目覚まし時計やアラームで毎日無理やり目覚める必要があるのか一度考え直してみよう!

ブログネタ:眠気を覚ますいい方法、教えて!

前回

ミッキー
ちなみに眠気を覚ます良い方法ってのは何かあるかな
ミニー
さぁ、どうかしらね。まだ眠いなら無理に起きなければ良いんじゃないかしら。我慢すると身体的にも精神的にも悪影響にしかならないわよ
ミッキー
いや、自然に目が覚めるまで寝てられたら良いのに、とは思うけど、そうも言ってられないからなぁ。学生は学校で勉強があるし、社会人なら会社で仕事があるし、他にも色々と起きなきゃいけない理由があるからな
ミニー
あらそう。あなたは学校の勉強のために起きていたのね。それはそれはまたずいぶんと無駄な行動を繰り返しているのね
ミッキー
え?どうして?
ミニー
あら、だってあなたが学校に来たって特に良い結果も成果も効果も無いじゃないの。果敢な姿勢を示して評価されようと思っているのかもしれないけれど、果敢という字は果敢ない(はかない)と読む事も出来るのよ。残念だったわね
ミッキー
ちゃんと毎日勉強してるのにどうしてそこまで罵られなきゃならないんだ!いくらなんでも酷いぞ!
ミニー
うるさいわね。冗談よ。あなたが勉強のために起きなければならないとか失礼な事を言うのが悪いんじゃないの
ミッキー
いや、それのどこが失礼なのか分からないけど……世界中の全ての学生が学校で勉強するために毎朝起きてるんじゃないのか?
ミニー
さぁ、どうかしらね。別の理由で毎朝準備してこんなところまで登校してる人が一人くらいいても不思議ではないんじゃないかしら。勉強よりも大切な事があるのよ
ミッキー
ふーん、こんなところ、って事はうちの生徒なのか?
ミニー
うるさいわね。あなたのような出来の悪い生徒に教える事なんて何一つ無いわよ。それで今日は結局何の話をしたいのかしら?半分眠っているようなすっきりしない会話で現実なのか夢なのかさっぱり分からないわ。つい抓ってしまいそうよ
ミッキー
いててててて!何だ突然!目を覚ますなら僕の腕じゃなくて自分を抓らなきゃ意味無いだろ!
ミニー
うるさいわね。ここがたとえ夢でも現実でもあなたを抓らなければ気が済まないような気がするのよ。腹立たしいわね。今後も寝ぼけた察しの悪い事を言っていると抓られるかもしれないわよ。私は抓りに目覚めてしまうわ
ミッキー
僕を抓るのが楽しみになったらそれはあまり感心しない趣味だと思うぞ!
ミニー
違うわよ。抓って目覚めさせてしまうわ、って言ったの。眠気を覚ますには誰かに思い切り抓ってもらえば良いのよ。あなたのためよ
ミッキー
まぁ学校なら可能だけど、家で一人でいる時に眠くなったら出来ない方法じゃないのか?
ミニー
あら、心配いらないわよ。私はあなたを抓るために家でも学校でも通い続けてしまうわ。今後の私は会話ではなくて抓るために学校へ来る事になるわね
ミッキー
…………え……勉強以外の理由で登校してた一人ってのはお前だったのか……それに気付けないなんて、抓られても文句は言えないかもしれないな

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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    • 「あらそう。それを上手にコントロール出来る人はどれくらいいるのかしらね。流石にスマートフォンの人工知能も眠った瞬間までは判別出来ないでしょうからね。眠った瞬間から10分後にアラームを鳴らしてくれる機械などを作ったら売れるのかしら」

  • ミニーさんたちのウィットに富んだ会話を楽しめるかと思うと、毎日目覚めが爽やかです。

    • 「あら、そうなのね。彼やハイジはちゃんと目が覚めた状態なのかしらね。意外と言葉だけは目覚しい進歩をしている最中なのかもしれないわ」

  • 目は覚めても脳が覚めません。。。
    脳覚まし。あんまし使いたくない。

    あ、ミニーさんに傍でつねってもらうのが一番の脳覚ましかな。ちょっとだけ手加減してね。

    • 「あらそう。目だけでなく脳や身体も覚めなければ起きられないものね。最も効果的なのは全てを一気に覚ます事かしら。突然水風呂などに放り込まれるのが良いのかしらね。ショックで死んでしまうかもしれないけれど」

    • 「あらそう。それなのにどうして人間はいつか目が覚めてしまうのかしらね。良い夢を観たまま意識が戻らなくなった人とかは存在しないのかしら」

  • コーヒーを飲むか、ゲームをやるか…でもどうやったって眠いときは眠いですけどね。目が覚めないときは無理せずまた眠ることにしてます。

    • 「あらそう。世の中は一人くらいいなくても何も問題なく回ってしまうものね。自分が欠けたら大変、と信じ込んで日々奮い立たせている人も多いみたいだけれど、一度思い切って休んでみたら真実に気付けるんじゃないかしら」