あらそう。雨が凍っただけでどうしてこんなに神秘的な姿に変わるのかと思いを寄せている最中に雪が唇に降ってきて、その冷たさに一層自然の偉大さを痛感していたところ、こうなったら冬も夏も関係なく雪を使ってカキ氷を食べようと思い立つのよ。ところが冬だからもうどのお店でもカキ氷用のシロップを売っていなくて、探しに探した結果、もう砂糖水で食べるしかないと決意するわ。実際に食べてみると想像よりベチャベチャして美味しくなくて何だかもどかしい気持ちになっていたら、テレビ番組で【雪を食べるのは大気中のゴミを食べているようなものだ】という衝撃の事実を言っているのを聞いてしまうのよ。どうして雪が降る予報が出ていた今日ではなくて昨日のうちにテレビで注意を促してくれなかったのかと怒り狂った結果、何だか頭が痛くなって熱っぽくなって寝込んでしまうわ。熱くて頭がボーっとするから氷嚢を乗せて寝ようと思ったものの、冷凍庫に氷が無くて途方に暮れていると、彼は外にたくさん雪が積もっている事を思い出して、早速彼は外に出てビニール袋に雪をたくさん入れて持ち帰って、袋を頭に乗せて寝ようとしたものの、何だか形が崩れてあまり冷たくなくて、もう雪はこりごりだと思いつつ眠りにつくのよ。そんな彼は夢の中で白銀の世界へと降り立って、雪の妖精と出会う……
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札幌の雪まつり、行ってみたいです。 雨で遊んだりできないし、雨よりも、雪の方が好印象な言葉が多いですね。 雪国、雪景色、雪見大福、雪ガエル・・・。
「あらそう。どうせたくさん降るからには楽しんでしまおう、という子供のような意気込みが良いものね。東京の人は年齢を重ねるごとに雪が嫌いになっていくような印象だから、一度冬に北海道に行ってみるのもカルチャーショックになるんじゃないかしら」
年中かき氷したくてシロップ常備
してます。メロン、イチゴ、みぞれ、
かつお、わかめ、さざえ、
どれにしますか?
「あらそう。結局色が違うだけで全部同じ味らしいわね。だからそのカツオだのサザエだのもシロップになったらきっと同じ味になるわよ」
はい、わかめひとつ、ドバドバドバ
雪合戦、と雪だるまは遊んだので、まだやったことの無い「かまくら」をやってみたいですね、本当に。あったかいとか言うじゃないですか、そこが神秘的なので、、
でも、何かの拍子で壊れたりなんかしたら、人間が押しつぶされやしないかなどという気弱な想像力も働くため、やるには雪(勇気)が要るのでしょうか?要りませんかね、小さければ,はは,
「あら、そうね。作る勇気というより、近所中の雪を掻き集めて必死に作っているのを近所の人に見られても構わない、という勇気が必要になりそうね。でもきっと近所の人も野次馬で集まってきて、冷え切っていた人間関係が雪解けするかもしれないわ」
おはようございます。
雪は冷たいですが、
みゆきさん、暖かい人でしたよ(笑)
「あらそう。雪とか冬の字が名前に入っている人も結構いるわね。紗雪という人も確かいたかしらね」
まあほどほどに降れば雪ってキレイですよね。同じ新潟でも、日本海側と山沿いでは降り方が全然違うので、ミニーさんの言うとおり人々のとらえ方も違うでしょうね。そういえば昨シーズンは沖縄に雪が降ってニュースになりましたよね。僕の近所では雪合戦や雪だるまは出来ますけど、かまくらは難しいですね。
「あら、そうね。地域によって雪の量が全然違うから、どこの出身かで雪に対する認識が大きく変わりそうね。降ったら困る人がいたり、降らないと困る人がいたり、どちらかというと人間が雪に遊ばれているカンジかしら」