どうも公認会話士です。
先日舞台を観劇したのに引き続き、今度は映画を観てきました。
元乃木坂46の深川麻衣さんが主演する「ぶぶ漬けどうどす」です。
世界中の人々を魅了する古都・京都。
そんな京都が大好きすぎて、京都のいちばんの理解者になろうと暴走した主人公が引き起こす大騒動を描くシニカルコメディが誕生した。
騒ぎの火種となるのは、本音と建前を使い分ける県民性。
その技を器用に駆使する〈京都人〉と、〈ヨソさん〉の主人公の攻防が、面白おかしく展開する。
だが、それは京都という迷宮への入口に過ぎない。
〈ヨソさん〉も〈生粋の京都人〉さえも、京都を愛すれば愛するほど、奥の深すぎる不可思議なこの街にもてあそばれてゆく──。主人公の澁澤まどかを演じるのは、『嗤う蟲』『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の深川麻衣。
まどかの義母である老舗扇子店の女将・澁澤環役には室井滋。
また、まどかとコンビを組むマンガ家・安西莉子役に小野寺ずる、京都の老舗料亭の女将・竹田梓役に片岡礼子、まどかの夫で扇子店の長男・澁澤真理央役に大友律と、才能あふれる俳優が集結した。
さらに、まどかのコミックエッセイに一風変わった過剰なエールを送る大学教授・中村航役に若葉竜也、環の夫で老舗の“アホぼん”・澁澤達雄役に松尾貴史、京都で不動産業を営むちょっと怪しい男・上田太郎役に豊原功補と、最高峰の個性を誇る俳優たちが、濃密なセッションを繰り広げる。
監督は、『白鍵と黒鍵の間に』『南瓜とマヨネーズ』の冨永昌敬。
完全オリジナルの企画・脚本は、『his』『そばかす』のアサダアツシ。
老舗扇子店とその住居は実際の京町家で撮影、おくどさんやおばんざいなど味わい深い昔ながらの暮らしや、風情のある街並みが楽しめる──けれど、物語の顛末を見届けたら最後、京都へ行くのが怖くなる!?
(公式ホームページより)
というわけで、京都を舞台にした京都っぽさ満載の映画のようです。
深川麻衣さんといえば今まではおしとやかで繊細な女性を演じる事が多かったので、今回の役どころはとても興味深いです。
今作は全国で公開されるものの、上映される映画館に限りがあるので、興味のある方は上映される映画館をちゃんとチェックしてから観に行くようにしましょう!
公式ホームページ
では、なるべくネタバレしないように映画の感想を。
とにもかくにも深川麻衣さんを観続けて堪能しました。
上映時間96分のうち93分間くらいは深川麻衣さんが映ってるんじゃないかというくらい出ずっぱりだったので、ファンとしては大満足です。
内容はまぁ何とも極端と言いますか、京都の人は流石にここまで閉鎖的ではないのでは?という気もしますし、相手が東京から来た人という事くらいは考慮して付き合ってくれるのでは?という気もしました。
例えば「翔んで埼玉」が埼玉県民に大好評だったように、この映画を京都府民が観たらどう思うのか興味深いです。
終盤は結局「ヨソさん」同士の争いになってしまっていたので、それならもっと女将さん軍団やお義母さんとのやり取りだけにフォーカスして、京都の人の人間性を知る事に時間を割いたら面白くなったかもしれません。
とりあえずぶぶ漬け(お茶漬け)よりも、作中何度か登場するお赤飯を食べたくなる映画でした(赤飯大好物なので)。
以上、映画「ぶぶ漬けどうどす」を観た感想でした!
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おはようございます。
京都の人が言う建前が
なかなか難しいですわ(笑)
「あらそう。二重三重に本音を隠していそうだものね。京都の人の本音辞書などが必要かしら」