どうも公認会話士です。
コロナ禍に見舞われた2020年もいよいよ暮れようとしてる時期ですが、いかがお過ごしですか?
私は最後の最後にやっぱり舞台を観てきました。
元乃木坂46の若月佑美さんが出演する舞台「おっかちゃん劇場」です。
スポンサーリンク
公演情報
12月23日~30日
東京・本多劇場
※ライブ配信ステージ
12月27日(アーカイブは31日まで)
というわけで約1週間の短い期間の公演ですが、あの下北沢・本多劇場の1年間を締めくくるこの時期の公演に選ばれるというのは中々のものです(何を言っているのかよく分からないですが)。
当日券があるかもしれないので、興味のある方は問い合わせてみましょう!
公式ホームページ
あらすじ
記憶は―――色あせず 消えない…
いつからだろう。
母が私を私だとわからなくなったのは。
母は病気をわずらった。忘れていく病気。
そんな歳でもないのに。
ある日それは突然はじまった。母が急に誰かと話し始めた。まるで母が演じる一人芝居のようだった。
(モデルプレスの記事より抜粋)
公式ホームページにあらすじの記載はなく、他のページに載っていたあらすじも何とも簡素なものです。
どんな物語なのか、とにかく舞台を観てくれ!という事なんでしょう。
本多劇場
さて、では物語の感想の前に、まずは本多劇場の感想を。
【役者にとって憧れの舞台】とも言われる下北沢の本多劇場は今回で2回目です。
コロナ禍で日本中の多くの舞台公演が中止になる中、いち早く一人芝居の配信公演に取り組んだ劇場でもあります。
駅を出てすぐの場所なのでアクセスは良いですね。
人の往来も多いうえに道幅が狭く入り組んでるので、なるべく車では行かない方が良いでしょう。
今回も、前回来た時も駅前で大規模な工事をしてましたが、完成したら一体どういう駅前になるんでしょうか。
386席しかありませんが、紀伊国屋ホールみたいに横が狭い構造なので、後ろの方の席の場合はオペラグラスなどがあった方が良いでしょう。
舞台の感想
ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。
九州で中華料理屋を営む母(渡辺哲)と娘二人(田中麗奈、若月佑美)の物語です。
いつしか母は若年性アルツハイマー病になり、お店は長女に受け継がれる……というのが大まかなストーリー。
テーマ的にはシリアスで重々しいものにする事も出来たでしょうが、お店の常連さん達とのドタバタなやり取りはコメディ全開で面白かったです。
田中麗奈さんと駿河太郎さんはほぼ出ずっぱりでセリフ量も多くて大変だろうなぁ、というカンジ。
特に田中麗奈さんは小学生時代から演じて、それでも違和感のない童顔っぷりはもうほとんど奇跡です。
若月佑美さんが出てくるシーンはちょっとシリアス寄りになり、グッと引き締まります。
一見ありがちで凡庸な日本の家族の物語ですが、今の時代はそんな昔ながらの家族というのは結構貴重なのかもしれませんね。
最後は客席からすすり泣く声も多く聞こえ、特に子育てをしている母親世代の方には刺さる内容だったんじゃないかと思います。
一人の陽性者も出ず、このまま完走してくれる事を願ってます。
乃木坂ファンとしての感想
では最後に若月佑美さんの寸評を。
若月さんの舞台を観るのは「あさひなぐ」「スマートモテリーマン講座」に次いで3作品目です。
何かもっといっぱい観ていたようなイメージなんですが、乃木坂時代のPVや最近のドラマ出演の印象が強いみたいです。
何というかもう、出てきた時の存在感がスゴイです。
最近の活躍ぶりで自信をつけたというか、輝きが思い切り増してますし、乃木坂時代よりも更に美しくなってます!
映画やドラマだけでなく、また舞台に出演してくれたのが嬉しいですね。
休憩時間に後ろのマダム2人が「妹役の子良いわね。名前なんていうのかしら」なんて話してる声が聞こえて、自分の事のように嬉しくなりました。
「若月佑美ですよ。元乃木坂46です。ただのアイドルグループじゃないんです」と言いたかったですが、声を掛けるのは辞めておきました。
来年以降もきっと多くの作品で目にする事になるんじゃないかと思います!
以上、舞台「おっかちゃん劇場」の感想でした!
公認会話士が出版した小説一覧はこちら