戦国時代や幕末の生活は大変？それとも現代より快適？

あらそう。良かったわね

あらそう。良かったわね

あら、だって昔は大体する事なんて限られていたじゃないの。余計な事を考えずに生きていけたんじゃないかしら。人類は自由ばかり求めて支配者を倒して近代化と民主主義を推し進めてきたけれど、人生の選択肢が多ければ多いほどそれは悩みに繋がるのよ。何でも自分で自由に決められるとか言いつつ、自分に何が向いているのかとか、どう生きれば幸せになれるのかとか、そんな事は誰も一切教えてくれないわ。長い寿命と自由な選択肢は本当に幸福をもたらしたのかしらね。手にしたのはストレスと鬱病だけなのかもしれないわよ

ええ、そうね

ええ、そうね。反論しようとしただけで切腹させられるような時代じゃないの。どれだけ正論を並べて弁が立ったとしても、【気に入らない】の一言で首を切られたら終わりだものね。自由の無い世の中では真実なんて何も知らない方が幸せなのよ

あら、そんなのは生まれた場所によって全く変わってしまうじゃないの。どんな思想を持っていたとしても、住んでいる藩の意向に従わなければいけない時代だものね。自由なんて無いと先程から言っているじゃないの

さぁ、どうかしらね。どちらにもつかずに兵力も解体して、公平な地になって成り行きを見守った方が良いんじゃないかしら。住民は君主の名誉を守るために存在しているわけではなくて、君主が住民の生活を守るのが本来あるべき姿だものね。だから無闇に兵力なんて持たずに誰にとっても害の無い存在になるべきよ。下手に兵力を持ったりするから相手も兵力を持って攻め込んでこなければならなくなるのよ

あら、こちらが和平の態度をしているのに妙な動きをしたら黙っていないわよ。訓練された忍者の集団を何だと思っているのかしら

うるさいわね。油断して入り込んだ他藩の人間を全く外部に漏らさず捉えてしまうのが本来の姿じゃないの。少ない兵力でも全く犠牲を出さずに勝つには頭を使うしかないのよ

あら、そうかしら。最初の部隊はすぐに催眠と洗脳を済ませてしまえばいくらでも利用出来るわよ。って、一体何の話なのかしら。何故か頭を使って敵を倒した君主は後々悪役として伝えられてしまう風潮があるから気をつけてちょうだい

しつこいわね。国内がどっちに転ぼうが外国からの干渉は逃れられなかったでしょうし、遅かれ早かれ同じような日本になったんじゃないかしら。だからどちらでも良いわよ。アメリカに願うだけだもの

違うわよ。あなたに出会うだけだもの、って言ったの。それ以外に歴史の重要性なんて……って、何を言わせるのかしら、みっともないわね

あらそう。当時は平民よりも下の位で差別されていた人達もいたから、ちょっと難しいんじゃないかしら