どうも公認会話士です。
このたび、乃木坂46の生駒里奈さんが主演する舞台【モマの火星探検記】を観てきました。
公式ホームページ(重いです)
場所は天王洲の銀河劇場で8月9日(水)~13日(日)まで。
更に大阪のサンケイホールブリーゼで8月19日(土)、20日(日)です。
かなり公演数が少ないですが、運良くチケットに当選しました。(当日券も多少あるみたいですよ)
先月行った紀伊國屋ホールも小さな劇場でしたが、今回の銀河劇場も負けてません。元々「最大でも舞台から20メートル」という”近さ”が売りになっている劇場なので。
私の席は1階席の最後列の辺りでしたが、それでもちゃんと出演者達がどんな表情をしているか分かりました(視力1,0)。
1階席後方、2階席、3階席の方はお目当ての役者さんの表情をちゃんと見るために念のためオペラグラスを持っていった方が良いと思います。
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そんなある日、モマの前に幽霊が現れる。
驚きながらも奇妙な出来事を受け入れる中で、
モマは少しずつ人間が生きる意味について考えていくのであった…。
ユーリの物語
北の国に住む少女ユーリの父親は宇宙飛行士だった。
彼女が生まれる前に人類初の火星探検に旅立ち、帰らぬ人となったという。
ユーリは行方不明となった父親にメッセージを送ろうと、
仲間と小型ロケットを作り始める。
やがて、失敗を繰り返すユーリの前に一人の幽霊が現れる。
幽霊はユーリに問いかける。
【宇宙の境界線はどこにあると思う?】
その姿にどこか懐かしさを感じたユーリは、幽霊との対話を繰り返しながら、
仲間たちと小型ロケットを完成させる。
というカンジ。
なんと宇宙飛行士の毛利衛さんが書いた小説が原作です。
生駒ちゃんはユーリ役として主演を務めます。
最初に出演のニュースを知った段階ではどんな役か分からなかったので、私も少しでも出番が多い役だと良いなぁみたいな事を記事で書いたんですが、その後この舞台を取り上げた情報番組で「”主演の”生駒里奈さん」と紹介されてて一気にテンションが上がりました。
でもその番組に出演していた生駒ちゃんは顔に妙なメイクをしていて、それが大きな懸念材料でした。
「このメイクって、表情が物凄く分かりづらくない?」みたいな。
こんなの
さて、では早速ネタバレしないように感想を書いていきましょう。
内容は見事に宇宙ファンタジーというカンジですね。幽霊との対話によって真実を探っていく、というところが意外というか何というか、我々一般人よりも遥かに宇宙の真実について勉強してきたはずの毛利衛さんがそういう手法を使ったところがまた興味深いところです。
でも毛利さんの伝えたいテーマはもちろん明確で、「人間とは何なのか」「宇宙とは何なのか」という点。
まぁ普遍的かつ不変的なテーマではありますが、実際に宇宙に行ってきた人が導き出した結論なだけに説得力があります。
ちなみに原作がどうなのかは分からないですが、物語中は笑えるようなやり取りがずいぶんたくさんありました。更に歌もダンスもあって、少しでも「お客を楽しませたい」という熱意を感じます。
それと、心配してたメイクはされてなくて一安心。
あくまでコンセプト用のメイクという事だったようです。
金髪のウィッグこそしてますが、思い切り普段の生駒ちゃんの表情が見れて満足しました。
無知な私は生駒ちゃんしか知らなかったですが、結構人気の舞台役者さんが多く出演していたみたいで、客席は8割近くが女性だったんじゃないかと思います。
では次に乃木坂ファンとしての感想です。
生駒ちゃんの舞台は「じょしらく2」と「あさひなぐ」に次いで3作品目ですが、毎度毎度台詞が多い役どころを見事に演じてるなぁ、と思います。
今回はソロの歌も2回ありましたし、ファンとしては嬉しい内容でした。
それにしても生駒ちゃん、歌もどんどん上手くなってますね。舞台で歌といえば生田絵梨花さんがいますが、彼女とは目指しているゴールが違うでしょうから、彼女と比べるのは野暮というものです。
とにかく乃木坂46史上最初のソロ曲「水玉模様」を歌ってた頃からずいぶん成長しました。
かといって生駒ちゃん独特の味のある歌い方が消えてしまったわけではありません。今では良い感じで個性になってます。
役柄は元気いっぱいで皆のまとめ役、という乃木坂46の中にいる時の彼女と近いキャラですね。
演技はまだまだ、と本人は謙遜してますが、生駒ちゃんは乃木坂の中でも特にスケジュールが忙しいメンバーの一人でしょうから、テレビの仕事の合間を縫っての舞台出演は大したものです。
今後もテレビだけでなく舞台とか映画とか、色々な生駒ちゃんを見せ続けて欲しいと思います!
買ったのはパンフレットとブロマイド。
私は舞台を観に行く時、劇場の近くのお店でお土産を買ったりするのも楽しみの一つにしてるんですが、銀河劇場のある天王洲シーフォートスクェアにはそれらしいお店が全くありませんでした。
品川とお台場と羽田に囲まれた土地なのにずいぶん地味で静かな場所だな、という印象です。
なので今後銀河劇場で舞台をする予定の劇団の方!
物語と全く関係なくても「クッキー」とか「サブレ」などを物販のメニューに加えると結構売れると思いますよ!
というわけで以上、「モマの火星探検記」の感想でした!
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生駒さんのメイクは泣いている心を表してるんでしょうか。
確かに表情は分かりにくそうですね。
他の出演者の方も舞台ではメイクは無しだったんでしょうか?
「あら、そうね。どういう表情なのか謎が深いわね。パンフレットでは皆とんでもないメイクをしているけれど、本番ではそんな事は無かったみたいよ。せっかくの機会だから顔を覚えて欲しい、という役者も多いでしょうからね」
「モマの火星探検記」って面白そうですね。毛利衛さんの書いた小説が舞台化されて、生駒さんが主演の一人を務めるなんて夢のような話です。いや、これは夢か幻か?幽霊が出てきそうな
お盆休みですね。
「あら、そうね。書き留めている人の小説だったらもっと夢みたいだったんでしょうけれど、流石にそれは気が早いかしら。でも幽霊になるまでに実現すると良いわね」
こんばんは。
舞台、観に行ってアタリでしたか。
満足感は大事ですわ(^-^)/
「あら、そうね。結構面白かったみたいよ。舞台以外にはあまり楽しめなかったみたいだけれど。舞台直前まで私の地元の品川にでもいた方が良かったのかもしれないわね」