将来役に立つ子供にオススメの習い事とは

ブログネタ:子供の頃に習っていて役に立っている習い事

ミッキー
子供の頃に何か習い事ってやってたか?
ミニー
ちょっと、私に近寄らないでちょうだい
ミッキー
え?何で?会話出来ないじゃないか
ミニー
うるさいわね。私から何を盗もうとしているのか分からないけれど、そう簡単に技術を教えるわけにはいかないわよ
ミッキー
いや、何の事か分からないけど……子供の頃に習ってた何かがあるのか?
ミニー
ええ、そうね。当たり前じゃないかしら
ミッキー
な、なるほど。当たり前って言われるとちょっと困るけど……僕は特に何も習わなかったぞ
ミニー
あらそう。生きていく術を何も習ってないなんて珍しいわね。もしかしてフライドポテトの注文の仕方すら知らないんじゃないでしょうね
ミッキー
それくらい知ってるぞ!習い事をしてない、って言ってるんだぞ!
ミニー
うるさいわね。声帯をとんでもない大きさまで振動させる術を見せ付けたりして、何を考えているのかしら。私の耳を塞ぐ術を見ようとしてもそうはいかないわよ
ミッキー
いや、どんな技なんだそれは。自動的に耳が閉じるのか?出来たらスゴイぞ
ミニー
あら、そうかしら。全く聞かないようにすれば相手の言葉なんて何も頭に入ってこないわよ。耳というより脳や心に蓋をするんでしょうね
ミッキー
なるほど。まぁその技は結構皆身につけてるかもしれないな。って、そうじゃなくて、僕はあくまで月謝を払って習いに行くような習い事の話をしてるんだぞ。ピアノとか書道とかそろばんとか。そういうので何か習った事ってあるのか?
ミニー
さぁ、どうかしらね。出来ないとも言えないけれど、誰かに月謝を払ったという事も無いわね
ミッキー
そっか。知り合いに無料で教えてもらってた、ってカンジか?
ミニー
まぁ、そんなはずがないじゃないの。誰にも手の内なんて見せないわよ。全て自己流に決まってるじゃないの
ミッキー
いや、自己流で身につくような習い事ってあるのかな……誰かに指導してもらわないと中々身につかないからこそ習い事の教室が存在するんだろうしな。ちなみに何を自己流で身につけたんだ?
ミニー
あら、ピアノ線で誰かを攻撃する方法とか、書道のすずりや文鎮で誰かを殴りつける事とか、そろばんで相手の弱点を弾き出す方法とか……
ミッキー
こら!そういうのじゃないぞ!しかも最後のなんて本来の使い方よりスゴイ事をやっちゃってるじゃないか!
ミニー
うるさいわね。計算するための道具なんだから、相手の弱点や欠点を計算で割り出しても別に問題ないじゃないの。というよりそういう使い方も出来ない人は誰かに教えるレベルではないんじゃないかしら
ミッキー
そんな事を言い出したら日本からそろばん教室がなくなっちゃうぞ……一体どうやって計算するんだ?
ミニー
あら、そろばんで殴った時に痛がれば、痛みに弱いというのが分かるわね。耳元でジャラジャラ鳴らし続けて気が狂えば、騒音に弱いという事になるでしょうし……
ミッキー
そんなのそろばんじゃなくても出来るじゃないか!全然計算してないし!
ミニー
うるさいわね。冗談に決まってるじゃないの。子供に毎日別の習い事をさせている親みたいな女で悪かったわね
ミッキー
いや、それが冗談みたいって言っちゃうとまた問題があるような……将来役立つ事もあるんじゃないか?
ミニー
さぁ、どうかしらね。自発的にやっているなら良いでしょうけれど、無理やりやらされている事なんて結局いくらやっても身につかないわよ。つまり親が身につけさせようとした事こそ全く身につけないまま育ってしまう、というわけね
ミッキー
な、なるほど。色々やらせてみるのは良いけど、その中から子供がやりたがった事をさせるべき、ってカンジか。で、さっきは自己流って言ってたけど、結局は何も習ってなかったのか?
ミニー
あら、そんな事は無いわよ。毎週お金を払っていたもの
ミッキー
へー、週ごとに払うってのも何だか珍しいな。何を習ってたんだ?
ミニー
あら、そうね。漫画家になる方法とか、バスケの試合中に気配を消す方法とか、海賊王になる方法とか……
ミッキー
それは漫画雑誌を毎週買ってただけじゃないのか!?

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公認会話士

電子作家の公認会話士です。 2015年4月、アメブロとFC2から引っ越してきました。 気楽に楽しめる作品をビシバシ更新していくつもりなので、気が向いたらいつでもお立ち寄りください。

View Comments

    • 「あら、そうね。空を飛んだり衝撃波のようなものを出そうとした人もたくさんいるんじゃないかしら。ギャンブルでいかさまをしたり、過去にタイムスリップしようとした人もいるかもしれないわね」

  • 今晩は!お疲れ様です!習い事は習字でした。
    字がへたくそでしたので・・・。おかげで少しはましになりましたから御の字です。
    今思うと、計算が早くなるように、そろばんやっとけばよかったかなと思うことがあります。

    息子は英語教室で頑張っています。楽しんで教室に行ってくれてますから安心しています。
    執筆、頑張ってくださいね!

    • 「あらそう。上達したのが自分で分かるとやってて楽しくなるでしょうね。でも趣味でやるのか実益でやるのかでまた印象も変わるんでしょうね。とにかく何でも楽しくやるのが長続きのコツかしら」

  • ミニー師匠!

    フライドポテト拳を教えて下さいまし!

    まっすぐフライドポテトが飛ばないのです!

    グサ!

    なるほど!

    流石ミニー師匠!

    見事に寸分の狂いなくクリティカルヒットでやんす!

    バタッ☆

    • 「あら、実はフライドポテトに見せかけた究極の武器だったんじゃないかしら。せっかくのフライドポテトを私が誰かに投げてしまうとは思えないものね」

  • 子供のころは、乗馬とヴァイオリンと、英語の家庭教師を受けていました。
    しかしながら何かに役立ったかといえば、そんなこともないような。
    時代が時代なら野生の馬にまたがってヴァイオリンを弾きながら、
    流浪するジプシーになれたかもしれませんね。

    • 「あらそう。流鏑馬じゃなくてヴァイオリンなんて平和的で良いんじゃないかしら。戦場を駆け巡れば伝説の人物になれるかもしれないわね。でも大きな楽器は特殊な武器と勘違いされてしまうかしら」

  • クラシックギター習ってました。ただ、右手の爪を切られないので、ボールを投げるスポーツが不得意になりました。タッチパネルは右手の爪が邪魔で、左手の指先は硬くて反応しにくい。     そろばんのジャラジャラ音で発狂させるには体力使いますよ。習字の筆で、くすぐる拷問とか出来ますね。   ミニーは硯で墨を磨る時、究極の黒色を求めて一心不乱に・・・。

    • 「あらそう。爪が必要なら私に向いているかもしれないわね。でも鋭利過ぎて弦を切ってしまうかしら。って、そんなに鋭利だったら今頃彼の手がとんでもない事になってしまうわよ」

  • どうも私は “競い合う”というのが苦手みたいで、【お教室】というのがダメでした。個別指導受けてたら何か違ってたのかなあ…先生にもよるだろうなぁ…好き嫌い激しいから…
    習い事で役に立った事?。。 役に立つくらいまで通い続けられませんでした。根性なしです…スミマセン(´-`)

    • 「あらそう。習い事の内容と同じくらい、指導者の質というのも重要なんでしょうね。同じ教科でも教師によって全く成績が違ったりもするものね。という事は、どんなに興味の無い事でも、指導者によっては達人になるまで続けられる、という事かしら」

    • 「あらそう。誰が講師なのかしらね。もしかして私とハイジかしら。言い間違えと聞き間違えばかりの国になってしまいそうね」

  • 「そろばんで相手の弱点を弾き出す方法」…小公女セーラというのをアニメや絵本で見たのですが、そこのミンチン先生が思い浮かびました。

    凄く早くパチパチ計算する子供たちの映像をテレビで見た時、すでに回転の早さで敵わない気がしました。

    今年は習い事を月に1、2回のペースで始めました。私でも習い事をするなんてと、自分で驚きました。

    • そういえば占いは好き(内容によります)で、習いたい気持ちになることはあります。気長にタイミングを待っています。
      占いは、心が強くない私にとっての、自分に意味を感じるためのツールだと思います。
      ずっと昔、西洋占星術を習っていた時期がありましたが、毒舌な先生は他の人をいじっていて、やがて私はやめました。

      ある程度は独学で読めるので、前向きを刺激される&マイペースで参加出来るようなところで学びたいです。(コメント迄。有難うございますm(_ _)m)

    • 「あら、確か厳しい教師とかクラスメイトがたくさんいる作品だったかしら。誰も彼女の大逆転の人生を計算出来なかったんでしょうね。だからといって習い事で占いを習うというのもちょっと違うカンジかしら」

      • 追記をすみません。失礼します。m(_ _)m
        回想しています。占いは、学ぶためであっても、心に入り込むから、いじるのは本当に酷かったような気がします。
        しかしそういう私は占いで人を傷付けてしまったことがあって、自分に深くショックを受けました。
        昨年占って頂いた人に、占いで一番大切なのは人を傷付けないことと諭され、今も感謝しています。

  • 習い事は、ソロバンをやっていました。役にたってるのかなあ…? もうほとんど忘れてしまっているのですが、試験慣れはしたかもしれません。

    • 「あらそう。実際にどれくらい習うとどれくらい役立つのかしらね。中には英語で10桁の掛け算をする人もいるみたいね。絵や写真を見ても数字に見えてきてしまうんじゃないかしら」