飲み物を飲む時に小指を立ててしまう意外過ぎる理由とは

ブログネタ:ドリンク飲むとき小指立つ?

ミッキー
飲み物を飲む時って何故か小指が立っちゃう時があるな
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
いや、どちらかと言うと男性の場合は馬鹿にされるケースが多いと思うぞ
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
いや、馬鹿にされるのは良くないじゃないか
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
こら!良くないって言ってるじゃないか!理由が分からないぞ!
ミニー
うるさいわね。西洋にかぶれたキザな日本人が大して味も分からないクセに紅茶の産地やワインの銘柄や年代を語ったりするじゃないの。そんな鼻につく生き様や価値観全てを否定されてもおかしくない人が小指しか馬鹿にされないなんてとんでもなく運が良いんじゃないかしら。だから良かったじゃないの
ミッキー
な、なるほど。小指のおかげで他の欠点が全部カムフラージュされてる、って言いたいのか
ミニー
ええ、そうね。自分でも他人に好ましく思われていない事くらい気付いているわよ。ワインの作られた年を1年単位で察知出来る人が他人の表情一つ読み取れないなんてありえないものね。でもせっかく蓄えた知識を自慢したくて仕方がないからつい口にしてしまうのよ。飲み物は美味しいかどうかが最も重要なはずなのに、どうやら味よりも銘柄や値段の方が重要みたいだものね。とはいえそうやって批判されるのが嫌だから小指もわざと立てているわけね
ミッキー
そ、そんなに深い理由があるとは思わなかったな……っていうか飲み物というよりワインを飲む人の事しか言ってなかった気がするけど……まぁでもホントに無意識に小指が立っちゃう時もあるぞ
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
うっ、あくまで小指が立つのは良い事なんだな……でも他に批判される要素が何も無いなら小指が立つのは良くないんじゃないのか?
ミニー
しつこいわね。あなたが何か飲んでいる時点で調子に乗っていると思われてもおかしくない状況じゃないの。ノドが渇くほど内容のある話をしていたとは思えないわね
ミッキー
こら!僕は何か飲む資格も無いって言いたいのか!いくらなんでも酷いぞ!
ミニー
うるさいわね。冗談に決まってるじゃないの。口の滑りが良くて悪かったわね
ミッキー
全く……と、とにかく、小指が無意識に立たないようにするのってどうすれば良いんだろうな
ミニー
さぁ、どうかしらね。無意識に行う動作を止めるのは難しいんじゃないかしら。だからコップを持つ時に意識させる必要があるわね。世界中の全てのコップに【小指】と書いておけば良いんじゃないかしら
ミッキー
それはスゴイな……でも世界中の言語でビッシリ書かれたとしたら日本語がどこか分からなくなったりして……
ミニー
あらそう。だったらもうコップに小指のオブジェを付けてしまえば良いじゃないの。それなら本物の小指か作り物の小指か分からなくなるわよ。指を交差させたり並べたりして、芸術的な小指の立て方を評価される時代が来るかもしれないわ
ミッキー
うーん、まぁお店のだったら良いかもしれないけど、自分の家でそれを洗うのは面倒臭そうだな……コップに頼らず自分で出来たら良いのにな
ミニー
しつこいわね。それならずっと小指を縛り付けて過ごせば良いじゃないの。元々小指なんて他の指に比べて使用頻度も低いでしょうし、今後人体が更に進化すると足の小指は無くなるとも言われているくらいだもの
ミッキー
なるほど。コップを持つのに必要ない指だから小指だけ立っちゃうんだろうしな。でも流石に紐で縛られたら違和感がありそうだぞ
ミニー
あら、そうかしら。小指なんて常に糸で結ばれて……って、何を言わせるのかしら、みっともない
ミッキー
うっ、それってもしかして赤い糸とか……そ、それなら確かに僕達はずっと結ばれてるっぽいな
ミニー
ええ、そうね。私もあなたも将来手にする小指付きのコップとはもう運命で結ばれているんじゃないかしら
ミッキー
小指のコップじゃなくて僕達が結ばれてるって言ってるんだぞ!っていうかそんなコップ存在しないし!

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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  • キャンプのコップとドリッパーをスノーピークを選んだけどどうだろうな・・小雪を立てたわけじゃないけど、キャンプ道具は小さく、車のラゲッジに、クーラーBOXとコンテナ2個、水タンク2個、リュック。ほぼ、これだけでキャンプ1ヶ月くらせる道具で納めたよ。後は、袋に1ヶ月は常温で持つ野菜類を積んで、ほぼ完全体セット。

    足りなくなった水も川から浄化で取れるし、スマホもネットもできるし、保存食もあるし、火もファイアースターターが基本だから無限につかえるし。

    • 「あらそう。指で数えられるほどの道具の数で何とかなるのかしらね。それで過ごした日々を指折り数えるのかしら」

      • 買う予定の焚火&炭火焼き台も軽くてコンパクト。100個以上くらいのキャンプ道具、小さくて良い物を1ヶ月以上も選び抜いたからね。全ての持ち物の構成を考えて、ケースも椅子に使えて~みたいな。
        http://get.secret.jp/pt/file/1648931919.jpg

        俺が買う予定のテーブルだって折りたたみ【GUAPO キャンプ テーブル】で検索してみな。

      • 物の数は結構あるけど、ファイアースターターとか小さく無制限だし、SAKUTTO 携帯浄水器で川の水飲めるし、これで火水の完成だからね。テントだって枕くらいの収納。災害訓練であるサバイバルを楽しむ本質を求めてるわけなんだよね。

        ここを品祖なもので贅沢にすれば、災害は贅沢になる。鹿肉やヤマメの炭火焼き、外だから煙も出し放題。ステーキの鉄板も持っていくし、ケチらずやるべきことはやる。贅沢をするわけだから山に3日~1週間いれば十分。やろうと思えばできるよ?1年でも山にいることは。

    • 「あら、そうね。あると思われている物が無かったりするとそれだけで手品には打ってつけだものね。最終的に出てくればもっと手品になるでしょうけれど」

  • おはようございます。

    小指ですか。
    あれは、宇宙からの電波を
    取り込んでますよ(笑)

    • 「あらそう。昔の携帯電話のようにアンテナを伸ばしていたのかしらね。太くて長いほど重宝されるのかしら」

  • 親指を立てれば、いいね!ということが相手にも伝わりますよね。中指は。。

    • 「あら、そうね。立てる指で色々と伝わり方が変わってしまうのが面白いわね。波風立てないのが一番かしら」

  • 僕は字を書くとき、気がつくと小指が立っていますね。あとカラオケでも立てられますよね。きっと小指は立てるためにあるのですよ(笑)

    • 「あらそう。構造上そうなっているのかもしれないものね。小指も握っている方が変なクセと言われるような活動をしていけば良いのかしら」