夫婦が二人とも子供好きになる時は既に夫婦愛が冷めているかもしれない理由

ブログネタ:子供好き?

ミッキー
子供好きと子供嫌いとがいるけど、あれってどういう理由なんだろうな
ミニー
さぁ、どうかしらね。私に訊く前にあなたがどうなのか言ってみれば良いじゃないの
ミッキー
僕か……うーん、子供と接する機会なんて無いからな……別に嫌いではないけど、どう接したら良いのか分からないとは思うぞ
ミニー
あらそう。子供もあなたとはあまり接したくないと思うでしょうね
ミッキー
うっ、まぁそう思われたら仕方ないし、こっちから無理に近付こうとも思わないけど……どうしてそう思うんだ?
ミニー
さぁ、どうかしらね。それより今日は何の話をしたいのかしら?子供の興味のように次から次へと話題が移行して何が何だかさっぱり分からないわ
ミッキー
最初から子供好きと子供嫌いについての話しかしてないぞ!
ミニー
あら、でも既にあなたが子供嫌いではないものの子供とは特に接点が無くて、子供からも接したいとは思われていない事が判明したからもうこの話題は良いじゃないの
ミッキー
まだ一番重要な子供から接したいと思われてない理由が全く判明してないんだけどな。どうしてそう思うんだ?
ミニー
しつこいわね。おもちゃを買ってもらえないからっておもちゃ屋の入り口で寝そべって抵抗している子供みたいな真似をしないでちょうだい。奇抜なデザインの玄関マットなのかと思って踏みつけてしまったじゃないの。私の繊細な足が捻挫してしまったらどう責任を取るつもりなのかしら
ミッキー
いや、敷物じゃなくて本物の子供だと気付く繊細さが欲しいところだけど……って、そんな体験をした事があるのか?
ミニー
さぁ、どうかしらね。私が通る前から既に泣き叫んでいたからもう何が起こったのかなんて分からないわ。混沌として混乱していて混迷を極めていて、その場にいた全員が被害者みたいなものよ
ミッキー
物は言いようだな……明らかに加害者が一人その場にいるような気がするけど……結局その子供は泣き止んだのか?
ミニー
ええ、そうね。店から出た私がもう一度通ろうとしたらピタリと泣き止んだわ。私の足がおもちゃに見えたのかもしれないわね。でも怪しんでいたわよ
ミッキー
おもちゃじゃなくてこの世で最も怖い何かに見えたんじゃないのかな……トラウマになってたりして
ミニー
違うわよ。あやしてあげたわよ、って言ったの。大した金額のおもちゃじゃなかったから買ってあげて黙らせたわよ。ああいうのを世間では当たり屋と呼ぶのでしょうね。末恐ろしい子供だから一思いに踏み潰した方が世の中のためになったかもしれないわ
ミッキー
物騒な事を言うな!全く。口では色々言ってるものの、結局は優しくしてあげたみたいじゃないか。今まで一度も見た事が無いけど、もしかして子供が好きなのか?
ミニー
あら、どうしてそうなるのかしら。別に好きでも嫌いでもないわよ。私がどう接するかは状況によるでしょうね。あなたには話さないけれど
ミッキー
うっ、そんな秘密にしなくても……どんな状況によるのか教えて欲しいな……
ミニー
違うわよ。あなたとは話させないけれど、って言ったの。あなたに甘えようとして子供が近寄ったら、刺すような冷たい視線で睨みつけてやるわよ
ミッキー
……もしかして最初に言ってた子供が僕と接したくない理由って、お前が原因じゃないだろうな……っていうか子供相手に対抗心を燃やさなくても……

公認会話士が出版した小説一覧はこちら

スポンサーリンク

公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

View Comments

  • もちろん子供は大好きさ。
    だから大きな耳と大きな目と大きな口があるんだよ!ぱく。

    • 「あらそう。これからの時代は子供に鉄頭巾などを被らせる必要があるかしらね。親から虐待される事もあるから、いっそ赤備えの鎧兜が良いかしら」

    • 「あらそう。最近は子供より幼稚な人が子育てをしているようにしか見えないケースも多いものね。でも子供と一緒に成長すれば良いんじゃないかしら」

  • 大の子供嫌いでした どう接していいのか わからなかったからかも知れません
    で、自分が子供持って 好きとから嫌いよりも 守りたいとか 1番愛情を注げるのは 私なんだって感情が芽生えてきて そしたら 他の子供に対する意識も変わったように思います
    仕事で 他の家庭を見てしまう事あるんだけど 子供が元気な家庭って もしかしたらこれは偏見なのかも知れないけど 大抵は 良い家庭です

    嫌いじゃないかな?って 少し曖昧だけど それでお願いします

    公認会話士さんは どうですか?

    • 「あらそう。環境の変化で価値観も変わったりするんでしょうからね。苦手な事も何かしらの理由があるでしょうから、それが払拭されると好きになったりするのかもしれないわね。あら、書き留めている人はどうかしら。子供と接する機会が無いから特に意識もないのかもしれないわね」

  • 3歳くらいの子どもが「ママ~」って顔をくしゃくしゃさせて泣きながら近づいてきたときが、その子の今後の人生を考える上での勝負の一瞬でしょうね。

    • 「あらそう。つい甘やかさずにはいられない表情を作れれば一生楽に生きていけるのかしらね。でも意外とその方が後々苦労しそうだけれど」

  • 子供にも嫉妬するミニー・・・じゃぁ、ミッキーは歌のお兄さんなんて出来ないねw

    • 「あらそう。歌が仕事なんてほとんど悪い冗談みたいだものね。それとも歌が上手いとそういう事を考えてしまうものなのかしら。歌が上手い自分を疑うまいと信じているんでしょうね」

  • 子供は好きですよ。男の子でも女の子でも。でも子供っぽい大人はあまり好きではありません。って、僕がそうだったりして?

    • 「あらそう。大人っぽい子供もよく嫌われそうだけれど、意外と年相応じゃないとあれこれ思われてしまうものだったりするのかしら。年齢と成長度とは違うはずだけれどね」