乃木坂46の3期生メンバーが出演決定した舞台「3人のプリンシパル」の過酷で辛い内容とは

どうも公認会話士です。

先日、乃木坂46の3期生が「お見立て会」によってついにファンの前に披露されました。
合格が決まってからずっと歌とダンスのレッスンをしてきたんだと思いますが、緊張から自己紹介で泣き出すメンバーもいたりして。
まぁ気持ちは分かります。自分達だけで先輩達の楽曲を披露するのはとんでもないプレッシャーだった事でしょう。

3期生メンバー一覧(公式HPより)

とにかくようやく乃木坂46のメンバーとしての活動をスタートさせた彼女達ですが、早速次の試練が突き付けられました。
なんと、あの「二度とやりたくない舞台」として悪名高い「プリンシパル」の舞台が復活です!

スポンサーリンク

16人のプリンシパルとは

さて、ではその「プリンシパル」が何故「二度とやりたくない舞台」なのか、ざっと説明しますと、乃木坂46がデビューしてから毎年やってきた「16人のプリンシパル」という舞台があるんです。

第1幕……舞台のオーディションを受けにきた女の子をメンバー全員が演じる。
 ↓
休憩時間……観客が印象に残ったメンバーに投票。
 ↓
第2幕……観客の投票によって配役を勝ち取った16人の出演者で物語を演じる。

大まかな流れはこんなカンジ。

要するに、観客がその日に観たい配役を決める「公開オーディション舞台」みたいなものです。

第1幕は課題審査があったりアドリブ審査があったり。オーディションの内容はその年によって多少の変更が加えられたりしたみたいです。

と、それはさておき。

どうですか?
勘の良い方ならこの舞台の恐ろしさ、過酷さが想像出来たんじゃないでしょうか?

通常、舞台というのはオーディションをして、配役を決めて、数ヶ月間みっちり稽古して観客に見せるものです。

ところがこの舞台では、配役が決まるのは当日!
要するに、メンバーは16の配役全てを即座に演じられるように準備しておかなければなりません!

役者が病気になったり逮捕されたり、不測の事態で急遽配役が変更になった、なんてニュースを目にする事がたまにありますが、「16人のプリンシパル」ではそんな風にニュースになるような緊急事態を毎日繰り返してるわけです。

※1年目は投票数上位16名に順位に応じた役を割り振っていましたが、2年目、3年目は、演じたい役にまず立候補して、立候補者が複数の場合に投票するシステムに変更されました。でも投票で負けたりすると結局はどの配役になるか選べないので、あくまで「希望の役を演じられる確率が上がる」程度の変更でしかなく、どの役も演じられるように準備しておく必要がある、という過酷さは一緒です。

空白の4年目

さて、こうして3年間、過酷な舞台公演によって物凄い経験値を積んできた彼女達ですが、4年目の今年は「プリンシパル」が開催されませんでした。

これもまぁ想像すると大体理由が分かりますよね。

個人の仕事をするメンバーが徐々に増えてきて、人気・知名度に明確な差が出てきて、オーディションの出来とは関係ないただの人気投票のようになってしまったからじゃないかと思います。
その証拠に、3年目のプリンシパル公演時にはもう2期生もいたんですが、残念ながらほぼゼロと言っていいほど役を勝ち取れてません(もちろん経験の差もあると思いますが)。

だからこそ、デビューしたばかりでまだファンも顔と名前がほとんど一致しない状態の3期生だけで復活公演をする事になったのではないかと。
っていうか、タイトルが「16人」じゃなくて「3人」になってるのが気になりますが……3人分の配役の準備をしておくだけ、ってのは一見楽そうですが、1人の台詞の量がとんでもない事になりそうですよね(3期生が12人しかいないという事情もありますが)。
いずれにしても物凄く良い経験になる事でしょう。

でも3期生だけでやったりするんだったら、今年も2期生だけでやったら良かったんじゃないかと思いますね。
人気が1期生に集中して中々個人での活躍の場が増えていかない中、更に3期生が新たに入ってきてしまう2期生がちょっと気の毒です。
2期生で唯一センターを経験している堀未央奈さんが、事あるごとに2期生を中心にした企画を番組に提案してる気持ちもよく分かります。

公演の詳細

さて、では気になる公演の中身ですが、
【日程、時間】
2017年2月2日(木)~2月12日(日)

【会場】
AiiA 2.5 Theater Tokyo

【チケット価格】
4,600円(全席指定/税込)

12月18日(日)23:59まで、モバイル会員限定・先行受付中です!

アクセスは携帯電話・スマートフォンから
・携帯電話 http://m.nogizaka46.com
・スマートフォン http://sp.nogizaka46.com

まだちょっと先の話になってしまいますが、私も一応観に行けそうな日に早速応募しました。
同じ2月に行われるバースディライブと違って、恐らくこっちは当選するんじゃないかと思いますが……。
先日の舞台「墓場、女子高生」でも多少当日券が残ってたみたいですし。
どうなる事やら。

公認会話士が出版した小説一覧はこちら

公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

View Comments

  • 『うちらは乃木坂、上り坂』でしたか?
    坂道の勾配がだんだん上がって
    ついにボルダリングに突入したのかな?

    • 「あら、そうね。本来は良い意味での上り坂を標榜しているんでしょうけれど、時折メンバーが泣き出すような試練が貸されるわね。芸能界は平坦な道ではないという事かしら。崖のような坂を登る事が出来るのは誰かしらね」

  • 3期生メンバー、サーっと見ました、が、お綺麗な方が揃っていました。
    プリンシパル、3期生からの配役だと、ファンに対して単純に好印象、インパクトを与えた人が舞台へ出られる?感じですかね
    まあ、新人の野球選手でも最初やるのは猛特訓ですし、台詞覚えは若い人は早いので、そういう練っていく作業なんでしょうね。

    • 「あら、そうね。5万人近く応募してきて、受かったのがたったの12人だから、かなりの少数精鋭というカンジかしら。1期生2期生と並んでも恥ずかしくないようにかなり過酷な試練が課されていくのかもしれないわね」

  • 私は、あまりS気は無いから、かわいい女の子たちが舞台上で困っている姿を見に行きたいとは思わないなぁ。でも、何とか無事にこなしきった時には、賞賛の拍手は惜しまないけれども。

    • 「あら、そうね。基本的には本番までの練習中に見せる姿だものね。でもメンバーが突然話を振られても上手に返せるのは、こういう経験や握手会で色んな人と接している経験が活きているんでしょうね。一人としか会話しない私とは真逆の存在かしら」

  • こんばんは。

    プリンバジル、なかなかの舞台ですね。
    アイドルも厳しく大変だと言うことなんでしょうね(-_-;)

    • 「あら、そうね。プリンのように甘い話ではないでしょうね。でも終わった時にバジルのように爽やかな満足感を得られたら成功なんじゃないかしら」