従兄弟連中とは大人になってからほぼ会った事がありませんでしたが、ぼくの父親が亡くなった時、通夜に何人かの従兄弟たちが来てくれました。 一応喪主だったぼくは立場上眠るわけにもいかず、線香番に付いていたのですが、男女一人ずつ従兄弟が付き合ってくれました。ぼくはビールをたくさん買って来て、「親父を楽しく見送ろう」と、みんなでプシュプシュッとあけて談笑を始めました。 このうちぼくの3つ位歳下の男は、所帯持ちながら定職にも就かず、そのくせ口だけは達者で、「己の要領のよい生き様」を自信たっぷりに語るのでした。 そいつとぼくはある意味正反対のタイプです。自ずとぼくはたまにツッコミを入れ、本音に抱えている危うい感じをそいつの口から引き出そうと試みました。そいつは崩れずヘリクツで応酬し、いつしか夜は更けて行きました。二十歳前位だった従妹は、ただただ楽しそうに聞いてくれました。 お酒も進んだ夜明け前あたりで、そいつは楽しそうなトーンのまま「俺は兄ちゃん(ぼく)みたいなやつが一番嫌いなんや」というものだから、ぼくも「俺もお前みたいなやつが一番嫌いや」と返してやりました。従妹は相変わらず楽しそうに呑み続けていました。 とうとう眠らぬうちに夜が明け、ぼくはどっぷり酔っぱらったまま本葬を迎える事となりました。 終わった後も暫く長椅子で横になって酔いを醒ます羽目となりました。通夜の線香番のときのビール缶の残骸の山。ぼくが一番呑んだのは実はこの夜です。 もうそいつとは二度と合わないかもしれませんが、また会えるものなら口ぐらいは聞いてやろうと思っています。
「あらそう。普段全く接する事の無いようなタイプの人でも、親族だから仕方がないという場合もあるんでしょうね。従兄弟というのは何とも不思議な関係だけれど、もっと周囲に迷惑をかけるようなタイプだったとしたら笑い話にもならないのかもしれないわね」
兄と俺を入れて 男が7人 女が4人 俺が低学年くらいの時までは お盆とか正月 あと温泉とか 集まったら普通に遊んだりしてたんだけど…だんだん疎遠になって話さなくなりました なんか気恥ずかしくなりました 一番慕っていた?のが 一つ上のいとこで 大人になって話さなくなって やっぱりさびしい感じではあったんだけど 去年 母が入院していて お見舞いに来てくれた時に 話す事が出来て それは良かったかな?って思います 不思議な事に 他の人とは 簡単に話せるのに いとこだとやっぱり恥ずかしいです 仲わるくもないけど 良くもないでお願いします 公認会話士さんは どうですか?
「あらそう。成長するにつれてお互いに余計な意識が働いてしまって、更に相手もそう感じているのを察する事が出来るのが気まずかったりするんでしょうね。お互いの家族までよく知っている、というのが逆に精神的な枷になったりするのかしら。あら、書き留めている人はどうかしらね。やはりどんどん疎遠になったりしているんじゃないかしらね。きっと小説やブログを書いている事すら知らせていないんじゃないかしら」
気になる女の子がいるが、ある日その子と親しげに話す男を見かける。 恋人ではないかと落ち込むが、実はいとこだった。 なんていう王道パターンが、創作物の世界では多いようですが、 僕にはその真偽は分かりません。従兄弟も従姉妹も存在しないから。
「あらそう。従兄弟は歳の近い人が多いものね。一緒に親しげにしていたら勘違いもするでしょうね。あら、従兄弟も従姉妹も存在しないのもまた良いところがある人生だったりするんじゃないかしら。一族にとんでもないならず者が含まれていたら皆で苦労する恐れがあるものね」
糸コンニャクで縛られたいです。 「いとこ」とは昔はよく遊んだのですが、10年ぶりくらいで会うとタイムマシン的な気分になれます。 家が遠いと会いにくいですね。「とおいいとこいとこいし」ですが、会うと少し気まずいです。
いとこなら15人いますが(笑)。今ではそれぞれ家庭を持っているので、ほとんど会う機会はないですね。でも仲良くさせてもらっているいとこもいますよ。それでも年に2~3回会えば良い方かな。小さい頃に仲がよかった人、成人してから仲良くなった人、いろいろですね。
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従兄弟連中とは大人になってからほぼ会った事がありませんでしたが、ぼくの父親が亡くなった時、通夜に何人かの従兄弟たちが来てくれました。
一応喪主だったぼくは立場上眠るわけにもいかず、線香番に付いていたのですが、男女一人ずつ従兄弟が付き合ってくれました。ぼくはビールをたくさん買って来て、「親父を楽しく見送ろう」と、みんなでプシュプシュッとあけて談笑を始めました。
このうちぼくの3つ位歳下の男は、所帯持ちながら定職にも就かず、そのくせ口だけは達者で、「己の要領のよい生き様」を自信たっぷりに語るのでした。
そいつとぼくはある意味正反対のタイプです。自ずとぼくはたまにツッコミを入れ、本音に抱えている危うい感じをそいつの口から引き出そうと試みました。そいつは崩れずヘリクツで応酬し、いつしか夜は更けて行きました。二十歳前位だった従妹は、ただただ楽しそうに聞いてくれました。
お酒も進んだ夜明け前あたりで、そいつは楽しそうなトーンのまま「俺は兄ちゃん(ぼく)みたいなやつが一番嫌いなんや」というものだから、ぼくも「俺もお前みたいなやつが一番嫌いや」と返してやりました。従妹は相変わらず楽しそうに呑み続けていました。
とうとう眠らぬうちに夜が明け、ぼくはどっぷり酔っぱらったまま本葬を迎える事となりました。
終わった後も暫く長椅子で横になって酔いを醒ます羽目となりました。通夜の線香番のときのビール缶の残骸の山。ぼくが一番呑んだのは実はこの夜です。
もうそいつとは二度と合わないかもしれませんが、また会えるものなら口ぐらいは聞いてやろうと思っています。
「あらそう。普段全く接する事の無いようなタイプの人でも、親族だから仕方がないという場合もあるんでしょうね。従兄弟というのは何とも不思議な関係だけれど、もっと周囲に迷惑をかけるようなタイプだったとしたら笑い話にもならないのかもしれないわね」
一人っ子の場合は従兄弟が
大事な存在になりがちですが
寧ろ兄弟のほうがいいかなと
思います。
盃を交わして皆兄弟になろう!
「あら、他人でも盃を交わして義兄弟になったりする事があるみたいだものね。生まれた日が違っても、死ぬ日はもっと違うから問題ない、みたいな話だったかしら。ファンの人に怒られそうね」
ミニーさんに言われたら国語の先生でも慌てて読み返すと思います。その間にぴゅぴゅぴゅっと退散。
兄と俺を入れて 男が7人 女が4人 俺が低学年くらいの時までは お盆とか正月 あと温泉とか 集まったら普通に遊んだりしてたんだけど…だんだん疎遠になって話さなくなりました
なんか気恥ずかしくなりました
一番慕っていた?のが 一つ上のいとこで 大人になって話さなくなって やっぱりさびしい感じではあったんだけど
去年 母が入院していて お見舞いに来てくれた時に 話す事が出来て それは良かったかな?って思います
不思議な事に 他の人とは 簡単に話せるのに いとこだとやっぱり恥ずかしいです
仲わるくもないけど 良くもないでお願いします
公認会話士さんは どうですか?
「あらそう。成長するにつれてお互いに余計な意識が働いてしまって、更に相手もそう感じているのを察する事が出来るのが気まずかったりするんでしょうね。お互いの家族までよく知っている、というのが逆に精神的な枷になったりするのかしら。あら、書き留めている人はどうかしらね。やはりどんどん疎遠になったりしているんじゃないかしらね。きっと小説やブログを書いている事すら知らせていないんじゃないかしら」
気になる女の子がいるが、ある日その子と親しげに話す男を見かける。
恋人ではないかと落ち込むが、実はいとこだった。
なんていう王道パターンが、創作物の世界では多いようですが、
僕にはその真偽は分かりません。従兄弟も従姉妹も存在しないから。
「あらそう。従兄弟は歳の近い人が多いものね。一緒に親しげにしていたら勘違いもするでしょうね。あら、従兄弟も従姉妹も存在しないのもまた良いところがある人生だったりするんじゃないかしら。一族にとんでもないならず者が含まれていたら皆で苦労する恐れがあるものね」
糸コンニャクで縛られたいです。 「いとこ」とは昔はよく遊んだのですが、10年ぶりくらいで会うとタイムマシン的な気分になれます。 家が遠いと会いにくいですね。「とおいいとこいとこいし」ですが、会うと少し気まずいです。
「あらそう。従兄弟に糸こんにゃくで縛られたまま10年くらい経ったらどうなるのかしらね。思い切り妙な趣味に走っている恐れがあるわね」
おはようございます。
従兄弟、長いこと会ってないですね。
たらこ、たまにたべます(^-^)/
「あらそう。そうなると理由もなく突然会いたいと言うのも何だか変だものね。たらこくらい兄弟が多いと、下の世代はとんでもない従兄弟の数になりそうね」
いとこなら15人いますが(笑)。今ではそれぞれ家庭を持っているので、ほとんど会う機会はないですね。でも仲良くさせてもらっているいとこもいますよ。それでも年に2~3回会えば良い方かな。小さい頃に仲がよかった人、成人してから仲良くなった人、いろいろですね。
「あらそう。それぞれとその時その時で微妙に関係性が変わったりしたんでしょうね。いつまで経っても親類に迷惑をかける人とか、音信不通になる人とかが含まれるとまた全く話も変わってくるのかしら」