執筆日記 観劇

小日向文世、高橋克実、浅野和之、大谷亮介、平田満出演舞台「海をゆく者」を観た感想

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どうも公認会話士です。
あれだけ長く暑かった夏が終わったら一気に寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私は今月も舞台を観てきました。
「海をゆく者」という作品で、過去に2回上演されている人気作のようですが、私は今回観るのが初めてです。

今年は恐らくこの作品で最後の観劇となりそうです。
年明けすぐに明石家さんまさん主演の舞台を観劇予定なので、そちらも今から楽しみです。

では、舞台の感想の前にこの作品を紹介しておきましょう。

公演情報

東京
PARCO劇場
2023年12月7日(木) 〜2023年12月27日(水)

新潟
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
2024年1月7日(日)13:00開演

愛知
穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
2024年1月12日(金) 〜2024年1月14日(日)

岡山
岡山芸術創造劇場ハレノワ中劇場
2024年1月17日(水)13:00開演

福岡
キャナルシティ劇場
2024年1月20日(土) 〜2024年1月21日(日)

広島
JMSアステールプラザ 大ホール
2024年1月24日(水)18:00開演

大阪
サンケイホールブリーゼ
2024年1月27日(土) 〜2024年1月29日(月)

というわけで、約2ヶ月間で7都市を回る大規模な公演です。
これだけでも人気の高さが分かりますね。
各公演とも当日券があるかもしれないので、興味のある方は劇場に問い合わせてみましょう!
公式ホームページ

あらすじ

アイルランド、ダブリン北部。
海沿いの町にある古びた家に、若くはない兄弟が二人で暮らしている。
兄のリチャード(高橋克実)は大酒のみで、最近、目が不自由になり、その世話のために戻ってきたという弟のシャーキー(平田 満)は、酒癖の悪さで多くのものを失い、今は禁酒中。
陽気で解放的な性格のリチャードは、クリスマス・イヴも朝から近所の友人アイヴァン(浅野和之)と飲んだくれ、シャーキーが顔を合わせたくないであろう男ニッキー(大谷亮介)を「クリスマスだから」とカードに誘ってシャーキーを怒らせる。
さらには、ニッキーが連れてきた一人の男、ロックハート(小日向文世)。
彼こそが、シャーキーが忘れたくとも忘れられなかった男だった。
(公式ホームページより)

酒浸りのおじさん5人のお話、という事で、どのような掛け合いになるのか楽しみですね。
過去2回の公演は、高橋克実さんの役・リチャードを吉田鋼太郎さんが演じたそうで、残りの4人はそれぞれ初演からの再演となります。

上演時間:2時間50分(休憩20分含む)

PARCO劇場

では舞台の感想の前に、東京公演の劇場となるパルコ劇場を紹介しておきましょう。

名前の通り渋谷パルコの中(8階)にある劇場で、2019年11月にリニューアルされました。
客席数が458から636に増え、小規模から中規模の劇場になりました。
私は「ショーガール」、「愛が世界を救います」を観て以来、3度目の訪問です。

今回も前の方の席だったので持っていかなかったですが、後ろの方の席の方はオペラグラスを持っていく方が良いでしょう。
席の良し悪しに関係なく演者の表情がよく見えるようになるので、観劇の満足度がグッと上がります。
軽くて倍率がほどほどのオペラグラスがオススメです。

観た感想

ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。

まずは物語ですが、序盤は飲んだくれ達のいつもの軽妙で遠慮のないやり取りというカンジで、そこそこコメディ要素が強めです。
ところが、小日向文世さんの登場で雰囲気が変わり、ヒリヒリした心をえぐるようなやり取りが増えてきます。
平田満さんと小日向さんの駆け引きは終始ハラハラして楽しめました。
一言で言うなら、過去の過ちは消えないけれど、人には誰でも自分を愛してくれている人がどこかにいるものだ、というのがテーマでしょうか。

何はともあれ演者が5人とも名優で達者な方達なので、コメディも完璧ですし、喧嘩のシーンも迫力満点でした。
しかもセリフの無い場面でも細かく何かし続けていたりするので、全員に注目し続けるのが良い意味で大変でした。
かえって中央より後ろの席の方が全体を見渡せて良いかもしれません。

以上「海をゆく者」を観た感想でした!
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