、映画版と続けて観て欲しいものです。
以上、映画「マイホームヒーロー」を観た感想でした!
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View Comments
昭和だったら現実味があってドロドロ感があったあらすじ、だが、
令和だから爽やか?なストーリー。
ていうか、公認会話士のあらすじトークですからね。
稲川淳二だったらまた違うでしょうね。
みんな腰抜かす?
「あら、そうね。時代によっても観る人によっても内容や感想が変わるでしょうね。批判的な感想を持った人はどんな感想になるのかしら」
7年熟成のホネが見つかったら、犬の世界では大ニュースだワン。
「あら、そうね。骨だけが残るというのがスゴイわね。恐竜の骨も見つかったらとんでもない事になるのかしら」
恐竜博物館の骨は堅くて味がしなかったワン。あれはレプリカだワン
おはようございます。
明日から会社に行ったら
葛藤しまくりますわ(笑)
「あらそう。誰にも言えない過去でもあるのかしらね。言うのも言わないのも優しさだったりするから大変ね」