流れ星に願い事を託さなくても既に叶っている事に人は気付いていない?

ブログネタ:流れ星に願うことは?

ミッキー
昨日はちょっと良い事があったぞ
ミニー
あらそう。そんな事があったのによく嬉しそうな顔をしていられるわね
ミッキー
いや、それが当たり前だと思うけど……ちなみに流れ星を見たんだ。流れ星って見れたらちょっと嬉しくないか?
ミニー
そうかしら。汚い空の下に暮らす都民にとっての非日常を体験してしまって、それ以降の数日間がとても退屈でつまらないものになってしまうかもしれないわよ。以前にもこのような話はしたわね
ミッキー
まぁ確かにそういう考え方も出来るけど、単に珍しいものが見れるとちょっと得した気分になるじゃないか。それに願い事だって叶うとか言われてるし
ミニー
まぁ、こんなに不幸な人は初めて見たわ。気の毒過ぎて私まで不幸な気持ちになってしまいそうよ。どう責任を取ってくれるのかしら
ミッキー
何だか分からないけど僕は全然不幸だと思ってないし、抗議されても困るぞ!
ミニー
あらそう。それなら先に言ってちょうだい。私はあなたが流れ星で願い事が叶うと信じている不幸な人かと思ってしまったじゃないの。でも全然不幸だと思っていないという事は、本心では願い事なんて絶対に叶わないと分かって言っていたのね
ミッキー
え?どういう事だ?もちろん絶対に叶うとは思わないけど、叶えば良いな、程度には思ってるぞ
ミニー
あら、それなら前言撤回しなければならないわ。流れ星が願いなんて叶えてくれるはずがないじゃないの。それを頼りに生きていくなんて非生産的で非科学的で非現実的で非人間よ
ミッキー
少なくとも僕は人間だぞ!……って、なるほど、そういう事か。もちろんその願いに縋るほど真剣じゃないぞ。星の神様が聞いてくれたかな?くらいの軽い気持ちだ
ミニー
願い事は誰かに聞かせるわけではなくて、あえて自分が一番欲しい物を口にして曝け出して、自己認識するのが重要なのよ。そうすれば最も達成すべき目標が明らかになって、それに向けて努力するかもしれないわ。そして達成する事が出来たら、結果的に願いが叶った気がする、というだけの事よ
ミッキー
なるほど、まぁそんなもんだろうとは思うけどさ
ミニー
ええ、そうね。そもそも流れ星に神様がいたら大変よ。罰当たりな
ミッキー
え?何で?そう考えた方がちょっとロマンチックじゃないか
ミニー
そうかしら。もし流れ星に宿る神様がいるとしたら、流れ星状態の時はもう絶体絶命の危機的な状況じゃないの。もし私が神様なら、そんな非常時に呑気に願いなんて言われたら後でとんでもない罰を与えてやると思うわ
ミッキー
一応神様なんだし、そんなにバタバタしてないと思うぞ!
ミニー
うるさいわね。結局あなたは何かを願ったのかしら?
ミッキー
まぁ一応……恥ずかしいから言いたくないけど
ミニー
あら、出し惜しみしていても仕方ないわよ。あなたの願いはどうせ叶わないに決まっているもの
ミッキー
そんな事を言われたらもう絶対に言いたくないぞ!
ミニー
まぁ、私が言えと言えば他の選択肢なんて一切存在しないのよ、失礼な。言わないと今後の付き合い方を考えさせてもらうわ
ミッキー
言った方が怒りそうだけど……ミニーとずっと一緒にいれたら良いな、って願ったんだよ!叶わなかったらどうするんだ!
ミニー
……違うわよ。今後も付き合い続けて叶えさせてもらうわ、って言ったの。変な事を言わせないでちょうだい。みっともない
ミッキー
う、うん。だから恥ずかしいから言いたくないって言ったのに……

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

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    • 「あらそう。もしかしたらもうとっくに流れているのかもしれないものね。地球人がそれを知るのは数億年後かしら」

  • はいはいお幸せに(笑)そういえば2026年に小惑星が地球に最接近するそうですが、幸せを運んでくる星になればいいですね。

    • 「あら、そうね。地球を破壊するような小惑星にならなければ良いけれど、そういう事を願っていそうな人間も多いから気を付けたいわね」

    • 「あらそう。その方が願いが叶いやすそうだものね。それとも意外と箸の間からするりと抜け落ちてしまうものなのかしら」