「続きはwebで」に最も向いてないのが広告業界だった?

ブログネタ:続きはwebで…見たことある?

ミッキー
テレビや雑誌で見掛ける広告の詳細を更にホームページに載せてるケースが多いな
ミニー
そうね。広告は時間や場所が限られているからそういうケースも仕方ないんじゃないかしら
ミッキー
まぁそうだろうけど、でも【続きはwebで】とか言われてもあんまりチェックしないケースがほとんどなんじゃないのかな
ミニー
さぁ、どうかしらね。それならテレビや雑誌の広告ではもう何を言いたいのか分からないようなメチャクチャな内容にすれば良いんじゃないかしら。企業名も商品名も全て隠して、人間同士が殺し合いをするシーンなどを流すのよ。そして最後に【続きはwebで】と表示すれば目を引くんじゃないかしら
ミッキー
確かに興味は持たれるかもしれないけど、【続きはwebで】だけじゃどうすれば良いのか分からないんじゃないのか?流石にアドレスくらいは表示するんだろ?
ミニー
あら、そうやって宣伝をにおわせた時点で興味を失う人が多いんじゃないかしら?どちらかというと【続きはwebで】だって表示しなくて良いくらいだと思うわ。以前も似たような話はしたけれど、あくまで口コミで広まるまで待つ方が効果が大きいはずよ
ミッキー
なるほど、【あれは一体何の映像なのか】って話題になるまでジッと待つわけか。それでも内容によって広まる速度が違ったりするんだろうな
ミニー
そうね。それなら【webの続きです】って表示すれば良いんじゃないかしら。物凄い感動のドラマの最後の1シーンみたいな映像を見せるだけで終わりにするのよ。webでどんなドラマを観れるのか興味を持たれると思うわ
ミッキー
そうなると満足させるための物語作りが結構大変そうだな。既に結末を知ってる状態で見せるドラマを面白いと思ってもらうわけだしな
ミニー
あら、何を言っているのかしら。ドラマなんて作らないに決まってるじゃないの。とにかくホームページまで誘導するのが目的だもの
ミッキー
それって何か詐欺に近いような……取引とか誇大広告とかに関する機関から注意されたりするんじゃないのか?
ミニー
そんなの【宣伝したい品物を観てくれたという結果に対して、社員一同ドラマのエンディングみたいな感動状態になっています】と説明すれば良いのよ。もしくは【当社の品物を観たら誰でもドラマのエンディングのような感動状態になると自負しています】とか言えば良いでしょうね。既存の概念に捉われている人は嫌いよ
ミッキー
まぁその屁理屈が通れば良いけど……
ミニー
引っぱたくわよ
ミッキー
何でだよ!何も変な事は言ってないぞ!
ミニー
うるさいわね。とにかく確実に引っぱたくから早く頬を出せば良いのよ。理由は殴った後で確認してちょうだい
ミッキー
そんな理不尽がまかり通るわけないだろ!
ミニー
違うわよ。理由はwebで後で確認してちょうだい、って言ったの。ちゃんと納得の理由があるわよ
ミッキー
ウソつけ!そんなページなんて僕達は持ってないじゃないか!
ミニー
ええ、どんな暴力でも言い逃れ出来そうなwebページを作っておかなかった事に腹を立てているのよ
ミッキー
そっちかよ!

公認会話士が出版した小説一覧はこちら

スポンサーリンク

公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

View Comments

  • 結局、僕たちは架空の話をしてるのかな。やっぱ会話なりたたないし、僕いなくても関係ないみたいだし・・

    • 「あら、何かあったのかしら。きっと続きはwebで巻き起こるわよ」

      • メールって名前がいけないのか、電報とか書簡とか言えばいいのかな。続きは書簡で

  • コンビニでドリップコーヒーを買ったら
    挽いた豆がどばどば落ちてきて、「続きは
    Web(網)で」と表示されて茶漉しの
    価格表が出てくる感じ。

    • 「あらそう。網を準備して挽いた豆を入れたら、天井からお湯が出てくるのかしら。【続きは上部】と言われてしまいそうね」

  • 個人的にはその場でスッキリ完結して欲しいですが、ここ数年その手法流行っていますから、一定の成果は出ているんでしょうかね。
    因みに、何故俺がその場でスッキリ完結して欲しいタイプなのか、その理由はwebで検索!

    • 「あら、そうね。いまだになくならない手法という事は効果はあるのかもしれないわね。今はweb広告が続きはwebで、とか言い出している状態かしら。動画サイトとかね。そのうちどんどん続きを色々なwebに飛ばされて観続けるようになるのかしら」

  • Webって ネットのページって事なんですか?
    (お恥ずかしながらネット用語とかあまり知らないんです)
    続きはWebで もちろんみたことないです

    公認会話士さんは みられますか?

    • 「あら、そうね。インターネット全体を指した言葉というイメージかしら。【詳細を知りたければ自分で検索しろ】という事かしらね。そこへ誘導するにはやはりかなり興味をそそる宣伝である必要があるけれど。あら、書き留めている人は露骨に促されるとかえって興味を失うタイプじゃないかしらね。逆にあまり知られたくないと思っている人の事をこっそり調べるのが好きだったりするんじゃないかしら」

  • こんばんは。

    「webの続きです」として、
    今日、お店に行ったのですが
    混んでいて、のんびり見てる時間ありませんでしたわ(笑)

    • 「あらそう。やはり効果てきめんだったのね。webでは人が殺到してパニック映画になる結末を想像させるような映像だったんじゃないかしら?」

  • 広告だけと言わずに、個人間の争いや恋愛沙汰も「続きはwebで」とすれば、SNSも大炎上でそうとうのアクセスを見込めるかも。とふと思いついた真冬の夕方です。

    • 「あら、そうね。その場を取り繕うような事を勢いで言ったりするから問題になるのよね。一度落ち着いてwebで本当に言いたかった事を発表すれば良いんじゃないかしら。結局上辺だけの会話しか出来なくなって誰もwebを見てくれないかもしれないけれどね」

  • YOUTUBEの、「広告をスキップ」はまだいいんですが、最後まで広告のやつもありますね。どちらが効果的なんでしょうね。

    • 「あら、そうね。広告によってスキップ出来たり出来なかったりするわね。どれくらい宣伝効果があるのか謎だけれど、ちょっと考えただけでとんでもない広告宣伝費を毎日支払っている事は容易に想像出来るわね。宣伝し過ぎて倒産するような会社もあるのかしら」

  • ブログや個人のホームページでもたまにありますよね、そういうの。続きはここをクリック! みたいな。変なところに誘導されるとイヤなので、クリックしたことないですが…おそらく本当に見てもらいたい情報はウェブの方に載っているんでしょうけどね。

    • 「あら、そうね。私達もアメブロの記事はここへ誘導するようにしてあるけれど、警戒している人も多いんでしょうね。特に私が言うから尚更かしら。よくあるまとめサイトなどはすぐに変なところへ飛んでしまうけれど、webというより大波に巻き込まれたような状態なのかしら」