深川麻衣、伊藤万理華出演映画「架空の犬と嘘をつく猫」を観た感想

どうも公認会話士です。
新年になっていかがお過ごしでしょうか。
今年も観たい舞台はいくつかあるものの、まだチケットの申込みが始まってないので、今のところまだ観劇については未定です。
そんな中、乃木坂ファンにとって胸熱の映画が公開されたので早速観てきました。
元1期生の深川麻衣さんと伊藤万理華さんが出演する「架空の犬と嘘をつく猫」です。

映画情報

弟の死により現実を見なくなった母親を筆頭に、家族誰もが“不都合な真実”から目をそらし、それでもなお一緒に暮らしている、機能不全の羽猫家。
その中で、少年・山吹はただ一人、家族と向き合いながら成長していく。原作は、『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞にノミネートされた寺地はるなの同名小説。
監督は『愛に乱暴』で世界の映画祭を沸かせた森ガキ侑大。
本作も世界15大映画祭の一つ、タリン・ブラックナイト映画祭のコンペティション部門に選出され、その手腕は日本だけでなく世界でも高く評価されている。
脚本は『浅田家!』で日本アカデミー賞脚本賞を受賞した菅野友恵。

主演・羽猫山吹には、確かな演技力と柔らかな存在感で物語を支える高杉真宙。
共演には、正反対の女性像を体現する伊藤万理華と深川麻衣をはじめ、母・雪乃を演じる安藤裕子、姉・紅役の向里祐香、父・淳吾役の安田顕。
そして祖母役に余貴美子、祖父役には柄本明ら幅広い世代の実力派俳優たちが集結した。
積み重なった嘘は、愛の裏返し。
彼らの“嘘”がほどかれたとき、家族は本当の意味で“家族”になっていく―。
公式ホームページより)

というわけで、小説が原作の映画ですね。
深川麻衣さんも伊藤万理華さんも乃木坂時代から演技に定評のあるメンバーでしたが、こうして演技の仕事で共演するのは中々珍しい事なので楽しみです。

あらすじ

不完全で、やっかいで、でもどこか愛おしい——。
ある家族の30年にわたる”嘘”と”愛”の物語

弟の死が受け入れられない母のため、弟のフリをして母に手紙を書き続ける、小学生の山吹。
空想の世界に生きる母、愛人の元に逃げる父、夢を語ってばかりの適当な祖父と“噓”を扱い仕事をする祖母、そして“嘘と嘘つきが嫌い”な姉。
一つ屋根の下に住んでいながらもバラバラに生きている家族の中で山吹は今日も嘘をつきながら成長していく―。

弟が亡くなった事によって家族が変わってしまう物語のようですね。
一度始めてしまった嘘をつき続けるのかいつか辞めるのか、そんなところが肝になってきそうです。

上映劇場

今作は全国で公開されるものの、上映される映画館に限りがあるので、興味のある方は上映される映画館をちゃんとチェックしてから観に行くようにしましょう!
公式ホームページ

観た感想

では、なるべくネタバレしないように映画の感想を。

まず感じたのは、意外と小学生~中学生時代の描写が長く、中々主演達が出てこない、という点です。
でもそれが後の人間関係に深みを与えているので、必要な構成だと思いました。

登場人物は全員本音をあまり口に出さないタイプで、表情や行動やニュアンスで時間をかけて理解し合っていくんですが、そこが凄く小説的と言いますか、きっと心理描写がメインの原作なのかな?と感じました。
でもナレーションで物語や心理描写を語ったりする手法は使わず、役者の演技力に心情の表現を委ねているのがとても良かったです。

物語は家族の話がメインで、壊れてバラバラになっても心の底では無事で幸せでいる事をお互い願っているような、今どこに住んでいるのかを知っている程度には繋がっていなければいけないような、そんな日本的な家族のあり方というのが表現されていました。
現実から目を背けて嘘をつき続けて生きるのは難しい、というより自分の正直な心がそれにいつか耐えられなくなる、というのがテーマでしょうか。
125分ありますが、そんな長さに感じないくらいのめり込んで観る事が出来ました。

乃木坂ファンの感想

さて、最後に乃木坂ファンとしての感想ですが、一言で言うともう最高!ってカンジです。
まいまい悪いなぁおい!
まりっか可愛いなぁおい!
と映画館ではなく一人で観ていたら何度も叫んでいた事でしょう。
それくらい深川麻衣さんが悪いんです。
高杉さんの恋愛感情を何度も翻弄する役で、あからさまな悪女というわけではないんですが、自分が弱って困っている時にだけ高杉さんを頼りにしてくるズルい女性でした。
そりゃこんな人にこんな頼られ方したら放っておけないって!と何度もやきもきしながらテンションが上がってしまいました。

対して伊藤万理華さんはちょっと捉えどころがないように見えて、いつも隣で深く優しく愛してくれるタイプの女性の役で、こんな人が好きになってくれたらもう一生幸せは保証されたようなものだよなぁ、と観ているこっちまで幸せな気持ちに包まれてしまいました。
彼女の作品は山ほど観てきましたけど、この作品が代表作と言っても良いくらい、彼女の魅力と演技力が爆発していたと思います。

乃木坂ファンはもちろん、そうでない人にも是非とも観て欲しい映画でした。

以上、映画「架空の犬と嘘をつく猫」を観た感想でした!
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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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  • うちも鶏舎の中でどこにいるのかすら分からないコケ。糸電話でもしてみるコケ。

  • おはようございます。

    お疲れサマです。
    ファンになってる人が出演してると
    気になりますね(๑˃̵ᴗ˂̵)
    また鋭意 観に行ってください(๑˃̵ᴗ˂̵)

    • 「あら、そうね。好きな人が出演しているとまた感想もずいぶん違うんでしょうね。作品にとってはノイズになってしまうのかもしれないけれど」