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成河、渡辺大知、門脇麦主演舞台「ねじまき鳥クロニクル」を観た感想

どうも公認会話士です。

今月もしっかり舞台を観てきました!
久し振りに乃木坂46や欅坂46や日向坂46のメンバーが出演してない舞台「ねじまき鳥クロニクル」です。
本が好きな人ならすぐ分かると思いますが、村上春樹氏の小説が原作になった舞台ですね。

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公演情報

<東京公演>
日程:2020年2月11日(火・祝)~3月1日(日)
アフタートークあり
2月22日(土) 18:00成河、渡辺大知、門脇麦
2月23日(日) 18:00大貫勇輔、徳永えり、松岡広大
会場:東京芸術劇場プレイハウス

<大阪公演>
日程:2020年3月7日(土)~3月8日(日)
3月7日(土)12:00/17:00
3月8日(日)12:00
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

というわけで東京、大阪の2都市公演です。
最近はそういうの多いですね。
期間は合わせて1ヶ月間で、それもまぁ標準的なカンジです。

各公演とも当日券があるかもしれないので、気になる方は劇場に問い合わせてみましょう!
公式ホームページ

上演時間3時間(休憩15分含む)

あらすじ

岡田トオルは妻のクミコとともに平穏な日々を過ごしていたが、猫の失踪や謎の女からの電話をきっかけに、奇妙な出来事に巻き込まれ、思いもよらない戦いの当事者となっていく――。

トオルは、姿を消した猫を探しにいった近所の空き地で、女子高生の笠原メイと出会う。トオルを“ねじまき鳥さん”と呼ぶ少女と主人公の間には不思議な絆が生まれていく。
そんな最中、トオルの妻のクミコが忽然と姿を消してしまう。クミコの兄・綿谷ノボルから連絡があり、クミコと離婚するよう一方的に告げられる。クミコに戻る意思はないと。
だが自らを“水の霊媒師”と称する加納マルタ、その妹クレタとの出会いによって、クミコ失踪の影にはノボルが関わっているという疑念は確信に変わる。そしてトオルは、もっと大きな何かに巻き込まれていることにも気づきはじめる。
何かに導かれるようにトオルは隣家の枯れた井戸にもぐり、クミコの意識に手をのばそうとする。クミコを取り戻す戦いは、いつしか、時代や場所を超越して、“悪”と対峙してきた“ねじまき鳥”たちの戦いとシンクロする。暴力とエロスの予感が世界をつつみ、探索の年代記が始まる。

“ねじまき鳥”はねじを巻き、世界のゆがみを正すことができるのか? トオルはクミコをとり戻すことができるのか―――。
(公式ホームページより)

というわけで、ミステリーのようなファンタジーのような、な説明になってますね。
以前原作を読んだんですが、正直言ってそこまでちゃんと覚えてません。
井戸の中とノモンハン事件の描写を凄くよく覚えている程度です。

東京芸術劇場

さて、では舞台の感想の前に、東京公演の舞台となる東京芸術劇場を紹介しておきましょう。

池袋駅西口にある総合文化施設で、中には大ホールの「コンサートホール」、中ホールの「プレイハウス」、小ホールの「シアターイースト」「シアターウェスト」が入ってます。
今回の舞台はプレイハウスで上演されます。
客席数は841で、平均的な大きさの劇場ですね。

井上小百合さんが主演した「音楽劇 夜曲 nocturn」と、松たか子さん、広瀬すずさんが出演した舞台「『Q』:A Night At The Kabuki」を観に来て以来3度目です。

後方の席や2階席の方はオペラグラスを持っていた方が良いと思います。
私が今使ってるオススメの商品がこれです。
よくある8倍や10倍と違って12倍で凄く大きく見えますし、何よりピントが合わせやすいので目が疲れません。
あまり良い席が当たらなくても、良いオペラグラスを持っていれば観劇の満足度はぐっと上がります!

観た感想

ではなるべくネタバレしないように感想を。

観ているうちに結構原作を思い出しました。
という事はかなり原作に忠実な内容だったんじゃないかと思います。
まぁ内容については人それぞれ色んな受け止め方があるので何とも言いようがないですが、原作との大きな違いとしては、ダンスと歌がふんだんに取り入れられてる点でしょうか。
不思議な幻想的な世界観で、現実なのか妄想なのか、現実に見える話すら荒唐無稽な虚構なのか、という雰囲気を見事に演出してます。
最近の舞台作品では珍しく、笑いの要素は一切無し、クスリとする場面すら皆無です。

こればっかりはもう説明より観てもらうしかない、というカンジです。

買ったもの

プログラムだけ購入しました。

他にはTシャツにトートバッグに飴にマスキングテープに……意外と色んなグッズを売ってました。
以上、舞台「ねじまき鳥クロニクル」の感想でした!



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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

View Comments

    • 「あらそう。食べたら美味しいのかしら。それともとんでもなく不味いのかしら。どちらかしらね」

    • 「あらそう。あまりに難解すぎて舞台中にねまき鳥になってしまった人もいるのかもしれないわね。でも夢か現実か分からない世界に陶酔していくのもまた間違いではない観方なのかもしれないわ」

  • おはようございます。

    原作を読んでたら
    表現などの違いも分かって
    面白いカモですね(^-^)/

    • 「あら、そうね。今から読むのは大変でしょうけれど、でもこの舞台を観ようと思う人は既に読んでいる可能性が高そうね」

  • 『ねじまき鳥クロニクル』何度も読み返すくらい好きなんですよ。けっこう分厚いですが、春樹ストなんです。少し気になったのですが、生きたままで皮をはぐ描写はどうされたんでしょうか?この作品が舞台になるのはちょっと想像がつかないですね。もっと内向的な作品だと思います。(村上春樹の作品全般に言える事ですが)

    • 「あら、そうね。書き留めている人もいくつか読んでいるはずだけれど、よりにもよって何故この作品が舞台化、というところに興味があって観劇したみたいね。ちなみに気になっている描写に関しては、思い出話として語られる、という手法を取っていたみたいよ。ダンサーや演者達の動きが色々な事を想起させる演出になっている場面も多いみたいね」