どうも公認会話士です。
もう5月も終わりに近いですが、今月も舞台を観てきました。
加藤清史郎さん、元日向坂46の影山優佳さんが主演を務める「未来少年コナン」です。
今月の初めに映画版の「名探偵コナン」を観ましたが、別の作品なのでお間違えの無いように。
東京公演
5月28日~6月16日
東京芸術劇場 プレイハウス
大阪公演
6月28日~30日
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
というわけで、2都市で約1ヶ月間の公演です。
他に観たかった舞台との日程との兼ね合いもあって、今回は先行抽選ではなく座席選択が出来る一般販売で購入したんですが、その時点でほぼ満席でした。
でももしかしたら当日券があるかもしれないので、興味のある方は劇場に問い合わせてみましょう!
公式ホームページ
仲間を見つけ、仲間のために生きろ
「未来少年コナン」は、日本アニメーション制作により1978年に宮崎駿が初監督したアニメーションシリーズ。
躍動感あふれる描写や、世界観など、その後の宮崎作品へと受け継がれている要素がぎっしり詰まった名作。
現代の我々にも刺さるテーマを冒険活劇として表現し、長きにわたり多くのファンに支持されている。
その作品を舞台化するのは、日本ではミュージカル『100万回生きたねこ』や村上春樹原作の『ねじまき鳥クロニクル』などを手掛け、その唯一無二の空間演出で観客を魅了し続けているインバル・ピント。
そして、表現者として多様なジャンルで才能が光るダビッド・マンブッフが共に演出を担う。
兼ねてより宮崎作品を敬愛していた二人の想像を超える感性で、芝居だけでなく、ダンス、歌や音楽、美術、衣裳、照明などを巧みに操り新しい舞台芸術作品を誕生させる。
(公式ホームページより)
というわけで、原作は宮崎駿氏が制作したテレビアニメ作品です。
私は子供の頃に再放送されていたのを観た事があります。
細かいところまでは覚えていないですが、大まかなストーリーはまだ覚えていて、後に世に出る風の谷のナウシカや天空の城ラピュタの土台となるような作品だった事を記憶してます。
西暦20XX年、人類は超磁力兵器を使用し、地球の地殻を破壊、大変動が起こった。
五つの大陸はことごとく海の底に沈み、栄華を誇った人類の文明は滅び去った。
それから20年後、孤島・のこされ島では少年コナンが育ての親・おじいと二人で暮らしていたが、ある日、謎の少女ラナが島に流れ着き、コナンの運命が動き出す。
島には工業都市インダストリアから行政局次長モンスリーが飛来して、ラナを誘拐してしまう。
コナンはラナを助け出すため、いかだに乗って冒険の旅に出ることに。
旅先では謎の野生児・ジムシーやインダストリアの貿易局員・船長ダイスなどと出会ってゆく。
一方、自然に溢れたラナの故郷・ハイハーバーには、天才科学者・ブライアック・ラオ博士の居どころを探すインダストリアの行政局長レプカ率いる兵士たちが襲いかかる。
コナンは仲間たちと巡り合い、大切な人を守るために様々な困難に立ち向かってゆく。
そして人類に残された世界で、新しい未来を切り拓いてゆくのであった。
(公式ホームページより)
やはり何となく風の谷のナウシカや天空の城ラピュタを想起させる内容ですね。
かなり派手な人間離れしたアクションシーンも多かったと記憶してますが、どのように舞台で再現するのかが興味深いです。
上演時間:約2時間55分(休憩15分含む)
舞台の感想の前に今回の東京公演の舞台となる東京芸術劇場を紹介しておきましょう。
池袋駅の西口にある総合文化施設で、大、中、小の劇場の他に、展示室や売店やレストランなども入ってます。
大ホールは「コンサートホール」、中ホールは「プレイハウス」、小ホールは2つあって、「シアターイースト」「シアターウェスト」とそれぞれ別名があり、今回の公演はプレイハウスです。
座席数は841で、名前の通り中型の標準的な劇場ですね。
井上小百合さんが主演した「音楽劇 夜曲 nocturn」と、松たか子さん、広瀬すずさんが出演した「『Q』:A Night At The Kabuki」と、門脇麦さんが主演した「ねじまき鳥クロニクル」と、高畑充希さんが主演した「宝飾時計」と、大竹しのぶさん、生田絵梨花さんが出演した「GYPSY」と、高橋一生さん、多部未華子さんが主演した「兎、波を走る」を観て以来、今回で7回目です。
真ん中から後ろの席や、2階席の場合はオペラグラスを持っていく方が良いでしょう。
ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。
まずは物語のどの辺りまで描くのかと思いましたが、なんと最後まで描いていました。
その分駆け足な内容……というわけでもなく、結構ダンサーや歌のパートに割く時間も長かったと思います。
まぁとにかくアニメ版を観ていた当時を思い出して楽しめましたし、記憶の通りモンスリーとダイスは最高のキャラクターだな、と思いました。
舞台全体の演出はなかなか力が入っていて、水中のシーンや空中のシーンも手抜きなく、コナン少年の身体能力の高さもワイヤーアクションや黒子さん達の手によって表現されて素晴らしかったです。
ところどころ入るソロの歌唱パートのクオリティも高く、満足度はとても高い舞台だったと思います。
いつまでも色褪せない素晴らしい作品という事を再認識出来ました。
以上、舞台「未来少年コナン」を観た感想でした!
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View Comments
未来少年コナンの舞台化なんて、だいぶぶっ飛んだ発想だと思うんですけど、舞台ならではの表現できちんと再現されているんですねぇ…
凄いものです。
音楽パートの時間も充分あるとの事で、充実感がありそうな舞台ですね。
音楽、と言えば。
とーくちゃんのイメージに合う音楽プレイリストを勝手に纒めてみました。
https://ameblo.jp/myth-of-fist/entry-12854329159.html
ついでに、俺の人間性が分かるかも知れない音楽プレイリストの方も共有しておきますので、お時間と興味が御座いましたらどうぞ。
https://ameblo.jp/myth-of-fist/entry-12850118036.html
「あら、そうね。どうして今になって舞台化しようと思ったのかは分からないけれど、勝算があったんでしょうね。曲はアニメの中のものとはまた違ったみたいだけれど」
バラクーダ号の再現度が気になります
「あら、そうね。乗り物に関してはかなり簡略化されていたみたいよ。特にギガントは観る側の想像力に完全に委ねられていたカンジかしら」
あれ2度目に出てきた時、オオオ…ってなった記憶があります
昔、これ私が「未来探偵コナン」と発言したため、
友人達に笑われました。
宇宙戦艦トマトから、なんの発展も無かったわけです。
「あらそう。探偵の方も未来はどうなるのか気になるものね。身体能力の高さも意外と似ているのかしら」
おはようございます。
歌やダンスで舞台性を強めてるのですね。
満足度あればOK牧場よ(笑)
「あら、そうね。恐らくストーリーだけを重視すると結構コメディ寄りになるんでしょうけれど、芸術性も高めているカンジかしら」