【会話ブログ】 ミッキー+ミニー

たった一つのメニューでも万人受けさせられる秘策とは?

投稿日:

ブログネタ:喫茶店で何飲む?

ミッキー
つい同じものばっかり注文しちゃうお店ってあるな
ミニー
ええ、そうね。フライドポテトしか注文しない面白味のない味覚の無い味気ない女で悪かったわね
ミッキー
僕は何も言ってないぞ!って、でもそうか。お前はどこのお店でもフライドポテトだな
ミニー
ええ、そうね。だから同じものを注文するというか、一つしかないものを注文しているだけという感覚だけれど、視野の狭い女で悪かったわね
ミッキー
いや、だからそんな事は言ってないってのに。僕だって色々メニューがある店なのにいつも同じのを注文しちゃったりするからな。新商品も興味があるんだけどさ
ミニー
あらそう。新商品は他の人が大勢注文しているからあえて注文しなくても良いんじゃないかしら。どうせ我先に新商品に飛びついた人はその日のうちにブログに書いたりするでしょうからね。注文しなくてもどんな味か分かってしまうわよ
ミッキー
そ、そっか。まぁ食べもの系のブログも多いからな。僕達もその要素があるし。って、味の感想を読んで味が分かるのか?
ミニー
あら、当たり前じゃないの。何を驚いているのかしら
ミッキー
いや、フライドポテト以外のものの味はほとんど分からないって普段言ってるからさ。でも文章にされれば理解出来るカンジなのか
ミニー
まぁ、そんなもので味なんて分かるはずがないじゃないの。注文するまでもなく味なんて感じない事が分かってしまう、と言っているのよ
ミッキー
そういう意味か!意外と試してみたら味が分かるかもしれないぞ!
ミニー
あらそう。私に限らず味覚音痴の日本人が増えているみたいだものね。そういう人に合わせてどんどんお店の味付けが濃くなっていく可能性があると思うわ
ミッキー
なるほど。でもちゃんと繊細な味が分かる人には濃くてしつこく感じるんじゃないか?
ミニー
ええ、そうでしょうね。だから同じメニューで味の濃さを選べるようにすれば良いのよ。例えば辛さを選べるカレー屋に行く度に少しずつ辛さを増していってついに一番辛いカレーを食べてみたところ、何だか痛いだけで全く辛く感じなくて、よくよく考えたら二段階目の辛さの時点で痛いだけだった気がして、実は最も辛くないカレーが一番辛かったんじゃないか、と気付いてしまったようなものよ
ミッキー
例えと言いたい事が微妙に違う気がするけど……と、とにかく今の話だと、喫茶店で濃いコーヒーとかがあるじゃないか。あれは味は分かるのか?
ミニー
あら、コーヒーなんて香りを楽しむためのものなんじゃないのかしら。味なんて全く感じないわね
ミッキー
そっか……でも僕の記憶では、お前は濃いコーヒーを注文した事が無いんじゃないか?今度試してみたら良いと思うぞ
ミニー
あらそう。それは楽しみね。どう鼻に効くのかしら
ミッキー
いや、だから香りじゃなくて味も感じて欲しいんだけどな
ミニー
違うわよ。どんな話を聞けるのかしら、って言ったの。コーヒーなんて一番安いので良いのよ。それで濃い会話をするのが楽しいんじゃないの、って、何を言わせるのかしら、みっともないわね
ミッキー
ううっ、そっか。喫茶店で最も重要なのは僕との会話って意味だったんだな……だったら無理して高くて濃いコーヒーを注文しなくても良いか
ミニー
あらそう。でも薄いコーヒーでは眠ってしまうんじゃないかしら。あなたの会話が物凄く薄い可能性があるものね
ミッキー
普段全然寝ないお前が寝るほど薄い内容ってよっぽどだと思うぞ!

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