どうも公認会話士です。
乃木坂46の3期生が多数主演する舞台「星の王女さま」を観てきました。
公演期間は以下の通り。
【東京】
2018年4月6日(金)~4月15日(日)
天王洲 銀河劇場
【名古屋】
2018年4月26日(木)~4月28日(土)
春日井市民会館
3月24日からチケット販売、と事前に乃木坂46のホームページでチェックしておいたのにすっかり忘れてしまい、思い出したのが3月26日。
「あー、しまった。もう売り切れちゃってるだろうな」
とガッカリしながらダメ元でチケットぴあのホームページを覗いたら、なんと購入出来ました。
乃木坂メンバーが1人だけ出演するような舞台ならチケットが公演直前まで買えたりしますが、複数人出演する舞台はいつもあっと言う間に売り切れるので、今回はラッキーでした。
他のファンの皆も年度末とかで忙しくてチェックを忘れてたんですかね?
しかも今回は4月12日しか観にいけそうになかったので、その日のチケットが購入出来て本当に良かったです(一応私にも日々の予定などがあったりするんです)。
公式ホームページによると、どうやら当日券も毎日販売するらしいので、観たい方は諦めずに劇場へ足を運んでみましょう。
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今回の劇場は天王洲の銀河劇場です。
生駒ちゃん主演の舞台「モマの火星探検記」を観に行って以来ですね。
参考記事:生駒里奈主演舞台「モマの火星探検記」を観た感想
乃木坂メンバーが出演する舞台ではわりと利用される事が多い劇場です。
周囲に気になるお店が少ないので私としてはなるべく他の劇場にして欲しいところですが……
でも円形で2階席と3階席もある銀河劇場はどの席でも結構観やすいので、劇場としては良い劇場だと思います。
前回は1階席の最後列だったのでオペラグラス必須でした(視力1.0)。
今回は1階席の中央付近だったので、表情は問題なく見えました。
でも観たい出演者の表情を逃さず見るためにはやっぱりオペラグラスがあった方が良いと思います。
では出演メンバーです。
《王女さま》伊藤理々杏
《バラ》岩本蓮加
《リンドバーグ》梅澤美波
《さなえ》阪口珠美
《紀伊国坂》佐藤 楓
《ナオミ》中村麗乃
《どれみ》向井葉月
《マヤ》吉田綾乃クリスティー
3期生の中から晴れて20枚目のシングル「シンクロニシティ」の選抜メンバー入りした大園さんと与田さんと山下さんと久保さんは出演してないですが、他の3期生は全員出演します。
要するに、この舞台の仕事をもらった時点で、3期生達は20枚目のシングルの選抜発表の結果が既に分かっちゃってた可能性が高いですね。
でも選抜入りを逃した3期生が全員出演するなんて凄く豪華です。
本当に大切なものは、目には見えないものだった・・・。
失ってしまった“大切なもの”にあなたは気がつくことができるだろうか・・・?
乃木坂46が挑む!21世紀の歴史にその名を刻む感動の名作の誕生!!
☆STORY☆
愛で育てた“バラ”を残し数々の惑星を巡る“王女さま”と、飛行機の部品を探し歩く宇宙飛行士“リンドバーグ”。
降り立つ惑星では個性豊かな住人と出会い、「生きることの意味」「愛するということ」を学んでいく。
宇宙に一つしかない“かけがえのない何か”を見つけることが出来るのだろうか・・・?
というわけでファンタジー作品です。
まぁタイトルとあらすじから分かるように、アントンワーヌ・ド・ サン=テグジュペリの「星の王子さま」をモチーフとした作品である事は明らかです。
「王女さま」や「バラ」や「リンドバーグ」といった登場人物もそんなカンジですね。
ではネタバレしないように物語の感想です。
とは言ったものの、ネタバレも何もやっぱり「星の王子さま」をモチーフとした物語です。
でも登場人物が女性だけだったり、内容が現代的だったり、細かいアレンジがたくさん施されてます。
「星の王子さま」ってタイトルは凄く有名な割りにどういう内容か詳しく知らない人が結構多いと思うんです。
何故なら、タイトルが児童書と誤解されて大人は手に取らないですし、子供が読むには難解過ぎるからです(あくまで個人的な見解ですよ)。
今回の舞台を観て初めて内容を知った人も多かったんじゃないでしょうか。
まだ原作を読んだ事がない方も一度は読んでみると良いかもしれないですよ。
では次に、乃木坂ファンとしての感想を述べていきます。
《王女さま》伊藤理々杏……主役の王女役です。普段はおっとりした印象ですが、ハキハキと明るく歯切れの良いキャラを見事に演じてました。舞台は経験豊富な役者さんでも噛んだりするものですが、一度も噛まなかったですし、相当稽古したんだと思います。終演後の舞台挨拶の仕切りもしたりして、今回の舞台で控え目なキャラから一皮剥けるかも?
《バラ》岩本蓮加……今回の登場人物の中では唯一人間ではない役で、王女さまとの絡みしかない難しい役どころですが、普段からとんでもないポテンシャルを秘めている事を感じさせる彼女、やはり問題なく演じてくれました。妖艶さや色っぽさまで感じさせる佇まいで、乃木坂メンバー最年少なのにスゴイですよねぇ。
ちなみに今回の舞台、開演も終演も通常の舞台よりちょっと早い時間だったんですが、もしかして中学生の彼女の労働基準法的なものに配慮した結果なのかも?
《リンドバーグ》梅澤美波……3期生の中では既に演技に定評のある彼女。王女さまと並んで主役級の不時着したパイロット役ですが、流石に堂々としたものでした。乃木坂46の中で最も身長が高いので、背が高くてスタイルが良くて存在感がありますね。今回のような乃木坂メインの舞台だけでなく、彼女は一人で舞台のオーディションを受けて主役を勝ち取ったりしてるので、今後も期待の逸材です。私が観にいった回は梅澤さんと佐藤さんが終演後の挨拶担当だったんですが、そちらもまるでベテラン座長のような安定した挨拶で素晴らしかったです。
《さなえ》阪口珠美……日常がキラキラしてる事をSNSで発信したくてしょうがない役です。準主役の中では最初に登場する役です。彼女が出てきてようやく「星の王子さまとは違う現代劇なんだな」という事が明らかになるので、舞台の設定上結構重要な役です。準主役の中では最も出番が多かったですが、無難に演じてたと思います。個人的に「阪口さんと佐藤さんは舞台映えする美形だろうな」と思って期待してたんですが、衣装とメイクの影響か、ちょっと個性が出てなかったかな?という印象です。今後更に期待したいです。
《紀伊国坂》佐藤 楓……一日中何の意味もない流れ作業をしている、かなり根暗な役どころです。無表情な役を演じるのは結構大変だと思いますが、問題なく演じてたと思います。こちらは阪口さんと違って美形なところが活きてたというか、無表情でも場が持つ、という舞台映えする美人の特色が上手く出てたと思います。終演後の挨拶ではあまりの出来の悪さに泣き出してしまう、というハプニングもありましたが、一体どう出来が悪かったのか、私には分からなかったです。それだけ自分に厳しくて向上心があるのは素晴らしいですね。でもお客さんの前ではその悔しさを見せない、という選択肢もあると思いますよ!
《ナオミ》中村麗乃……完ぺき主義過ぎてストレス溜まりまくりなキャリアウーマンの役です。中村さんって童顔だから小柄なのかと思ってしまいますが、実は身長が高くてスタイル抜群なんですよね!加入後に身長が更に伸びて、今は梅澤さんに次いで2番目の身長という噂もあります。だから今回彼女をキャリアウーマン役にしたのは大正解だと思いました。普段大人しそうなので、ツンツンイライラしたヒステリーな役も新鮮で良かったです。
《どれみ》向井葉月……3期生の中では最もバラエティ番組向きの彼女。観る前から「恐らく彼女が最もコメディ寄りの役だろうな」と予想してましたが、やはり予想通りの役でした。二次元を愛し、コミュニケーション障害ながら自分の好きな事だけはとんでもなく饒舌になるオタクで引き篭もりの役ですが、早口ばかり(しかも吃音の設定?)の役を上手に演じてました。表情も豊かで、そこはもう天性のものですね。逆に暗い役やサイコパスみたいな役の彼女も観てみたいですね。
《マヤ》吉田綾乃クリスティー……除菌スプレーが手放せない潔癖症の役です。登場順も最後の方でしたし、他に個性的なキャラも多かったので、ちょっと目立ててなかったかなー、という気の毒な印象もありました。逆にそれだけ演技に何の違和感も問題もなかった、という証明だったりもするんですが。彼女は【綾乃クリスティーという名前の割りには生粋の日本人】というとんでもない個性の持ち主なので、彼女だけは本人役で登場しても面白かったのでは?なんて思ったり。
他にはメンバーのアクリルキーホルダーのガチャガチャ(1回300円)がありましたが、スゴイ行列になってました。
舞台上演中(?)はチケットを持ってない人のための販売会も行われるらしいので、グッズだけ購入する事も出来るみたいですよ。
というわけで、舞台「星の王女さま」の感想でした!
View Comments
映画がこれだけ 普及?してる今 舞台の存在意義を考える事あります 映画として ストーリーを表現出来るのに どうして舞台と言うものが あるのだろう…みたいな……
多分、舞台は 私が中学生の時に学園祭の演劇、それをみて興奮を覚えた (舞台と一緒にするのは失礼ですが)そういう感覚で
やっぱり映画と 同一で考えるのは 間違いなのかな?って思います(前にも似たような事書きましたが)
舞台 実際にみたら すごいんだろなーって思っています
星の王子さまは 私はストーリー知らないんだけど (どの本か忘れたけど)好きなキャラクターの愛読書が 星の王子さまで ちょっと興味あります
「あら、そうね。物語を観るなら映画で充分という考えもあるけれど、どれだけ3Dにしても生身の人間よりリアルには出来ないという事なのかしらね。生の迫力とか人間から声が出てくるカンジとか、そういうのが舞台の醍醐味かしら」
クライマックスではニューヨークで
花婿探し。そしてバラが豪遊?
「あら、日本人がその原作を演じたら国人差別だ何だと騒がれてしまうのかしら。差別主義者が差別排斥を大声で叫ぶ不思議な時代になってしまったわね」
法律だって変え放題だもの
ないちん
こんばんは。
舞台、観劇お疲れさまでした(^_^.)
より伝わってくるのがありましたか?
「あら、そうね。改めてどういう物語かよく分かったんじゃないかしら。とはいえかなりコメディの要素が入っていたみたいだけれど。今後は3期生も多くの舞台に出演するのかしらね。書き留めている人も忙しくなりそうね」
星の「王子」さま、ことオリックスのイケメン星野は人気でしたね。ゆるいカーブが撃てない感じでしたね。あれ、ファミスタのも撃ちにくかったと思います。でも、僕も公認会話士さんには負けるんでしょうね。
「あらそう。スポーツ選手も多少は人気商売みたいな要素もあるから、王子なんてあだ名をつけられたら後が大変でしょうね。そのまま王になれれば良いけれど、革命が起きたら首を切られてしまうのかしら」
本当に大切なものは、目に見えないんですよ。ミニーさんの言葉も読むのでは無く、心で感じ取るのです。そうしたら本当に伝えたいことが、だんだんと分かってくるのかもしれませんね。
「あら、書き留めている人なんて誰からも全く姿が見えない状態だものね。だからと言って大切に想っている人なんていないような気がするけれど」
王女さまとバラのやりとりが
きになりますね。
感動物語なのかな?
「あら、そこは原作と大して変わらなかったみたいよ。要するに仲良しだったり喧嘩したり想い合ったり、みたいな事かしら」
「星の王子様」なら原作を持ってます。まだ読んでませんけど(笑)。なぜか日本語版とスペイン語版を持っていたりします。今度、本腰入れて読んでみようかな。
「あらそう。題名は知ってるとか、何となく内容は知ってるとか、そういう人がかなり多そうな作品ね。一度読んでみたら何か発見があるかもしれないわよ。舞台も何度か観れば新たな発見もあるのかもしれないけれどね」