どうも公認会話士です。
乃木坂46がプロデュースしたセブンイレブンの「11福神弁当」ですが、毎日のようにコツコツと夕飯で食べ続け、ようやく全7種類制覇したので、一つずつ感想を書き留めておこうと思います。
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デミグラスソースとトマトソース、二つのソースが味わえるオムライスです。玉子も半熟っぽい柔らかい食感で、中のチキンライスの味付けはソースと一緒に食べる事を考慮してあっさり目にしてあります。
個人的にはデミグラスソースよりもトマトソースの方が合うように思いました。チキンライスのケチャップと喧嘩せずによく馴染むからなのかもしれないですね。白石さんのアイディアでチーズを足したのも正解だと思います。それがないとちょっとあっさりし過ぎだったかも。
それと、意外とこのお弁当だけで結構お腹がいっぱいになり、満足しました。
ひとつ気になった点をあげるとすれば、「予約しないと買えない」というのが今回の乃木坂弁当の最大の売りの一つだったと思うんですが、どういうわけかこのオムライスとよく似たWソースのオムライスが普通にセブンイレブンで新発売になってて、かなり興醒めしました。
「せっかく開発したんだからいずれはレギュラー商品化に……」という気持ちはもちろん理解出来ますが、せめて半年くらい間隔をあけてくれないとありがたみが無いってもんです。
しかも類似オムライスは450円。乃木坂弁当は1個800円です。
消費者心理をもう少し考慮しないといつか足元すくわれますよ、セブンイレブンさん。
野菜たっぷりのカレーという事ですが、私が判別出来たのはジャガイモ、かぼちゃ、ニンジン、枝豆、ナス、くらいかな?という印象。パプリカは私の購入したカレーには入ってなかったような……。
ちなみに生駒ちゃんのアイディアの枝豆ですが、カレーに入れてもちゃんと枝豆の食感がして美味しかったです。
カレーは口に入れた瞬間は甘口ですが、後から辛さがくるカンジ。いずれにしてもそこまで辛くないです。
もち麦はカレーを掛けちゃうと何だか分からないので、こうして米よりも栄養価の高い雑穀をカレーの時に使うのは良いアイディアですね。
さて、こちらも気になった点をあげるとすると、エビとアサリは入れなくてもいいな、と思いました。私の買ったカレーにはエビしか入ってなかったですが、残念ながら生臭さが足されただけでした。野菜以外も入れるなら、海鮮より鶏肉とかの方が良いのでは。
それと見た目がコンパクト過ぎて、お腹を空かせた男性などはまず手に取らないんじゃないかな、と。見た目よりはボリュームがあって野菜も多いので、女性向きと割り切ればアリだと思います。
肉の厚みにこだわった、という事で結構期待してたんですが、普段売ってる焼肉系のお弁当の肉と大差なかったです。でも焼いた肉の食欲をそそる香ばしいにおいがして、そこはポイントが高いですね。
付属のたれをつけなくても甘辛の醤油だれの味がするので充分美味しかったですが、たれつけるとちょっとだけ濃い味付けになります。コチュジャンもそこまで劇的な味の変化はしませんが、アクセントとしてはまぁアリかな、というカンジ。
これ一つで結構お腹がいっぱいになりましたが、それでもこのお弁当を好む客層を考えると、いざ売り出す時は肉もご飯ももっとたくさんじゃないと売れないじゃないかな、と思いました。
とはいえローソンの叙々苑弁当も同じような価格帯なので、このお弁当だけは乃木坂価格でもまぁまぁ満足出来ます。
さぁ、以前もちょっと話したかもしれないですが、何を隠そうナスが嫌いな私にとって、最もネックとなるお弁当の登場です。昔からとにかくナスの食感が苦手なんですよねぇ。ナスとの最初の出会いが「勘違い」だった事が嫌いになった最大の理由だと思います。
例えば私が大好きなサツマイモの天ぷらのフリをして、隣にナスの天ぷらがいたりするじゃないですか。それで間違って食べてしまって「何これ!サツマイモじゃない!変な食感!気持ち悪い!」みたいな。
更に私が好きなジャガイモの味噌汁のフリをしてる事もありますね。「うわぁ!?ジャガイモがぐにゅってなった!しかも味が無い!気持ち悪い!」みたいな。
本来感じるはずの食感と味が感じられない、いわば「マイナス食材」な要素が苦手なわけです。最初から「ナス」として出会っていれば、「ふーん。何か特徴の無い食べ物だなぁ」と、好きでも嫌いでもない、くらいのポジションになったと思います。
さて、そんな(マイ)ナスが今度は豆腐のフリをして登場です(流石に豆腐と間違って食べた事はありません)。そもそも最近麻婆豆腐が結構流行ってるのに、どうしてこのタイミングで麻婆ナスなの?というカンジです。そういえば先程の生駒ちゃんと美彩先輩のカレー弁当にもナスが入ってましたが、しっかり取り除いて食べましたよ。
と、余計な話が長くなってしまいましたが、とにかくナス以外の感想を述べていきましょう。
まずマーボーソースですが、ナスでもひき肉でも玉ねぎでもなく、ピーマンの風味が強いです。かなり甘口で、辛味はほんのちょっとしか感じません。全体的にちょっとぼんやりした味という印象。ご飯のおかずとしてはパンチが弱いです。
というわけですかさず辛味山椒を入れてみると、あっと言う間に刺激的な香りになりました。
辛さも増して、食べるとのどの奥にピリピリと刺激が残るカンジ。
ただ辛いだけではなく、全体の味にまとまりが出て、どういうわけか物凄く味が濃くなったように感じました。
私は昨今の激辛ブームに警鐘を鳴らしたいくらい、辛さに対してあまり魅力を感じないんですが、この辛味山椒に関しては確実に使った方が良いです。何だったら新たな調味料として正式に売り出しても良いんじゃない?と言いたいくらい良く出来てます。
一つ言いたいのは、このお弁当も量が少ない、という点です。
食後の満腹感からすると、ここまでの4つの中では最も量が少ないように感じました。大食いではない私でもこの倍の量くらいなら食べられそうです。大食いの人なら3つ4ついけるんじゃないでしょうか。
でもコンビニ弁当で3000円も使ったら頭がおかしいのかと思われるでしょうね。
さて、ここからは後半戦です。ここから先の3つは、最初の4つから一週間遅れて発売されました。
セブンイレブンのチャーハンというと、お弁当ではなくおにぎりになってる商品しか食べた事が無かったんですが、このチャーハンの方がチャーハンおにぎりより美味しかったです。おにぎり用のチャーハンは形が崩れないためにどうしてもご飯をパラパラにするわけにいかないわけですが、このチャーハンは見事にパラパラで良い食感です。
でも恐らく味付けは全く一緒だと思います。結構濃い目でコショウが効いてて、「ああ、セブンイレブンのチャーハンだ」というカンジ(悪い意味ではないです)。
違いと言えば小さなエビが入ってるくらいですが、味に変化をもたらすほどたくさん入ってるわけではありません。下手すると気付かない人も多そう。
おかずの鶏団子ともやしナムルとにんじんナムルは全部美味しかったです。特に鶏団子は2、3個入ってると嬉しいのになぁ、と思うくらい美味しかったです。
一つあげるとすれば、やはりこれもちょっと量が少な目という点。
これが350円とか400円なら頻繁に購入したいですが、800円はあり得ません。
でも味に関してはここまでで一番でした。チャーハンは「いかにもレンジで温めたご飯の味」にならないのが利点ですね。
あんかけも中華丼も普段は全く食べないんですが、口にした瞬間「お?結構美味しい」と思いました。八宝菜がちょっと濃くなったような味で、ご飯にもよく合います。
黒酢を使ってるわけですが、酸味も強過ぎず、甘味も控えめで、ちょうど良い味という印象です。要するに黒酢が入ってるのか入ってないのかよく分からない、とも言えますが……。
一番良かったのは、野菜もイカも火が通り過ぎず、ちゃんとシャキシャキでぷりぷりの食感が残ってたところですね。中々完成度の高い商品と言えるでしょう。
この商品の気になった点ですが、最初にあげた白石さんのオムライスと同じです。どういうわけかよく似た商品がセブンイレブンから新商品として発売されてます。そっちは黒酢を使ってないみたいですが、そもそも黒酢が入ってたかどうか分からなかったくらいなので、食べてみたらほぼ一緒だったりして?
予約受付中だった時に「普通にセブンイレブンで売られそうなお弁当ですね」って記事に書いたんですが、その通りの結果になってしまいました。しかもそっちは460円。何度も言いますが、売るならせめて時期をズラしなさい!私が好きな秋元&若月コンビだったら何でも許されるとでも思ったか!
と、実際には二人には全く非が無いので、文句がある人はセブンイレブンに言いましょうね。
さて、いよいよ最後のお弁当です。7種類発表された段階では一番美味しそうに見えたので、期待して食べました。
もうちょっととろみのあるルーなのかと思いましたが、かなりサラサラしてます。そういう意味ではしっかり本場のカレーってカンジです。ここまでゆるいとご飯が溺れそうなので、掛けるのは辞めて別々に食べる事にしました。
ココナッツの風味も効いてますが、色んなスパイスの良い香りがして、口に入れた瞬間はやっぱりちょっと甘いものの、これも後から辛味を感じます。こっちの方が先程のカレーよりもしっかり辛いです。期待通り結構美味しかったです。
一方、具はかなり少ないですが、カレー自体が美味しいので気にならないです。かえってちょっと鶏臭い鶏肉が邪魔に感じるくらいだったり。
気になる点というか、提案ってカンジですが、こういうカレーだったらいっそご飯はつけずにルーだけを安く販売して、自分でナンとかパンとかを買ってきてつけるのも良いんじゃないかな、と思いました。
というわけで、とっくに予約期間も終わってるうえに、再販されるかどうかも分からない商品の食レポでしたがいかがだったでしょうか。
あまり告知もされてなかったと思うので、どれくらい売り上げたのかは分からないですが、もしまた似たような企画が立ち上がったら「あの時のお弁当は結構儲かったのか」と察する事にしましょう。
ちなみにこの商品は「ネット注文&自宅受け取り」を選択出来たので、合計4回、すぐ近所のセブンイレブンのパートさんが家まで歩いて持ってきてくれました。まぁ別に店まで取りに行っても良かったんですが、一度どんなカンジなのか試してみたかったので。
予約商品を店頭で受け取る事を数回やるだけでもちょっとパートさんとの顔見知り感が出るのに、短期間で家まで何度も来てもらうと流石に一気に知り合い感が出てしまいますね。お弁当を受け取りつつちょっと玄関で立ち話しちゃったりして。
引っ越す前によく行ってたセブンイレブンでも「乃木坂ファンの人」として認知されてましたが、これで新居から徒歩2、3分のセブンイレブンでもすっかり「乃木坂弁当の人」として認知されてしまった事でしょう。
そういうのを避けたい人は配達可能商品であっても店頭受け取りにしておいた方が良いと思いますよー。
さて、では最後に7種類の個人的なランキングを発表します!
①西野七瀬「チャーハン御膳」
②白石麻衣「Wで味わうふわとろ玉子のオムライス」
③桜井玲香「ココナッツソースのタイ風チキンカレー」
④齋藤飛鳥&松村沙友理「これぞ肉だ!牛焼肉弁当」
⑤秋元真夏&若月佑美「野菜がたっぷりとれる黒酢あんかけ仕立て中華丼」
⑥生駒里奈&衛藤美彩「彩り野菜カレー(もち麦ごはん)」
⑦高山一実&堀未央奈「麻婆ナス弁当(辛味山椒付)」
奇しくも担当メンバーが1人のお弁当が上位にきました。セブンイレブンとしても比較的自信作だから複数メンバーでファンを「釣る」必要がなかった、みたいな事だったりして?
というのは恐らく考え過ぎだと思いますが、とにかく今後もまたこういう企画があったら面白いですね。
でもお弁当は高いので、パンとかおにぎりとかお菓子とかでやってくれると嬉しいです。まさかパンやおにぎりを400~500円で売るような暴挙には出ないと思いますし。
以上、乃木坂弁当のレポートでした!
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View Comments
すごい!全制覇おめでとふございまふ。
マイナス弁当また食べませんか(笑)
「あら、今後書き留めている人がナスを食べる日はやってくるのかしらね。でもナスが入ってない料理も全てナスのマイナス料理と考えれば、誰よりもナスを食べているのかもしれないわね」
「ココナッツソースのタイ風チキンカレー」気になっていたのですよ。さらさらで香辛料が効いていましたか。ルーだけ安く販売してナン(タイカレーとナンの組み合わせは斬新?)かご飯は自分で調達するのはグッドアイディアです。うちの近くにネパール系カレー屋さんがあって、カレーとナンかご飯のセットで500円でテイクアウトできますが、あっち系のカレー好きにはたまりませんね。タイには飛行機の乗り継ぎで空港以外は街に足を延ばしたことないのです。
「あらそう。本場のカレーが食べられるお店は結構安くナンやご飯をおかわり自由で提供したりしているらしいものね。という事はこのルーを持ち込んでナンだけ提供してもらえば良いのかしら。って、お店に摘み出されるかしらね」
こんばんは。
乃木坂コラボ弁当、生産ロットが少ないから
高くなったんかな・・・。
それかロイヤリティーとか。
茄子ダメだったんですか?
茄子に見えるフライドポテトあったりしたら、
無理でしょうね(笑)
「あら、そうね。書き留めている人が食べたくなるような特別なナスを使っているわけではなかったみたいだし、やはりロイヤリティが800円の理由かしらね。結局一番オイシイ想いをしたのは一体誰だったのかしらね」