乃木坂46梅澤美波主演舞台「七つの大罪 The STAGE」を観た感想

どうも公認会話士です。

このたび、乃木坂46の梅澤美波さんが出演する舞台「七つの大罪」を観てきたので、感想を述べたいと思います。

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作品情報

七つの大罪とは

週刊少年マガジン(講談社)にて連載中の鈴木央氏が描く「七つの大罪」は、かつて王国の転覆を企てたとされる7人の大悪党「七つの大罪」をめぐる冒険ファンタジー。
単行本は累計2800万部を突破。
2014年10月から2015年3月までテレビアニメの第1期シリーズ全24話が、2016年8月からテレビスペシャル「七つの大罪 聖戦の予兆」の全4話が放送され、現在は「七つの大罪 戒めの復活」が2018年1月よりMBS/TBS系にて放送中です。
2018年8月18日(土)から、鈴木央氏が劇場用に描き下ろしたネームをもとにした「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」 が全国公開される。(公式ホームページより)

というわけで、人気の漫画(アニメ)を実写舞台化したのが今回の作品です。
実は漫画もアニメも全く観た事が無いんですが、今回はその状態のまま観ました。
予備知識なしでもちゃんと理解出来るのか、というところも評価のポイントです。

公演情報

東京公演
天王洲 銀河劇場
2018年 8月3日(金)ー 12日(日)

大阪公演
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2018年 8月18日(土)ー 20日(月)

東京と大阪で上演されますが、どちらも期間は短めです。

私が観たのは台風が関東地方に迫ってる水曜日でしたが、超満員でした。
チケットはほぼ完売してると思いますが、当日券もあるようなので、興味のある方は問い合わせてみましょう!
公式ホームページ

銀河劇場

さて、今回の劇場は乃木坂46のメンバーが出演する舞台ではすっかりお馴染みの銀河劇場です。
私も今年だけで5回くらい来てるような気がしますが、一応紹介しておきましょう。

天王洲アイルのシーフォートスクエア内(2階)にある円形の劇場で、2階席、3階席もあり、比較的どこからでも観やすい形をしてます。
でも1階席後方や、2階席、3階席はオペラグラスを持っていかないと表情まではよく分からないと思います。

私は今回初の3階席(!)だったのでもちろん持っていきました。
肉眼では細かい表情などは全く分からないのでオペラグラスは必須です(視力1.0)。

あらすじ

いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。

絶大なる魔力を有し、人々から敬われ、
時に恐れられる存在<聖騎士>に守られた『リオネス王国』。
王国の王女エリザベスは、たった一人国を離れ、
ある者たちを探す旅に出ていた。
それは最強最悪の騎士団として恐れられ、国を裏切り、
全聖騎士を敵に回した罪人たち―<七つの大罪>。

たどり着いた一軒の酒場で、エリザベスは
店主を名乗る少年・メリオダスに出会う。
それは、彼女と<七つの大罪>たち、
そして世界の命運を一変させる とびきりの冒険の始まりであった―!

最初から物凄く長い連載になる事が決まってたと言っても過言ではない壮大なストーリーですね。
梅澤さんはリオネス王国の第三王女エリザベスを演じます。主演です。

舞台の感想

ではネタバレしないように舞台の感想です。

今回はミュージカル調の舞台なので、歌に踊りにアクションにと、派手で豪華な演出もたくさんあり、観ている人を飽きさせません。
稽古の成果もしっかりと見て取れ、パフォーマンスのクオリティはとても高いです。
舞台のメインビジュアルを見た段階では「コスプレ集団みたいだな」という印象だったんですが、実際に観てみると全員ちゃんとキャラになりきっていて、コスプレっぽさも全くありませんでした。

ただ、原作を知らずに観たのはやっぱり無理があったな、と思いました。
恐らく「原作のここまでは描こう」という舞台版の目標があり、時間内で収めるために削れるところは可能な限り削った、という作り方をしてるんだと思います。
その結果、一人ひとりの過去や人間関係や心情などについて、「ここは原作で脳内補完してね」という製作側の意図も織り込む形になってしまったっぽいです。

でも、漫画やアニメが原作のいわゆる「2,5次元舞台」というものは基本的に原作のファン達に向けて作られるのが当然で、私のように何も知らずに観る人もほとんどいないでしょうから、何か悪い点があったとすればそれは私の不勉強が問題という事です。

乃木坂46ファンとしての感想

では次に、乃木坂ファンとして梅澤さんの感想を。
乃木坂一の長身である梅澤さんですが、外見的特徴というのはそれだけで生まれ持った才能と言えます。
舞台映えする出で立ちで、まさに主役の風格です。

でも今回は役柄上、ディアンヌ役の人がどうしても目立ってたかなー、というカンジ。
とはいえ乃木坂メンバーの梅澤さんがあんな胸を強調したスクール水着みたいな格好をするわけにいかないですもんね。
力は無くても徐々に精神的に成長してグループの中で大きな存在になっていくお姫様役が今の梅澤さんの状況とオーバーラップするようで、良かったと思います。

このまま乃木坂一の女優を目指して頑張って欲しいです。

買ったもの

買ったのはパンフレットと、梅澤さんのクリアキーホルダーです。

漫画が原作の作品だけあって、グッズはブロマイドにTシャツにタオルにトートバッグにと、色々ありました。
年明け早々今回の舞台のDVD化もされるようです。
グッズは舞台の休憩中(15分。上演時間は合計2時間40分)や終演後でも購入出来るので、慌てなくても大丈夫です。

以上、舞台「七つの大罪」の感想でした!
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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

View Comments

  • (価値観と言うのは人それぞれですからね)私は舞台とか見た事ないから あれなんですけ 原作を知らないで 観るのも それはそれで楽しいって思うんです 逆に 例えば 原作を知らない公認会話士さんが 観られて あぁ原作も読んでみたいって思われたのなら(好みはありますが)舞台の完成度が高いって事になるのかな?って思っていたり

    私も1回舞台観てみたいです

    • 「あら、そうね。あまり知らない人をファンにしたいのか、ファンにしか分からない細かい部分を見せたいのか、舞台によってテーマも違うものね。特に漫画やアニメを舞台化すると原作ファンがうるさいから大変でしょうね。でも今回はかなり原作ファンにも好意的に受け取られている舞台らしいわよ」

  • 見た目はコスプレ。眉毛と髪の色が
    一致してないのが原因ですね。なぜ?
    でも、キーホルダーはナイスですね。

    • 「あらそう。どれだけ金髪にしても日本人の顔が欧米人に見えないのと同じかしらね。一方キーホルダーは全世界共通だものね。そのうち何でも指紋や顔認証になって世の中から鍵が無くなるのかもしれないけれど」

  • 自分の罪を知っている方がより多く人を愛せるのです
    大罪もたいがいにして、高校野球たいかいを見る夏
    うーん、マンダム(^◇^)

    • 「あらそう。最近は罪を認めない往生際の悪い人が多いものね。最大の罪というのはそういう事なのかもしれないわね」

  • 銀河劇場の近くにスイーツとか木刀とか釜飯屋は無いのでしょうか?観劇の後にのどが渇いたり、お腹空きませんか?お一人様かどうかは知りませんけど。

    • 「あら、喫茶店とか飲食店だったら同じ建物の中にあるみたいよ。でもあまりお腹が空いたりしないみたいね。何かレポートしたくなるようなお店でもあればまた違うんでしょうけれど」

  • おはようございます。

    よくミュージカルにも出演されてますね。
    より磨いて輝いて欲しいですね(^-^)/

    • 「あら、そうね。今年だけで3作品も観てしまっているみたいだものね。今後もたくさん出演すると良いけれど、どうなのかしら」

  • 七つの大罪ですか。「セブン」という映画がありましたけど、やっぱりキリスト教の七つの大罪がベースになっているんでしょうか。

    • 「あら、やはりその辺りは意識しているんじゃないかしら。でもオリジナリティはかなり高かったみたいだけれど。有名な話がヒントだったとしても、作り上げていくうちに作家の色というものが出てくるんでしょうからね」