中学生高校生の全員が全ての部活に所属してしまっている理由とは

ブログネタ:中学生に戻れたら何部に入る?

ミッキー
僕達は帰宅部だけど、ハイジは中学の時もそうだったのか?
ハイジ
んー?そんなのそうに決まってるんだよ。他に選択肢なんて無いのかも。そうなのかも?違うかも
ミッキー
いや、他にいくらでも選択肢なんてあると思うぞ。陸上部とか、バレー部とか、中学に無かったのか?
ハイジ
そんなのあるに決まってるんだよ!そして私はどちらにも所属していたのかも!タッタッタッタッ、アタック!
ミッキー
え、部の掛け持ちをしてたのか。それはスゴイな。普通は中々出来る事じゃないぞ
ハイジ
むっ、部活なんていくらでも掛け持ちしているのが当たり前なんだよ。存在する部活全てに所属しているのが当然かも
ミッキー
いや、普通は一つで、多くても二つだと思うぞ。ホントに全部に入部するのが当然だったとしたら、それはお前の中学だけの特殊な常識じゃないかな
ハイジ
ぴー!二人きりで会話してるのに、一人の意見だけが常識でもう片方は特殊と言われるなんてとんでもない世の中かも!
ねぇねぇ、給食がカレーなのに牛乳が一本って変じゃない?
え、別にそう思わないけど、何で?
えー、だってカレーがマイルドになるように牛乳で好みの味に調節するのが常識じゃん。うちの中学はいつもそうだったよ
え、そんなの聞いた事無いよ。普通は一人一本だと思うけど
えー、じゃぁ皆カレーはそのままの味で食べてるのかー、飲む牛乳だけなんて何だか寂しいなぁ
え、何言ってるの、牛乳は飲まないよ。家に持って帰ってペットにあげるのが常識じゃん。うちの中学は皆そうだったよ
えー、そうなの?ペットいない人はどうするの?
え、ペット飼ってるのが常識じゃん。たまたま死んじゃったり病気だったりして飲めない時は弟にあげるんだよ
えー、私の家弟もいないんだけど……
え、弟のいない人なんてこの世に存在するの?いるのが常識じゃん
ミッキー
誰なんだよお前らは!その論理じゃ弟にも弟がいるのが当たり前で、その弟にも弟が……って、とんでもない大家族になっちゃうぞ!それにさっきのは僕だけの常識じゃなくて、ちゃんと経験から言ってるんだぞ。誰に中学時代の部活を訊いても一つか二つしか所属してないし、そもそも今の高校のクラスメイト達だって部活には一つずつしか所属してないじゃないか
ハイジ
んー?そんな事無いんだよ。皆メインで頑張ってる部活を言ってるだけかも!全員が全ての部活に所属しているんだよ。ミッキーもしっかり全部の部活に入っているのかも!それはそうと全部の部活ってもう面倒だから【全部】と呼ぶのが得策なんだよ。そうなのかも?そうに違いないのかも
ミッキー
いや、呼び名はまぁどうでも良いんだけど、僕は帰宅部だぞ。って、こんな事を断言するのもちょっと恥ずかしいけど、でも部活は何も所属してないぞ
ハイジ
むむむ、という事はミッキーはもう死んでしまっているのかも?今私が話しているのは幽霊に違いないんだよ!でもこれはこの世の話で、あの世できっとまた全部に所属しているのかも
ミッキー
あのな……じゃぁ具体例で訊くけど、僕もバスケ部に所属してるって言うのか?
ハイジ
んー?当たり前なんだよ。ミッキーは単純だから【バスケットボールを見ればついシュートしたり、指で回したりしちゃう部】に確実に所属しているのかも。ちなみに私は【バスケットボールが転がってきたら目で追っちゃう部】に所属していて、きっとミニーは【バスケットボールなんて存在していないかのように振舞う事が出来る部】なんだよ。一体どうしてバスケ部じゃないとか言い張るのか理由がさっぱり分からないかも。どれだけ頑張っても【バスケットボール部じゃないという事にしておきたい部】に所属しちゃってるから、結局ミッキーはバスケ部なんだよ
ミッキー
それじゃ所属してるに決まってるだろ!バスケの存在を知らなくても所属出来ちゃうじゃないか!僕はメインに活動してる部活について訊いてるんだ!
ハイジ
むむむ、だから帰宅部だと言ってるんだよ。他に選択肢なんて無いのかも!
ミッキー
ああ、ようやく分かったぞ。誰だって家に帰るわけだからな。でもそれはちょっとベタな屁理屈って気もするけど。極端な話、家出して帰らない生徒もいるかもしれないし
ハイジ
むっ、何だか急に馬鹿にされた気分かも。帰宅部は【帰る自宅が地球上の一部分になっている】の略なんだよ。だから家出中でも、ホームレスでも、かつて自分が帰った家がどこかにあるはずかも
ミッキー
なるほど……上手く考えたな……言われてみればお前は【言葉であそ部】の部長みたいなもんだからな……
ハイジ
んー?そんな事無いんだよ。私は【ミッキーであそ部】の副部長をしているのかも。こんな適当な話でからかえるのなんてミッキーくらいなものなんだよ
ミッキー
こら!結局部活の話は適当に言ってただけじゃないか!って、まだ部長がいるのか……まぁ誰かは訊くまでも無いか……

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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  • ぼくは中学時代に『電気クラブ』という部に入っていました。毎日毎日部屋にこもり、ハンダの臭いをプンプンさせながらチマチマとラジオなどを作る部でした。男にナメられ女に恐れられて大変でした。
    もし中学時代に戻れるのならば、ぼくはやはり電気クラブに入ります。そして入部早々職員室に行き、ポケットに忍ばせていたタバコを20本いっぺんに吸い、重大不祥事で一発廃部に追い込むのです。
    電気クラブが存在する限り、ぼくはそのハンダ臭くうすぐらい愉悦の虜となり続けるでしょう。

    • 「あらそう。いざ所属してみないと実情の分からない部活も結構あるものね。部外の人には活動している形跡が一切無い部活もあると面白いわね。突然朝礼で妙な大会で優勝した功績を讃えられたりね」

  • 学校の思い出は、部活の出来事が多いですわ。 できれば運動部とバンドの両方に入りたいなあ。     帰宅部以外にも、色んな部があります。 ラブ  ネガティブ ポジティブ・・。

    • 「あら、そうね。色々な部活があって皆が精を出しているカンジね。私は毎日恥部に参加しているんじゃないかしら」

    • 「あら、それは一見引き篭もりの人が部長なのかと思ってしまいそうだけれど、あの人達は【帰宅】という行動は一切しないものね。だから毎日いくつも忘れ物をして何度も家に帰る人が部長じゃないかしら」

  • 今振り返ると、人生であれだけ一つの事に一生懸命になれるのは、部活動ぐらいな気がして、もし、今の自分が同じぐらい一つの事に情熱をどれだけ傾けられるかと思うと、あの頃の自分と、今の自分が同一人物とは思えませんが、でもその片鱗の欠片が今の自分の中に少しでも残っていたら、部活動は決して無駄な時間ではなかったと思います。

    • 「あらそう。人生の中で何かに熱中出来る機会なんてあまり無いかもしれないものね。とはいえ部活動には打ち込めなかった、という人もかなり多いとは思うけれど。どの部活でどんな人達と一緒になるかの運が物凄く重要になりそうね」

  • 僕は吹奏楽部でしたが…もう一回やるとしたら何かな。美術部がもしあったらやっていたかも。体育会系のノリにはなじめないので、運動部はやらないと思います。

    • 「あらそう。もう一度やるからこそ苦手な運動部という選択もあるかもしれないわね。でもそこまでしてもう一度やる意味も無いというカンジかしら」

  • こんばんは。

    帰宅部、私も所属してます(笑)
    まっすぐ家に帰ります(^_^.)

    • 「あらそう。大体全員が所属しているものね。帰りの電車とかバスに乗り合わせている人達が団体戦みたいなカンジかしら」