「時が過ぎるのが早い」と感じる理由・人間が一生のうちに成し遂げられる事とは

ブログネタ:三十路、四十路になって気付いた事

ミッキー
30歳とか40歳になると、色々と何か気付いたりするのかな?
ミニー
あら、どういう事かしら?
ミッキー
いや、ほら、今まで若い時は分からなかった事に気付いたり、そういうのがあるんじゃないのかな
ミニー
あらそう。どういう事なのかしらね
ミッキー
いや、だから、年齢を重ねたからこそ分かった事、みたいな話だぞ
ミニー
あらそう。一体何がどうなっているのかしら
ミッキー
こら!何が分からないんだ!?会話にならないぞ!
ミニー
うるさいわね。あなたの希望通り何も気付けない15歳を演じているだけじゃないの。一体何が問題なのかしら
ミッキー
いや、気付けないというより全く理解する気が無いカンジじゃないか。言ってる内容が通じないのとはまた別の話だと思うぞ
ミニー
あらそう。すぐ後ろにゾンビや幽霊がいるのに全く気付かないコントの演者みたいな女で悪かったわね。演出という事に全く気付けない子供達に【後ろ後ろ】と台無しな事を言われてしまうわよ
ミッキー
全く……まぁでもそういう事だな。あくまで演技なのに、子供はホントに気付いてないと思ってるわけだからな。他にもきっと大人になって分かる事ってのがたくさんあると思うぞ
ミニー
あらそう。【夜に爪を切ると親の死に目に会えない】とか、【夜に口笛を吹くと蛇が来る】とか【てるてる坊主に髪の毛を書くと雨が降る】とかかしら?15歳になった今でも何を言っているのかさっぱり分からないけれど、本当に30歳になったら分かるようになるのかしらね
ミッキー
そういう言い伝えはまた別の話じゃないのか……?
ミニー
何をごにょごにょ運動会に参加したくないのでてるてる坊主を逆さにして髪の毛を書いたのにしっかり晴れてしまったので、家族で遊園地に行く日も同じ事をして晴れにしようとしたらしっかり台風が直撃してしまった男のようにつぶやいているのか分からないけれど、結局今日は一体何の話なのかしら?話題がまだ3歳児なのかと思うくらい何が何だかさっぱり分からないわね
ミッキー
いや、だから大人になって初めて気付くような事ってあるのかな、って話だぞ。例えば【若いうちに勉強しておいた方が良い】とか【若いうちの苦労は買ってでもしろ】とか【1年が過ぎるのが早い】みたいな事をよく大人が言ってたりするけど、僕達にはいまいちよく分からないじゃないか
ミニー
あらそう。もちろん今の時点でその感覚は分からなくても、言いたい事は理解出来るんじゃないかしら。日本はそこそこ裕福で平和な国だからこそ、あまり物事を深く考えなくても生きていく事が出来てしまうはずよ。そうして何となく生きてふと気付いたらいつの間にかとんでもない月日が流れてしまっていて、【もっと色々やっておけば良かった】と思うんでしょうね。30歳や40歳で人生の折り返しというものを意識した途端に、【時間は折り返したけれど、人生経験は折り返せてないんじゃないか】と思ったりね。でも実際には人間は一生のうちにそんなにたくさんの事を成し遂げられないものなんじゃないかしら。人生と夢物語は全くの別物よ
ミッキー
そ、そっか。って、既にそんな事に気付いちゃってて大丈夫なのか、と思ったりするけど……じゃぁ逆に、30歳までにやり遂げたい事って何かあるか?
ミニー
さぁ、どうかしらね。あなたは何かあるのかしら?
ミッキー
僕か?うーん、まぁちゃんと就職して、出来たら結婚して子供でもいれば良いなぁ、と思うけど……とにかく毎日楽しく生活してたいな。って、それこそ大人に【もっとちゃんと若いうちから人生設計を立てた方が良い】とか言われちゃうんだろうな
ミニー
あらそう。あなたは別に何もしなくて良いんじゃないかしら。どうせ話しても叶わないものね
ミッキー
こら!将来必ず不幸になるみたいじゃないか!いくらなんでも酷いぞ!
ミニー
違うわよ。私が叶えるしかないものね、って言ったの。って、何を言わせるのかしら、みっともない
ミッキー
うっ、そっか。そんな風に思ってくれてるとは……でも僕だってお前の幸せのためだったら何でもしたいと思ってるぞ
ミニー
あら、何の話だったかしら。一体何について話しているのか全く気付けない女で悪かったわね
ミッキー
今の今までちゃんと会話してたじゃないか!全く素直じゃない!

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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  • 僕は平凡な人生はいやです。
    闘病生活に費やした半生だったから
    変化、荒波、ドンと来い。
    恋愛で波乱万丈もいいですね。

    • 「あらそう。そう思っていると人生を楽しめる可能性が高いんじゃないかしら。変化を嫌がったり恐れたりする人は、どうして自分だけがこんな目に、と思ったりするんでしょうからね」

  • 正確には中間地点なのかな。もし人生を折り返すのなら若い頃に戻れるんですかね。      2回目の折り返し地点があると良いですね。       年をとって気づいたのは「体重が減りにくい!」って事です。        P.S.つい最近まで「ヤンママ」って「ヤンキーママ」だと思ってました。「ヤングママ」なんですね。

    • 「あらそう。体重が落ちないという話はよく聞くわね。野生動物としてはかなり素晴らしい能力なんでしょうけれど、人間的には嫌われる能力かしら。あら、ヤンママは関西弁のママではなかったのね」

  • 三十路、四十路になって気づいたことは、主観的な感覚というのは子供も老人も変わらないんだなということです。私は私であって私という同一性を生きてゆく。まあ、あたりまえなんですけどね。書くまでもないからコメント消そうと思ったけど、まぁいちおうアップしておきます。

    • >>yoru さん
      「あらゆる生き物は、所詮自分から見える範囲内でしか物事を見られないし、自分の頭の中でしか考える事が出来ない。」と、俺は十代の時点で他人に偉そうに語っていました。
      その主観の衝突や同調がコミュニケーションと呼ばれるものであると、日々実感している現在25歳です。
      こう言う事って実際に実感している人は存外居ないものなので、その主観的な部分に気付かれたと言うのは素晴らしい事だと思います。
      別に上から目線で話してはいません。
      人生日々勉強ですよね!と言う事が言いたい訳です。
      年齢の別無く。

    • 「あら、そうね。どれだけ客観視しても自分は自分という事かしら。いつまで経っても上手くいかないまま生きていくのが人生なんでしょうね」

  • つい最近病院で知り合ったアラフォーの男性と友達になったんですが、その男性は椎間板ヘルニアを患っているんです。
    で、最初違う病院で治療を受けて、そこの医者からは腰の痛みはとれる筈だと言われたらしいのですが、全く痛みがひいた感じがしないそうです。
    それでセカンドオピニオンも頭に過ったそうなのですが、担当医に悪いんじゃ無いかと考えてモヤモヤしていて、それを俺が相談されたんですね。
    で俺はそれに対して、「医者は患者の話を聞く義務があるし、患者は医者に症状を話す権利・責任があって、それは何も悪い事では無い。」とアドバイスをして、それで結局MRI検査終了後に医者に相談してみると決意された様です。
    三十路とか四十路とか、年齢なんてものはただの数字でしか無い訳で、ものの見方や考え方が広がる切っ掛けなんて何処にでも転がっていて、そのチャンスに気付くか気付かないかで各々の思想の幅の差が出て来るものだと思います。
    俺より年上の人でも俺よりものを知らない人も居ますから。
    重要なのは、相手の方が自分より知識が無かったり考えが甘かったりしたとして、それを見下すのでは無く、知っている立場としてきちんと教えてあげる事だと思います。
    勿論、とーくちゃんにも色々手取り足取り教えてあげるよ・・・
    フフフフフ・・・・・(ゲス顔)

    • 「あらそう。人や場所が変わればまた違った見方や考え方があるでしょうからね。でもそうする事を恐れるというか、面倒臭がる人も多いわね。私のものの見方は果たして誰かに良い影響を与える事はあるのかしら」

      • ここで言う「私」がミニーさんの事であれば、間違い無くミッキーの役に立っているでしょう。
        とーくちゃん自身の事であれば、コメント欄を見る限り、良い影響を与えていると思います。
        俺自身は影響を受ける受けないと言うより、共感する部分があったり「まあそう言う見方もあるか」と思ったりするのがここでの通例で、プラスのコミュニケーションであると感じている事は間違いありません。
        今後も宜しくネ★

  • いろいろあるけど 一番思うのは 若いうち いろいろな事に挑戦しておくの 大事だなって思います あと挑戦して恥かくのって 若いからいいんだって 多分自分が 恥ずかしがり屋で 若い頃我慢していた事とかあるからそう思うんだとは思っています
    だから?過去には戻れないけど これを教訓にして 今 自分が出来る事 したい事 この先もっと歳を取って 後悔しないように 自分のしたい事 頑張りたいなって思っています

    • 「あらそう。恥ずかしがっていたら一生機会がやってこないかもしれないものね。とはいえ後先考えずに行動するのも取り返しのつかない事になるかもしれないけれど。その辺りの加減が難しそうね。時は待ってはくれないものね」

    • 「あらそう。それなら失敗してもまだ若いものね。って、そういう理由ではないのかしら」

    • 「あら、何の事かしら。私が人生のように短かい時間で理解すると思ったら大間違いよ。という事にしておいてちょうだい」

  • 40代も後半になって気づいたことは、「やりたいことを自由にやるべき」ということかな。変に出来上がった人間にはなりたくないんですが。でも20歳のころの自分より、今の自分のほうが好きですね。クリント・イーストウッドはある映画の脚本を自分が60歳になるまで温めていた、ということらしいですが、年をとってから見えてくることもある、と思いますね。

    • 「あらそう。いつどんな事に気付くか分からないものね。書き留めている人も突然50歳とか60歳くらいの人が主人公の小説を書いたりするようになるのかしら。何だか想像も出来ないけれど、少なくとも私達の年齢はずっと変わらないかしらね」