うるさいわね。それはそれは忙しく、会話をする暇もない日々を過ごしていたに決まっているじゃないの。クラスメイトと話した事なんて一度も無いけれど、全員の癖を研究していたわ。自分から話し掛ける時だけ緊張してまばたきが多くなる女子もいたし、異性に話し掛ける直前に何故か右耳の後ろを触っている男子もいたわね。授業中に突然目を見開く人とか、授業が始まると必ずまず教科書に目を通すふりをして教科書のにおいを嗅ぐ人とか、普通にしていれば大丈夫なのに頬杖をついた途端に眠りだしてしまう人とか、消しゴムのカスをずっと指でこねくり回している人とか、何故か歴史の時間だけ鼻毛を抜いている人もいたわね。遺跡を発掘する熱意でも刺激されてしまうのかしら。それから……
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ちょっと面倒ですよね。
自分自身が悪癖だと思っている様なものでも、気にされない事があったり、自分自身が特に意識していない癖が、めちゃめちゃ気にされたり…
そしてそれが相手によって180度変わったり。
まあそれこそが個人差と言うものであり、だからこそある程度丁寧なコミュニケーションをとって、相互理解する事が大事なんでしょうけどね。
とーくちゃんもそろそろ、俺と夜の相互理解を深めないか…?(これは紛れも無く悪癖)
「あら、そうね。同じ癖でも相手によって受け止め方が違うでしょうからね。結局は受け入れてくれる人とだけ接していく方が気が楽という事かしら。知らず知らず敵が多くなっているかもしれないけれど」
曲者ですが何か?
「あらそう。時代によってはそのまま斬り捨てられてしまうから気を付けたいわね。クセの強い君主のいる国には近寄らない事かしら」
アドヴァイスありがとう!
添乗員付きのパックツアーにする様にご老公を説得します!
深呼吸するのを忘れていたり、テレビに突っ込みを入れたり、人混みがあればやぐらを探したり・・・
「あらそう。他にもついやってしまう事もあるんでしょうね。深呼吸した途端に記憶を失うような癖もあるのかもしれないわね」
おはようございます。
クセですか。
声がデカいので
小さくしようと思います(笑)
「あらそう。癖のある発言をすれば誰も声の大きさが気にならなくなるかもしれないわね。色々合わさってうるさいと言われてしまうかもしれないけれど」
腹に触るのが癖です。やっぱり気になるところに無意識に手がいくんですね。以前体重が減っていると言いましたが、現在はストップしております。これ以上はもう痩せないんじゃないですかね。
「あらそう。癖には自覚症状があるものと無意識なものとあるんでしょうね。余計な脂肪も自覚症状を持って勝手にいなくなると良いわね」