何度も読み返したくなる漫画は読者の記憶力にダメージを与えているのかもしれない?

ブログネタ:何回も読んだマンガ

ミッキー
面白くて何度も読みたくなる本ってスゴイな
ミニー
あらそう。残念だったわね
ミッキー
え?何で?面白いって意味で言ったんだぞ
ミニー
あらそう。残念だったわね
ミッキー
いや、読み返したくなるくらい面白いんだから残念じゃないと思うぞ。中々何度も読んじゃうような本に巡り合う機会なんて無いからな
ミニー
あらそう。残念だったわね
ミッキー
こら!どうしてそうなるのか分からないぞ!何が残念なんだ?
ミニー
うるさいわね。もう内容を知っているのにまた読んでしまうなんて完全に時間の無駄じゃないの。2回どころか3回も4回もだなんてとんでもないわね
ミッキー
うーん、でも何度読んでも面白いんだぞ?だから時間の無駄とも言えないんじゃないかな。大笑いしたいとか、感動して泣きたいとか、そういう気分の時にパッと読めるなんて良いじゃないか
ミニー
しつこいわね。今も既に似たような説明を何度も繰り返してしまっているから気をつけてちょうだい。まだ言葉や表現が変わっているから良いけれど、本の場合は全く同じ言葉と表現を目にするだけじゃないの。それでどうして初めて目にする時と全く同じ反応が出来るのかしら?良い作品というのは読み終えた途端に内容を何もかも忘れてしまう作品の事を指しているのかしらね
ミッキー
いや、うーん、お前の記憶力と僕の記憶力じゃ全く違うからな……一度読んだ本の記憶が鮮明に残ってるとまた印象が違うのかもしれないな
ミニー
あらそう。記憶と忘却を繰り返す人間らしさの欠片もない、無感情のコンピューターのような不気味な女だと言いたいのね。こういう小さな嫌味の一つも死ぬまで記憶し続ける人間を相手にしている恐ろしさに気付いていないのかしら。相手の受け取り方次第で、軽く口にした言葉が殺意に変わってしまう事もあるのよ
ミッキー
ちょ、ちょっと待った!今の話で殺意なんて持たれたら大変だぞ!お前の事を悪く言ったんじゃなくて、単に記憶力の違いについて言っただけじゃないか!
ミニー
あらそう。よく覚えていたわね。あなたも徐々に記憶力が養われてきたのかしら?だったら一週間前にどんな事を話したか覚えているかしら
ミッキー
え?一週間前?うーん、何だったっけ……どうやら今回の話と関係があるみたいだけど……
ミニー
あら、関係なんて無いわよ。ただクイズをしただけじゃないの。いつも深い話なんて特にしていないのに何を勝手に価値を深めようとしているのかしら
ミッキー
うっ、ただのクイズだったのか……って、僕にとってはお前との会話は中身のあるものなんだぞ。お前の事を少しでも知れたら凄く嬉しいからな
ミニー
……うるさいわね。結局その中身のある話を全く覚えていなかったクセに何を適当な事を言っているのかしら、いかがわしいわね。それで結局今日は何の話なのかしら?何を話していたのか全く記憶に無いからさっぱり分からないわね
ミッキー
いや、お前はそんなにすぐ忘れるような記憶力じゃないはずだけど……まぁとにかく面白い漫画は何度読んでも面白い、って言おうと思ったんだけど、お前の場合はそうは思わないみたいだな
ミニー
ええ、そうね。何でも一度読めば充分よ。もちろん後から思い返して内容を更に把握しようとするような事はあるかもしれないけれど、でも記憶しているからわざわざ読み返したりはしないわね
ミッキー
うーん、やっぱりスゴイな。でも後から思い返したりする事はあるんだな。それで改めて楽しさに気付いたりする事もあるんじゃないか?
ミニー
さぁ、どうかしらね。表紙をよく思い出して楽しくなったりする事はあるかもしれないわね
ミッキー
え?表紙?内容を把握して改めて表紙を見るとその関連性が面白い、みたいなカンジか?
ミニー
違うわよ。表情を思い出して楽しくなる、って言ったの
ミッキー
漫画のキャラの表情を思い出して楽しくなるのか?うーん、っていうかホントに漫画の話をしてるんだろうな?

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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  • 好きな漫画と言えば、「TISTA」、「幻覚ピカソ」、「ドラマティック・アイロニー」の3作品が直ぐに思い浮かびますが、この中で、古屋兎丸氏の「幻覚ピカソ」は特にとーくちゃんに読んでみて欲しい作品です。
    人の心の闇を絵に描いて、その絵の中にダイブしてその闇を解決して行く、ファンタジー青春物語です。

    それと、ついでに格ゲームキャラBGMのミニ紅白をどうぞ…
    https://myth-of-fist.blogspot.jp/2020/05/bgm.html

    • 「あらそう。好みの漫画の系統でその人の本質が分かったりもするんでしょうね。普段明るく見えて人を殺しまくる漫画ばかり読むような人もいるんじゃないかしら」

    • 「あらそう。読めば読むほどまた新しい場面を発見したりするのかしらね。過去を読むよりは未来を読んだ方が楽しそうだけれど」

    • 「あらそう。一人で大きな声を出して思い出し笑いをするようになったらもう尾張と言われているのかしらね」

  • 週刊や月刊なので、読んだら捨てるのですが、社会勉強を兼ねる漫画は保存してます。ゴルゴ13です。 あと惚れ惚れするのが、池上遼一 さんですね。美しすぎて捨てられないです。

    • 「あらそう。長期連載していると、その時その時の時代背景みたいなものが見えたりするものね。ブームになった事を多く取り上げてきたこち亀などはIT機器がどのように進化してきたかよく分かるわね」

    • 「あらそう。何はともあれ全く印象に残らない、というのは嫌われるよりも寂しいものかもしれないものね。私としては全く記憶に残らないならそれはそれで良い気もするけれど」

  • いろいろありますが、「寄生獣」は面白かった。何度も読むのは、やっぱり古い作品になっちゃいますけど。いや、新しいものだって読めば面白いのかな? 食わず嫌いしてるところもありますね。

    • 「あら、そうね。書き留めている人も最近人気の鬼を滅する漫画を読んだりしているみたいだけれど、最近の漫画も面白いらしいわよ。でもやはり王道から逸脱してない作品がいつまでも安定しているんでしょうね」

  • 心を動かされるから、何度も絡みたくなっちゃうのでしょうね。いつも同じ表情なのに、小説家ってすごいですね!

    • 「あらそう。何度も絡んでも何度も同じ感覚が味わえたらスゴイわね。という事は良い作品は記憶ではなく五感に訴えるものなのかしら」