どうも公認会話士です。
今月も舞台を観てきました。
今年は今のところ月１のペースで観れてるので、まぁまぁ良いカンジです。
今回は乃木坂４６の田村真佑さんが出演する舞台で、タイトルは「たぶんこれ銀河鉄道の夜」です。
オールナイトニッポン５５周年記念公演という事で、どうラジオと関係しているのかは謎ですが、名作をいい塩梅でコメディに落とし込んでくるのではないかと予想してチケットを取りました。
公演情報
【東京公演】
日程
2023年3月17日(金)～4月2日(日)
会場
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
【愛知公演】
日程
2023年4月8日（土）4月9日（日）
会場
ウインクあいち 大ホール
【高知公演】
日程
2023年4月11日(火)
会場
高知県立県民文化ホール・オレンジホール
【大阪公演】
日程
2023年4月15日(土)4月16日(日)
会場
サンケイホールブリーゼ
というわけで、全国４都市を約１ヶ月で回る比較的大きな公演です。
当日券もあるみたいなので、興味のある方は劇場に問い合わせてみましょう！
公式ホームページ
あらすじ
アナウンス「銀河ステーション、銀河ステーション」。
ナオは気がつくと列車の中にいた。
桔梗色の空、銀河の岸。
あー、たぶんこれ銀河鉄道の夜。
まえに劇でやったから知ってる。
けどなんで私が。
いや、心当たりはある。
裏山に登ったのだ。
なんで私ばっかり、みたいな心持ちで。
ナオは地方住みの美容師。
日々を生きているが、なかなかつらい職場ではあり、練習会でライブへも行けず、そしてツイッターがプチ炎上。
そうしてジョバンニよろしく裏山へ。
同じ車両には、ライブに行ったはずのレナも乗ってる。
っていうかあれ、職場の先輩。
なんで？ っていうか、思ったより人、多いな。
こんなんだったっけ。
窓の外は、宮沢賢治が描いたあの風景。
幻想的ってこういうことか。
えっまだ乗ってくる？ 全員座れなくない？ ここで車掌が出てきてアナウンス。
なんか乗車率のおわびと、ゲームの説明みたいのが始まった。
えっと、これは銀河鉄道の夜、と思うんだけど、たぶん。
（公式ホームページより）
というわけで、銀河鉄道の夜を題材にした物語ですね。
それがどう上手く絡んでくるのか楽しみです。
上演時間：２時間（休憩なし）
紀伊國屋サザンシアター
さて、舞台の感想の前に、東京公演の劇場となる紀伊國屋サザンシアターの紹介をしておきましょう。
新宿駅南口のタカシマヤタイムズスクエア南館７階にある劇場です。
座席数は４６８なので、東口の紀伊國屋ホールよりはちょっと大きいですが、平均よりはちょっと小さめの劇場ですね。
タイムズスクエアにある紀伊國屋には昔よく来ていたので、劇場があるのはずっと知ってましたが、今回ついに初めての観劇です。
後方の席の方はオペラグラスがあった方が良いと思います！
観た感想
ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。
銀河鉄道の夜の物語を知っている人達が同じ状況に出くわしたら一体どうなるのか？みたいな物語でした。
個人的に演者がストーリーテラーをしたりト書き読んだりする演出は好きじゃないんですが、今作はその要素が強めの舞台でした。
まぁあくまで好みの問題なので、こういう演出もアリだと思います。
コメディとして使う場合、笑いも生み出しやすいですしね。
でもこれは文字だけの小説じゃなくて姿も動きも見える舞台なので、そこは演じる事で表現して欲しい、というのが私の意見です。
物語は現代版銀河鉄道の夜としてよくまとまってたと思いますが、ちょっと登場人物が多過ぎる気がしました。
登場人物を半分くらいにして、その分全員の過去の失敗をもうちょっと掘り下げてくれたら嬉しかったです。
まぁこれも好みの問題で、私は登場人物が少なければ少ないほど好きだったりするので、ここも人によって感想は分かれるんじゃないかと思います。
そういえば今作と同じ上田誠氏の脚本で「続・時をかける少女」という舞台を以前観た事を思い出しました。
過去の名作を踏襲して新しい物語として見せるのが好きな方なのかもしれませんね。
最後に乃木坂ファンとして田村真佑さんの寸評を。
彼女の舞台を観るのは今回が初めてでしたが、緊張も見られず自然体で堂々としていてとても良かったと思います。
２０１９年版のセーラームーンに出演してからは舞台の出演が全く無かったみたいですが、ようやくコロナが演劇界に与える影響も少なくなってきたので、今後は精力的に舞台に挑戦していって欲しいですね。
以上、舞台「たぶんそれ銀河鉄道の夜」を観た感想でした！
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