執筆日記 観劇

鈴木杏、ブルゾンちえみ主演舞台「フローズン・ビーチ」を観た感想

更新日:

どうも、公認会話士です。
いつも乃木坂46のメンバーが出演する舞台ばかり観ている私ですが、今回は珍しくそうではない舞台を観てきました。

鈴木杏、ブルゾンちえみ、花乃まりあ、シルビア・グラブの4人が主演する舞台「フローズン・ビーチ」です。

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公演情報

7/12(金)~7/14(日)
神奈川・杜のホールはしもと・ホール(プレビュー公演)
7/25(木)
新潟・長岡市立劇場・大ホール
7/28(日)
福島・いわき芸術文化交流館アリオス 大ホール
7/31(水)~8/11(日)
東京・シアタークリエ
8/16(金)~8/18(日)
大阪・サンケイホールブリーゼ
8/21(水)
静岡・静岡市清水文化会館マリナート
8/23(金)
愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
8/28(水)
高知・須崎市立市民文化会館
8/31(土)
香川・レクザムホール(香川県県民ホール)小ホール

というわけで、日本各地で約1か月半に渡って公演されます。
舞台は大体2週間くらい公演して終了する作品が多いので、人気がある事が分かります。

私は東京公演の初日のチケットに当選しました。
各公演、当日券があるようなので、興味のある方は劇場に問い合わせてみましょう。
私は今回8列目というかなり良い席だったんですが、開演前の係員の動きを見る限り、隣5席はどうやら当日券用に割り振られていたっぽいです。
当日券でも結構良い席が手に入るかもしれませんよ!
公式HP

あらすじ

舞台は、大西洋とカリブ海の間に浮かぶリゾート・アイランドにある別荘のリビング。
別荘の持ち主・梅蔵は島を開発している資産家であり、双子の姉妹・愛と萌の父親である。
愛を訪ね、バカンスにやってきた旧友の千津とそのエキセントリックな友人・市子。
愛と千津は、ただならぬ雰囲気を漂わせている。
そこに、梅蔵と後妻の咲恵が予定より早く旅行先から戻って来る。咲恵のせいで母が自ら命を絶ったと思っている愛は継母である咲恵と、病弱ゆえに父の愛を独占する萌を妬ましく思っている様子。
そんななか、市子がひょんなはずみで愛をベランダから突き落としてしまう。
それから、8年。
それぞれの人生がさまざまに変化する中、同じ別荘のリビングに集まった4人。
そこで待ち受けていたのは衝撃の真実だった。
そして更に8年の年月が流れ…。
16年にわたる女たちの複雑に絡み合った運命は思わぬ結末をむかえる。
(公式HPより)

というわけで、4人の女性によって展開していく密室劇です。
1998年以降、何度か上演されてきた舞台の再演となります。
殺人事件などが絡んできそうな物語なので、暗い展開になるのかどうかが気になるところですね。

シアタークリエ

さて、では舞台の感想の前に東京公演の劇場となるシアタークリエを紹介しておきます。

日比谷にある18階建て「東宝シアタークリエビル」の中にある劇場です。
以前は芸術座と呼ばれていました。
750席あった客席をより舞台が観やすい611席に改良し、なんと支配人・プロデューサーは全て女性だそうです。

観やすく改良されているとはいえ、後方の席の場合はオペラグラスを持っていった方が良いと思います。

前述の通り私は前から8列目でしたが、舞台が凄く近く見えました。
座り心地も悪くないですが、隣の席とはかなり近くて狭かったです。

観た感想

さて、ではなるべくネタバレしないように感想を。

まず観る前に感じた「暗くなりそう」という懸念ですが、そういう事は全くありませんでした。
むしろブラックジョーク、ブラックユーモア満載で、コントのような軽妙なやり取りも多く、笑いどころが多かったです。
1987年、1995年、2003年が舞台となっていて、その時代を生きた人にとっては特に懐かしくて楽しめる内容なんだろうと思います。

個人的には1995年の場面で「オ○ム真理教」の一連の騒動をガッツリ物語の中に取り込んでいた事に衝撃を受けました。
これがドラマや映画だったら「不謹慎だ」の誹りを受ける可能性もありますが、一つの劇場の中の目の前の舞台上でこっそり上演される舞台だからこそ出来るやり取りで、こういう危険なネタは私が舞台を観にいくのが好きな理由の一つでもあります。
まぁ大体はその場のノリと言いますか、アドリブっぽく取り入れられる事が多いですが、今回の「オ○ムネタ」は物語に大きく関わってくるので、全公演で扱われるものと思われます。

登場人物は4人全員がエキセントリックというか、平たく言うと「キ○ガイ」ばかりのように感じますが、それぞれの思惑が折り重なり、いつしか離れられない運命共同体のようになっていく様は興味深かったです。

先が読めない展開で最後まで楽しめました。
もしかしたら結末なんてどっちに転ぼうがどうでもよくて、展開を見せる事を目的にしている物語なのかもしれません。
人気の作品である理由がよく分かりました。

以上「フローズン・ビーチ」の感想でした!



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