どうも公認会話士です。
乃木坂46の生田絵梨花さんが主演する舞台「ロミオ&ジュリエット」を観てきましたので早速感想を。
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期間は1月15日 (日) ~2月14日 (火) と、丸々1ヶ月間です。
更に2月22日 (水)~3月5日 (日)まで大阪公演もあります。
チケットは当日券が残ってる公演もあるっぽいです。立見席も売り出してたみたいなので、行ってみたら買えるかも。
更に公演が予定されてなかった時間に急遽追加公演もしてるので、興味のある方はホームページをチェック!
※私が観に行った日もチケット販売が始まった当初は午後の公演だけの予定だったんですが、急遽昼の公演も追加されてました。
っていうか、最初から予定しておいてくれれば私はそっちの時間の方が良かったのにな、と思いましたが……。
劇場は赤坂サカスにある赤坂actシアターです(大阪公演は梅田芸術劇場)。
手前の人だかりですが、赤坂BLITZで空想委員会のライブがあったらしく、入場待ちをしてる人達です。
そして横にはTBS。今の時期はスケートリンクがあるので、舞台まで時間がある、という人には良い時間潰しになるのかも(狭いですが)。
私もどうしても食べたいランチがあったので昼過ぎには赤坂に到着してたんですが、一人でスケートを滑ってスベるようなマネはしたくないので、当然他の場所で時間を潰しました。
後は隣のBizタワーのお店を見たり、TBSストアを見たり、ってカンジですかねー。
でも赤坂にあるお店ってほとんど飲食店ばかりという印象なので、時間が潰せるのは喫茶店くらいでしょうか。
さて、ではactシアターの感想ですが、広さはちょうど良いカンジです。
席も前の列と半分ズレているので、前の人の頭が邪魔、となる可能性はかなり少ないと思います。
1階席の後ろから3列目くらいの席でしたが、舞台が物凄く遠い、という事は無かったです。とはいえ視力1.0の私でも役者の表情を観るにはちょっと辛い。
オペラグラスがあった方が良いでしょう。私は持参しましたが、中の売店でも売ってるらしいです。
ちなみに売店で今回の公演に合わせた特別ドリンクを売ってたんですが、客席内は飲食禁止という事で、「じゃぁいつ買って飲むんだよ」ってカンジでした。
開場から公演開始までの時間にロビーで果敢に飲み干そうとする人も多少いたみたいですが。
とまぁ余談はさておき、いよいよ舞台の感想です。
ストーリーはまぁ今更細かく言うまでも無いでしょう。
二つの敵対する家に生まれた二人が出会い、愛し合ってしまった悲劇。という話です。
細かな演出としては、現代版ロミオ&ジュリエット……といえば良いのかどうなのか、スマホやメールやラインが登場します。
でも全員中世の衣装ですし、スマホ以外の現代的な小道具も出てきません(武器もナイフだけです)。
そういう演出は当然ウケ狙いでやってるわけなので、効果的にやらないと大怪我をするわけですが、残念ながら笑いには繋がってなかったです。
たぶん客席のほとんどが「え?スマホ?」とキョトンとしただけなのでは。
舞台は二部構成で、一部も二部も80分くらいだったでしょうか。
そして休憩が20分。
全部で3時間ですが、間延びしたり中だるみになったりする事もなく、最初から最後まで楽しめました。
特に最後の方は感動して泣けました。
「ロミオ&ジュリエット」と名乗っている以上、原作の物語を下手にいじってないのが正解ですね。
たまに脚本家が自分流にアレンジし過ぎてわけの分からない物語になる事がありますが、そういうのは「ロミオ&ジュリエットをヒントにした新作」という事にして、別のタイトルをつけた方が良いですよね。
作品に対して誰より厳しい目を持っているのは原作のファンなので、逆撫でして批判されるのを最低限に食い止めるテクニックだと思います。
ちなみに私は原作のファンというわけではないです。一般常識としてあらすじを知ってるだけで、実はちゃんと観たのは今回が初めてです。
さて、話が逸れたので元に戻して、では最も気になる生田絵梨花さんの感想ですが、ファンとしては結構登場までハラハラしました。
というのも、全キャストの中でジュリエットが登場するのは最後(厳密には神父さんが最後だったかな?)なので、それまで他のキャスト達のとんでもない歌声をこれでもか、とたっぷり聴かされてるわけです。
声量や抑揚や感情豊かな歌い方に圧倒されて、「えー、世の中にはこんなに歌の上手い人がこんなにいっぱいいるの?」ってカンジでした。
生ちゃんの歌が上手いのを重々知りつつも、「こんな人達の中で主演って、大丈夫なのか?」とつい身内のような親心(?)が。
という中でいよいよ満を持して登場してきた生ちゃん。流石です。一瞬で不安を消し去ってくれました。
綺麗な声で表情も豊かで、細くて可愛くて、歌の上手さも全然負けてない!
小柄なのに出てきたらすぐに分かるくらい、舞台上で物凄く存在感があります。
こんなメンバーがいる乃木坂46ってやっぱりスゴイ!と思いました。
個人的には金髪のウィッグをつけてないバージョンも観てみたいな、と思いましたが……。
ちなみに男性ファンが気になるであろうキスシーンですが、結構たくさんありましたし、擬似じゃなくちゃんとしてましたよ。
まぁそれだけでネットで「生ちゃんがビッチに!」などと叩かれてるわけですが……何というか、アイドルって大変ですね。ファンあっての仕事なのに、そのファン達はアイドル以外の仕事をすると大体応援せずに叩きます。でも、それってホントにファンなんでしょうか?
プログラム2冊と、写真2種類、そして、アクリルキーホルダー。
キーホルダーは私が観に行った日から発売開始になった、と売店のお姉さんに言われてつい買ってしまいました。
とにもかくにも、たぶん人生初の本格的ミュージカル、とても楽しかったです。
ちなみに先ほどの特別ドリンクですが、舞台が終わった後で飲んでから帰ろうかな?と思いきや、終演後はなんと売店が既に閉店。「どないやねん!」と思いながら家路に着きました。
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View Comments
僕だけの書き留めている人が、生田絵梨花さんに浮気しているなんて許せない。なんて、ファン心理とはこういう感じでしょう?
「あらそう。ファンというのはたくさんお金を使う分、作品や仕事以上の見返りを求めるようになってしまうのかもしれないわね。例えば今回のミュージカルのように、ファンにならなければ見向きもしなかったような事にも興味を持てた、というだけでは満足してくれないカンジかしら」
こんばんは。
生ちゃん、良かったですか?
感動の雨あられや(^_^.)
「あら、どうやら良かったみたいね。彼女のシーンだけオペラグラスを使っていたみたいだから、横の客には誰のファンかすぐにバレたんじゃないかしら。と思いきや、隣に座った歳の近い女性もほぼ同じ行動をしていたらしいけれどね」
シェイクスピアは今も根強いファンが多いですけど、なにしろ古いので、現代風にアレンジされていても、それはそれでいいんじゃないか、と僕は思います。自分の好きな作品が忘れ去られることなく上演されている、ってのは嬉しいものです。批判しているファンも内心はけっこう喜んでいるんじゃないですかね。
「あら、そうね。時代によって人の生活も、使っていた言葉すら全然違うから、現代の人が理解しやすいように上手に分かりやすく変更していく努力も必要でしょうね。ただ原作の世界観のままでないと台無しになる要素もたくさんあるはずで、結局は何を残して何を変えるのかは製作者のセンス次第という事になるわね。そういう意味でスマートフォンは不必要で失敗にしか見えなかったんじゃないかしら。あら、批判しているファンは果たしてどうなのかしらね。例えばアイドルが結婚するとファンクラブの会員が激減するらしいけれど。残って応援し続ける人ももちろんいるでしょうけれどね」