どうも公認会話士です。
先週に続いて今週も舞台を観てきました。
乃木坂46の5期生メンバーが主演を務めるミュージカル「セーラームーン」です。
乃木坂46によるセーラームーンは2018年と2019年も上演されていて、私は2018年に観に行きました。
えー、あれから6年も経ってるの?というカンジですが、思い返すと1期生と2期生が中心のミュージカルでしたからねぇ。
当時出演していたメンバーでまだ残っているのは3期生の梅澤美波さんだけで後は全員卒業しているわけで、アイドルグループの変化の速さに驚かされます。
4月12日~29日
東京・IMM THEATER
というわけで、約2週間ほどの公演です。
2018年の公演もそうだったんですが、「Team MOON」と「Team STAR」の2チームに分かれての公演となります。
私が観たのは「Team STAR」の公演で、菅原咲月さん、中西アルノさん、一ノ瀬美空さん、冨里奈央さん、川崎桜さんが出演メンバーです。
ちなみにTeam MOONは井上和さん、小川彩さん、岡本姫奈さん、五百城茉央さん、池田瑛紗さんの出演で、直後に他の舞台(ロミオ&ジュリエット)の主演を控えている奥田いろはさんは両チームの公演に映像のみでの出演となります。
2018年公演の時みたいに両チームとも観れたら良かったんですが、今回は断念しました。
当日券はないそうですが、キャンセル待ち抽選券というものがあるようなので、興味のある方は確認してみてください。
(公式ホームページ)
上映時間:2時間45分(休憩あり。スペシャルライブショー含む)
舞台の感想の前に、今作が上演されるIMM THEATERを紹介しておきましょう。
「IMM THEATER」は東京ドームシティ内に新しく完成した東京ドームと吉本興業が共同で運営する劇場で、「IMM」の名前の由来は明石家さんまさんの座右の銘である「生きてるだけで丸儲け」の頭文字だそうです。
私は今年「斑鳩の王子 ー戯史 聖徳太子伝ー」を観て以来、2度目の訪問です。
座席数は705と標準的なサイズの劇場ですが、後方の席の方はオペラグラスを持って行った方が良いと思います!
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ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。
まずストーリーですが、2018年に観た時と同じでした。
もちろん見比べたら細かい違いは色々あるんだと思いますが、扱っている原作の箇所が同じなのでストーリー展開は同じです。
うさぎの恋愛に周囲が振り回されながらも、何とか力を合わせて地球と月を救う感動の物語。
終盤は鼻をすすりながら観ている人も結構いたんじゃないでしょうか。
更に今回は建てられたばかりのIMM THEATERだったので、映像や特殊効果を使った演出がより進化していたと思います。
では最後に乃木坂ファンとして出演メンバーの寸評を載せておきます。
菅原咲月(セーラームーン)
主演という事で一人だけセリフの量が全然違うんですが、間違えたり噛んだりする事もなく素晴らしかったと思います。
どこかの公演中に転んで怪我をしたそうで、先日の朝の生放送でも膝に絆創膏を貼って出演していましたが、この日も怪我を恐れない体当たりの演技で立派でした。
最新曲では何故か選抜落ちをしてましたが、間違いなく将来の乃木坂を背負っていく一人だと思いますし、本来の性格は結構明るい人だと思うので、今度はコメディチックな作品にも出演してみて欲しいものです。
中西アルノ(セーラーマーキュリー)
セーラームーン以外のメンバーはどうしてもそこまで目立たない内容ではありますが、メンバー随一とも噂されるポンコツっぷりを発揮する事なく、そつなくこなしていたと思います。
個人的に今いる乃木坂メンバーの中で一番歌唱力があると思っているので、歌のシーンでもっとソロパートがいっぱいあると良いのにな、と思いました。
史上最速のセンターに抜擢されながらも色々ゴタゴタがあって降板させられたりして、その後ちょっと鳴りを潜めている印象ですが、そのうちまたセンターに返り咲く人だと思うので頑張って欲しいです。
生ちゃんみたいにミュージカルに挑戦してみても良いんじゃないかと思います。
一ノ瀬美空(セーラーマーズ)
観月ありささんがモデルと言われる原作のキャラと比べるとちょっと小柄な印象ですが、知的で格好いい印象は出せていたんじゃないかと思います。
一ノ瀬さんが溺愛し過ぎているという噂の小川さんが同じチームだとクールに芝居出来ないかもしれないので、別チームにしたのは賢明な判断だったのかもしれません。
今作はミュージカルと言いつつ基本的にはそこまで歌とダンスがたくさんあるわけではないので、彼女も得意のダンスを活かすために中西さんと同様に本格的なミュージカルに打って出るのもアリだと思います。
冨里奈央(セーラージュピター)
今回一番驚かされたのが冨里さんで、普段の様子と違って物凄く力強い演技をしていました。
原作のキャラに一番近かったんじゃないかと思います。
特撮物が好きらしいので、今回のような作品への下地があったのかもしれませんね。
コロナの濃厚接触者だったり感染してしまったりインフルエンザだったりで色々と体調面の不運に振り回される事が多い印象の彼女ですが、この公演を完走して自信に繋げて欲しいものです。
それこそ特撮物に出演が決まったりすると良いんじゃないでしょうか。
川崎桜(セーラーヴィーナス)
2018年に観た時と比べると「ヴィーナスがオイシイところを持って行く」印象は少なかった今作でしたが、それでもサポートメンバー4人の中では一番目立つ存在だったと思います。
登場するのは一番遅いですが、存在感がありますね。
川崎さんは大観衆の前でフィギュアスケートを披露したり、大舞台の場数を踏んでいるので堂々とした佇まいを感じました。
今後も他のメンバーにはない特技を活かして、新しい乃木坂像を開拓していくのもアリだと思います。
奥田いろは(プリンセス・セレニティ)※映像のみ
2018年の白石麻衣さんの時も感じましたが、抑揚のない平板さを感じさせる話し方は恐らくキャラクターの設定によるものだと思います。
窮地に立たされているセーラー戦士達を落ち着かせる荘厳さ、という感じでしょうか。
残念がらロミオ&ジュリエットのチケットは取れなかったんですが、そちらでどのような演技をするのか観てみたかったです。
名作ミュージカルの主演を射止めたわけですから、今後の活躍にも大いに期待ですね。
以上、ミュージカル「セーラームーン」を観た感想でした!
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View Comments
月に代わって処刑よ!
「あらそう。実際にはそういう形になってしまっているケースもあるものね。お仕置きで済めばラッキーじゃないかしら」
他には社会奉仕活動とかあります
おはようございます。
セーラームーン、
過去に3回ほど観に行きましたわ。
乃木坂バージョンだと
見応えあったでしょうね(๑˃̵ᴗ˂̵)
「あら、そうね。普段舞台を観ない人も結構いたんじゃないかしら。そういう人が興味を持つきっかけになると良いわね」
セーラームーンやるには、自分が無実潔白じゃ無いとできないですね。
シスターといい、女子は男を思い通りにさばきたいのかも
よく分からないけど。
「あら、そうね。悪い人はやはり悪役を演じるのかしら。などと言ったらとんでもない事になりそうだけれど、とにかく憎らしい悪役を演じれる人は演技が上手いわね」