どうも公認会話士です。
先日、紀伊國屋ホールで乃木坂46の松村沙友理さんが出演する舞台を観た、という記事を書きましたが、その時にすぐ近くの伊勢丹で買い物をしてきたので紹介しましょう。
お店はホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ。一応ドイツ語がそこそこ得意なのでちゃんとドイツ語で書くと、
HOLLÄNDISCHE KAKAO STUBE です。
日本語では「オランダのココア部屋」みたいなカンジでしょうか。【部屋】を表す【die Stube】という単語はちょっと古臭い表現で、今はほとんど【das Zimmer】という単語を使うんですが、それだけ歴史のあるお菓子屋さんという事ですかね。
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まぁ名前の事はさておき、とにかくお店の紹介です。
お店は新宿伊勢丹の地下1階にあります。
伊勢丹はPerfumeとコラボした商品を販売してる時に偵察に来るくらい(通常のPerfumeグッズの3倍近い価格帯なので、何かを購入した事は一度もありませんが)なので結構久し振りでしたが、1階の化粧品売り場のむせ返るようなにおいから逃げるように地下へ降りると、まずその光景にビックリ。
ここは外国か!?
と言いたくなるくらい外国人(主に中国人)で溢れ返ってます。
新宿は昔から外国人の多い土地ですが、それにしても多いです。爆買いはもうかなり沈静化したとニュースで観たはずなんですが……他のデパートはここまでではない印象なので、どこかの旅行会社のツアーのコースにでも入ってるのかもしれませんね。
ちなみに欧米人はアジア人の見分けがつかないみたいですが、日本人ならばアジア人を見て大体どの国の人か分かりますよね。
地下1階にいる人達は顔付きももちろん、ファッション、髪型、化粧、サングラス(メガネ)が完全に日本人のそれではありません。
だからなのかどうなのか、ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベは他のお店と比べて凄く空いてました。外国人旅行者としては「わざわざ日本でドイツのお菓子を買うわけないだろ」という事なのかもしれません。
京都旅行でちんすこうをお土産に買って帰るような感覚でしょうか。
周囲が混雑しているのに空いているとどうも入りづらい気になってしまうのが人間心理ですが、私はバウムクーヘンを買いに来たんだ、という鉄の意志で売り場に足を踏み入れました。
すると私と同様に一人で買い物に来ていた女性が後から2、3人続いて入ってきました。誰かが入店するタイミングを窺っていたようです。
途端に狭い店内は擦れ違うのも気を使うような混雑状態に。
何だかゆっくり物色するような雰囲気でもなくなってしまったので、恐らく一番人気と思われるバウムシュピッツとクラシックバウムをサッと購入して店を後にしました。
ちなみに他のお客は私が買った商品を袋に入れてもらって会計してる間にこっそり出て行ってしまいました。
一口サイズのバウムクーヘンをチョコでコーティングした商品です。オレンジの皮のトッピングの無いバージョンが有名みたいですが、期間限定で売ってたみたいなのでこっちにしました。
チョコは甘過ぎず厚過ぎず、中の柔らかくて優しい味のバウムクーヘンを邪魔してません。
オレンジの甘酸っぱい味とお酒の風味が味に奥行きを与えてるというか、小さいのに何だか複雑な味がします。
唯一の難点は小さ過ぎる事でしょうか。1個だけお皿に乗せてお客に出したりしたら「ずいぶんケチくさいな」と思われてしまう事でしょう。
せめて3個~5個くらい一気に食べてしまいたいところです。
12個入りで1620円はコンビニスイーツなどと比べてかなり高額ですが、まぁ確かに一般的な普通のバウムクーヘンとは違うのが分かったので納得のお値段というカンジでしょうか。
こちらはホール(このお店では1山と表現するようですが)で売ってるので、好きな大きさにカットして食べられます(1080円だったかな?)。
そこをあえてバウムシュピッツくらいの大きさにカットして食べてみました。
こちらはチョコとバウムクーヘンだけのシンプルな味……なんですが、ちょっとチョコが厚過ぎるように思いました。
繊細なバウムクーヘンの味を覆い隠しちゃってます。
まぁ美味しいチョコなのでそれはそれで美味しいですが、やっぱりバウムクーヘンの味をメインに味わいたかったのでちょっと残念。
と、ここで「だったらチョコでコーティングしてないシンプルなバウムクーヘンも買ってくれば良かった!」と気付きましたが後の祭り。
というわけで、初体験のちょっと贅沢なバウムクーヘンでしたが、自分用でも贈答用でもいける商品だと思いました。
余談ですが、以前ドイツ人に直接聞いた話によると、ドイツ人は普段ほとんどバウムクーヘンを食べないらしいです。というよりせいぜいクリスマスの時期辺りでしか見掛けないんだとか。
なので「日本のスーパーやコンビニで一年中バウムクーヘンを売ってるのを見て驚いた」と言ってました。
ちなみにドイツ人はバウムクーヘンより何より、とにかくよくチョコレートを食べます(晩酌はビールにチョコレートだけ、という人も多いです)。
日本人が毎日三食お寿司を食べていると思われてしまうようなものなのかもしれないですね。
というわけで、以上、新宿伊勢丹のバウムクーヘンの感想でした!
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上京した人が歩きながら食べるにはピッタリのサイズでしょうか。 チョコを手で持てるかどうかが、冷え症かどうかの境界線。 僕は中国人に似た日本人の山内健司さんが好きです(漫才コンビ「かまいたち」)
「あら、そうね。夏場は何もしなくてもちょっと溶けてしまうみたいだけれど、溶けきる前に全て食べてしまえば問題ないのかしらね。あら、芸人がよく中国人の真似をしたりするけれど、それでもやはり顔は日本人だものね。顔までモノマネ出来たらまさにプロといったカンジかしら」
見ためが洗練されてる感じが
写真でも分かりますね。
季節限定のオレンジピールにも
真面目な仕事がうかがえます。
いい買い物しましたね~。
「あら、コンビニスイーツと比べると1片で100円以上というのは中々の値段だけれど、味は良かったみたいね。次に行く事があったらチョコレートが掛かってない状態を買うのもアリかしら」
こんばんは。
高カロリーのを行かれましたね。
ガトーフェスタ ハラダか、
シュガーバターの木あたりが無難カモですわよ(^_^.)
「あら、そうね。カロリーを重ねて層にしてカロリーでコーティングしているような食べ物だものね。書き留めている人も去年から痩せる一方だからたまには良いんじゃないかしら。人間の身体もバウムクーヘンみたいな層にして、簡単に痩せたり太ったり出来るようになると良いわね」
ふだん何しているか知らない書き留めている人にとって、新宿伊勢丹の異世界人の住まう地下ダンジョンは、少し難易度が高かったのではないですか?それはそうと、ドイツ人のチョコレート好きを体現しているようなお店は、きっと外交官御用達の老舗なのでしょうね。
「あら、そうね。書き留めている人も新宿自体はずいぶん慣れているみたいだけれど、一歩奥地に入るとまだまだ知らないところがあるというカンジかしら。行き着いた先で手に入れたものは果たして宝箱だったのかしら」
こんにちは
新宿伊勢丹の食品コーナーは都会のセレブが買い物してそうなイメージです。
田舎のお店には売っていなそうなので
お盆休みに帰省するときのおみやげ
にしたらとても喜ばれますね。
「あら、そうね。以前は客層がずいぶん違ったはずだけれど、デパートとしては儲かればどちらでも構わないのかしらね。セレブは一体どこへ行ったのかしら。伊勢丹よりもっと駅に近い京王とか小田急とかにいるのかもしれないわね」
私も今日都庁の展望室に行ったんですが、日本人少なかったですねぇ。
あ、お久しぶりです☆
「あらそう。修学旅行生でも来ない限り、都内の観光地は外国人の割合の方が高いのが現状と言えそうね。日本の首都なのに外国人が多い、という事自体がもう観光スポットになっても良いんじゃないかしら」