ブログネタ:引っ越しの思い出 参加中
「引っ越しってどうなんだろうな」
「引っぱたくわよ」
「何でだよ!変な事は言ってないぞ!」
「うるさいわね。どうせ【この妙な黒い女は一体いつになったら引っ越すんだ。はっきり言って長い期間見続けるだけで苦痛になるような人間だから、こういう 人間には国が引っ越し勧告をしたり、引っ越し費用を一部負担したりするべきだろう。このいつまで経っても立ち退かなかったせいで、超大型商業施設のど真ん 中にポツンと罰ゲームのように残ってしまった古民家のように呪われた女め】と言おうと思ったんでしょう?あなたの言いたい事は何もかもお見通しよ」
「そんな事言うわけないだろ!お前が引っ越しちゃったら最悪だぞ!毎日会えないと嫌だぞ!」
「……うるさいわね。そんな言葉で私の孤独な過去の記憶がどこかへ引っ越すと思ったら大間違いよ。それどころかおかしな感情が引っ越してきてしまうんじゃないかしら、いかがわしいわね」
「いや、何の事だかよく分からないけど、とにかく引っ越しをするのってどんな気持ちなんだろうな。僕達は生まれた時からずっと同じ家に住んでるからな」
「さぁ、どうかしらね。新しい環境になっても基本的には変わらないんじゃないかしら」
「そうか?でも土地も人も全部変わるんだぞ?」
「ええ、そうね。でも引っ越す本人は元のままじゃないの。引っ越した先では新しい気持ちでたくさん友達を作って今まで以上に楽しく暮らしたい、なんて夢を 観たりしない方が良いわよ。今まで友達が出来なかったような人は結局引っ越した先でも友達なんて出来ないに決まってるものね」
「まぁ今まで友達がいなかった場合は余程無理をして明るく振る舞ったりしないとダメだろうな……じゃぁ元々友達が多かったタイプなら大丈夫なんじゃないか?」
「ええ、そうでしょうね。でも新参者がいきなり人気者になったりすると、引っ越した先で今まで人気者だった人から反感を買うわよ。下手すると一気にいじめに発展する恐れもあるわね」
「やっぱり引っ越しは難しそうだな……何だか人間性まで一気に変わっちゃう可能性もあるんじゃないか?」
「さぁ、どうかしらね。子供の世界は狭いから、人間関係の変化に大きく左右される事もありえるわね。だから親としては【友達なんて出来なくても良い】とか【学校なんて行かなくても生きていける】と教えておくのが良いんじゃないかしら」
「なるほど。無理して頑張らなくても良い、って思わせる事でリラックスさせるわけだな。自然体でいる方が皆と仲良くなるのも早いだろうからな」
「違うわよ。新参者だからと気に食わない態度で接してくるタイプと大喧嘩をして一気に不登校になるために決まってるじゃないの。何を考えているのかしら」
「何を考えてるのか分からないのはお前だぞ!アドバイスがホントの意味になっちゃってるじゃないか!」
「うるさいわね。親が子供に嘘なんて教えたらそれが一番のトラウマになってしまうわよ。友達も学校も必要ないのは本当の事じゃないの。親を見ていればそれはある程度伝わっているんじゃないかしら」
「いや、別に親は人間関係で今までの場所を追われて引っ越してるわけじゃないはずだぞ……と、とにかく引っ越しても自分は自分、ってカンジでやっていくしかないんだろうな。どんな人がいるのかなんて、実際に引っ越すまで分からないからな」
「ええ、そうね。どうせ誰とも接しないんだからあれこれ想像して心配するだけ無駄よ。頭の中は必要ないわよ」
「誰とも仲良くならないのが前提だとまた逆におかしな態度とかになりそうだけどな……まぁ数人と親しくなれれば充分か」
「違うわよ。あなたしか必要ない……って、何を言わせるのかしら、みっともないわね」
「ううっ、そっか。僕さえいれば他に誰もいらないって意味だったのか……そんなに思われてるなんて感激だ……」
「お互いに他の誰かとなんて親しくなれるはずもないものね。仕方がないんじゃないかしら」
「……僕ってそんなに付き合いづらいのかな……確かに友達がいないけど……何だか心配になってきた」
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外国から外国への引っ越しが多かったので、親友というほどのはできなかったな。あの頃もしもEmailが普及していたら、今頃はちょっとした国際人だったかも。
「あらそう。子供にとっては環境の変化は大きいけれど、でも慣れてしまうのも早い印象だものね。引越す前の人間関係が続くのは恐らく珍しいんじゃないかしら。メールもそのうち億劫になりそうだけれど、果たしてどうかしらね」
こんにちは
引っ越しすると環境が変わりますね。
引っ越しマニアの方は良いのですが、
変化を求めたくない場合は避けたいです(-_-;)
「あら、引越しマニアという状況になるのはどういう人なのかしらね。一生のうちに何回くらい引越すのかしら。もしかしたらちゃんと世界記録でもあるのかもしれないわね」
俺の母親は 俺の友達にうるさい方でした 誰々と付き合うな、誰々と遊びなさいって、押し付けじゃなかったから 俺も軽く流していたけど…うるさいじゃなくて 注文が多かったの方がニュアンス的にあっる感じがします
母さんの気持ちも わかるんだけど 友達は自分で選ぶべきだと… 当たり前の事ですね
でも母親が心配するのも当たり前で そこは悪く思ったら駄目な所ですね
だから俺は 心配だけど子供の友達の事 とやかく言わないように気をつけています…と すみません話しがすごく脱線したけど 今日のブログ読んで思った事書きました
引っ越しの思い出は 俺なら 父親と母親と 明日から違う所に住みますって だから三人ですき焼き食べた事 今でも大切な思い出です
公認会話士さんは どんな思い出ありますか?
「あらそう。色々と言われると逆に反発して禁止されたような人達と付き合ってしまう、という要素もあるでしょうね。最近あれこれ口出しするタイプの親はそういうのが良く分かっていないんじゃないかしら。あら、書き留めている人も確か引越したんだったわね。意外と生活は変わらないんじゃないかしら。それよりブログの引越しの方が一大事でしょうね」
おはようございます^^
引っ越しして1年経ちましたが、未だに、納戸には十数個の段ボール片し終わってない(*_*; このままでイイかなって捨てるも捨てられない思い出モノ。
「あらそう。1年使わなかったなら今後も使わない可能性が高そうね。多くの荷物を箱に詰めて整頓する手間を考えると、そのまま保管しておくのも悪くないんじゃないかしら」
ミッキーさんに友達がいない??に、しばらく意外だったのですが…
周りから、憧れられている二人だからだと思います。
男が放っておく男には思えないです。
もし私が同じ高校なら、ミニーさんに憧れても、
なかなか身の保身で話し掛けられそうもありませんが、
そのミニーさんと親しいミッキーさんにも緊張しそう。
「あら、私と違ってクラスメイト とも話したりしているみたいだけれど、でもあまりそういう機会は見かけないわね。いつも私が傍にいるからかしら。って、あまり妙な事を言わせないでちょうだい」
中2のときに今の家に引っ越してきたんですが、あんまり覚えていません。
まあ引っ越しと言ったって同じ町内ですからねえ。単に移動と言うべきなのかな。
「あらそう。そんな近くに引っ越してくる事もあるのね。景色があまり変わらなくて、つい今までの家に帰ってしまったりする事はないのかしら。新しく住み始めた人が大事に住んでいるかどうかつい気になってしまいそうね」